とても大切な姿勢だと私は考えます。
『ダメだ、、、』
と、直ぐに根を上げる事が癖になっている人が目に付きます。
そして誰かが『ダメだ、、、』と言ってくれるのを待っている人も多いのです。
言ってくれたら、そこに乗ってしまえば、言い出しっぺより咎められる確率は低くなりますから、その点では言い出しっぺより姑息です。
かたく言えば、目的達成のために死力を尽くして活路を見つける姿勢が無い、という事になります。
目標すら見えていない場合は、論外です(笑)
諦めない姿勢は、教育で育まれてきたことでしょう。
学校教育で育まれたなら、直ぐに根を上げて諦める者は少ないはずです。
学校以外の教育の場で育まれてきた姿勢だと思うのです。
一番はやっぱり家庭でしょうね。
親の言動を見て子供達は育ちます。
親が諦めのはやいこらえ性の無い言動をしていれば、子供もそうなるでしょうからね。
二番目は習い事でしょう。
ピアノやバレエ、算盤に、もちろん書道教室などの習い事です。
一つのことを諦めずに何年もお稽古しなければ、かちとれない貴重なものがある事を身をもって経験するからです。
習い事の先生は学校の先生とはスタンスが違います。
学校の先生は教育のエキスパートですが、習い事の先生は、その道のエキスパートなのです。
ですから、技術の習得に必要な事を何度も何度も言って、やらせて、直して、見せて、やらせて、褒めて、またやらせるのです。
習い事の先生は、決して諦めません。
諦めずにお稽古することで、何かを習得した喜びを知っているからです。
私はその事を伝えたいのです。
結果として、簡単に諦めない姿勢が身につくのです。
諦めない姿勢を持った子供達は、成長して社会に出てからきっと大きく活躍してくれることでしょう。
簡単に諦めない、簡単に根を上げない、そして諦めやすい仲間に目標と希望を与え、光の指す方向へ導いてくれるようなリーダーになってくれることを期待しています。
子供はみんなで育てていかないと、成長しないのです。
みんなで育てていきましょう。
そして育てることで、自分の成長を感じ取ってくだされば、それは私にとってこの上なく嬉しい事なのであります。