22時になりますよ?
時折、
でっかいあくび。
開けながら、
長方形のリビングの隅っこです。
ちょちょぎれる涙の粒。
TVは真反対側。
ダウンライトだけでちょっぴり明るさ落としている部屋。
湯上りのままの君は、
首にバスタオル巻いたまま。
大好きなTVに毎日噛り付いてたっけ。
僕は万年。
そんな後ろ姿だけを見てた
懐かしい記憶は、
浮かばない日がないくらい。
未だにこっくりこっくりしながら、
頑張ってTV命になっていた君の時間。
残影がこの部屋に生きているよ。
不意に、
洗いざらしのままの髪の匂い。
僕の鼻に浮かんでしまった。
そう自覚すると、
部屋中の空気。
全部。
まるごと。
ぜんぶ。
君の匂いだ。
また今夜も、
現れ始まった。
頭の大きさとアンバランスな華奢な後ろ姿。
対角線の位置で、
僕に背中を向けたまま。
TVに魅入っている夜。
そんな時間か、
月曜日。
終えようっと、
睡魔に襲われるまでの時間。
空気と対話して、
聞き耳を立てていることにしようと思います。
退屈ブログでした。
またね。
ばぁいばぁい👋
あつし。