「生前退位」が憲法違反でないなら何も政府が「特措法」などという
臨時逃れをせずに、恒久法として定めればいいのです。
「生前退位」は明確に違憲です。
皇位の継承については、
憲法2条 「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」
上記憲法が参照する皇室典範4条に、
「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」
生前退位は、認められていません！！
天皇の一言でイージーに典範がすなわち、憲法が無視される、これは
こわいことです。
憲法は「皇位は世襲」としているだけで皇位継承のタイミングは定めていず、ゆえに「生前退位」は違憲にはあたらない、とする解釈もあり得ますがしかしながら、憲法の指し示すこの皇室典範が生前退位を認めていません。
皇室典範を否定すると、憲法否定になってしまいます。
憲法２条の解釈から、特別法が許されているとは思えません。
生前退位のためには皇室典範の改正が必須でしたが、それすらなされず
異常なスピードでそれは行われてしまいました。皇室典範が
無視されたのです。すなわち、典範がベースとした憲法も無視。
これでは、皇室に関する限り「なんでもあり」「したい放題」です。
安倍総理の支持率低下を見れば分かる通り、国民のかなりの層が賢くありません。
印象操作で思うように引っ張って行かれます。
その天皇は誕生日の談話として、平和憲法護持を訴えられていますが、結局
ご自身に都合のいい部分に関しては憲法を無視、ということですね。
法治国家としての基礎がかくもたやすく揺らいだのでは、情治国家韓国を
嗤えません。日本も地に落ちたものです、他ならぬ天皇のわがままによって。
天皇陛下は「特措法」とされたことに対してこれではまるで、自分が
わがままを言ったみたいではないかと、ご学友に不平をもらされたよし、しかしながら
いったい「わがまま」以外の何でしょうか？
摂政を容認しない理由が全くもって不明瞭です。
その身体的理由（人工膀胱）により皇太子が祭祀を執り行えず天皇失格であることが
バレる前に即位させたいという、皇后陛下の意向ではないのですか？
また摂政として表舞台に立てれば否応なく、今までの数倍無能ぶりと雅子妃の
無能ぶりが際立ちこれも廃太子・廃妃の方向へ世論が動くのを恐れての
ことではないのですか？ 雅子妃の実父の不祥事も表沙汰になれば廃妃以外に
あり得ないでしょう、筋道から言えば。
ご学友のみならず、天皇陛下のご不満については、宮内庁に２３年間の勤務したBSジャパンの「皇室の窓」監修山下晋司氏も、
「特措法によって一代限りの生前退位を認めるのは陛下の真意に沿ったものではありません」
特措法を一回認めてしまえば、今後も特措法で恣意的に皇室継承が行われるのであり、陛下がご不満を漏らされることもないのです。わがままは、うまうまと通り今後の天皇の「お気持ち一つ」でリタイアが許される道筋がすでに出来てしまいました。摂政制度の形骸化が、こうもやすやすと行われるとは。しかも、国民の９０％近くがそれに気づいていないという、情けなさ。
憲法解釈以前に、なぜ皇室典範に明記された「摂政ではいけないのか」という問いに陛下はお答えになっていません。答えてはいますが、こじつけで答えになっていません。
静岡福祉大学の小田部雄次教授（日本近現代史）の考えも愚かしいと思います。
「とにかく陛下に早くお休みいただくという意味では、特措法制定に反対はしない」
と述べているのですが、だったら摂政を立てればいいだけのこと。
何も制度上の混乱や、不要の大金をかけての生前退位などする必要はありません。
また「生前退位」をいいことに、男子だけで皇統をつなぐことの不当を述べ立てる一派がいて、女性・女系天皇擁立論に利用されていることも、陛下の生前退位発言がもたらした弊害の一つです。
皇后陛下は生前退位について、自分は何も関与していないと「わざわざ」おっしゃっていますが、愛子天皇擁立を目論む皇后にとっては、まことに望ましい流れではあります。
本当に関与していないでしょうか？
疲れてもリタイア出来ない、ということを理由に天皇の人権などを言い立てる人々もいますが、だからそのために摂政制度がある、と何度言っても彼らには通じないようです。
そもそも皇室に人権や、男女平等をいい始めたら皇室そのものが存在できなくなります。
人権を言うなら、皇族も戸籍と選挙権を持たねばなりません。
刑事罰も受けねばなりません。
皇室を継ぐのが嫌なら、抜ける自由がなければなりません。
人権を持った普通の人間であらせたいのなら、何も無償であんな広大な土地や御殿を
持っていただく必要もないし、動かれるたび莫大な費用を使うこともなく、政府専用機を
飛ばす必要もありません。人権とは、一方に理由のない超特権を持つことを認めません。
８月のお言葉発表以降、お気持ちが国民に理解、共感された＝憲法との整合性＝国民は陛下のご心労を理解、共感している
↑ 解かるでしょう？ この強引な、飛躍論理。国民が共感したら憲法違反も構いません、ってこと。ここは、どこ、私は誰？ ここは韓国、私は韓国人なの？ 国民は、誘導に引っ張られるさして賢くない層が多いのに。
摂政制度があることすら知らず、知らされず「ご高齢なのに、お疲れでしょう」レベル。
憲法に関する違憲もぺけ、公共放送を私物化してのお気持ち表明、それを受けての政府の忖度に拠る「特措法」制定も憲法違反です、厳密に言えば。
上記を置いても、憲法論など国民の意見が二分されることに天皇の発言など、非常識でしょう。
祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え
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