よく「海抜0メートル」なんて言い方をする。
海面上昇を問題にしたのは津波より
地球温暖化での海氷が解けた影響によるものだったように思う。
実際、津波が襲ってきた場合と
単純に海面が上昇したのでは同じ状況を考えづらいと思う。
しかしながら
津波によって一時的にであれ上昇した海面は陸地にどのような影響を及ぼすものか
河川への海水流入によって起きる影響はどんなものか
気になってしまう。
この図は
海面が1m上昇した際に浸水する危険性がある場所となるだろうか
今回、津波の被害がとても大きかった地域
現在、福島第一原子力発電所がある福島県周辺
そして、やはり津波の被害が多かった外房周辺と
東北と同様に未だ地震が頻発する茨城県・千葉県、そして東京近辺
これは、海面上昇5mの場合。
太平洋側だけではなく日本海側も、特に新潟は海抜の低い土地が多い様子。
中部および関西もこのように海面上昇によって心配されるエリアは広い。
この地図は
このサイトから切り取ったもの
興味のある方は是非ご覧いただきたい。
ただし、これはあくまでも地面の高さを参考にしているにすぎないであろう地図であり
これを理由に安易な不安をあおる行動は慎んでいただきたいものだ
どんな状況でどのような被害が予想されるのか
短期的に、もしくは長期的に海水によって水没もしくは浸食されることさえも
そして何も被害が出ないことも有り得ることを
簡単にシミュレーションできるものではないことを考えていただきたい。
日本以外の国の状況も見ることができる
わが身の心配より
これから先の世代を考えて
どんどん進んでいる環境破壊と地球温暖化の及ぼす影響についてより深く考えてもらいたい。