雨の夜☆
結構な雨量の水戸地方です。
雨樋から、
落ちていく雨も、
窓ガラスに、
当たる音も静かにゴツゴツ響いていく。
水戸の街中、
今の夜は真っ暗です。
今になってじゃないか、
もう何年も前からかな。
夜、
ボクシングに行く時も、
ボクシング終えて帰る時も、
もう何年間も見てきたから余計に眼に浮かぶ。
時代も変わってしまい、
郊外店が主流だし。
今時ね、
駐車場の無い駅近なんて、
敬遠されてしまうし。
駐車場を確保していれば?
逆に辺鄙な場所でも行けちゃうもんね。
安心して停められる分。
ボクシング。
明日?
行けるかな?
それ以前か、
行く気力が有るのかどうかって言った方が、
近いか。
何かに付けて、
それらを注力して来た時間。
長い長い年数をも。
あわよくば生死を賭した試合にまで、
大袈裟なんてこれぽっちも無いくらいに、
全てを賭して来た年数だった。
全てを理解した上で、
こんなヤツに、
自由を与え続けてくれて有り難う。
何十年間をも。
全てに全霊巻き込んで、
僕の全部の全部に、
懲りずに向き合ってくれてて有り難う。
隣で笑ってくれてて有り難う。
涙にも向き合ってくれて有り難う。
見て見ぬ振りし続けてくれて、
有り難う。
今は、
今日は、
これで精一杯だけど、
浮かぶ事が整理着かないから、
日々漏らしてしまうかも知れない。
時間のジェットコースターに、
酔い過ぎて吐きそうになるけれど、
伝える術は無いけれど。
時間の闇に飲み込んで貰って、
気付かぬ内に?
暗い夜が、
僕から去ってってくれますように。
by おやじボクサー