秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

天高し子規句にかける柿うどん

2021年10月31日 14時56分12秒 | 旅行
天高し子規句にかける柿うどん
     法隆寺そばの松本屋さんにて
 
 法隆寺の参拝を14時半過ぎに終え、駐車場に向かっていましたら、食堂が目に入りました。ショウウィンドウには柿色のうどんらしきものがありましたので、好奇心が湧きお店に入り注文しました。お店のご主人に名の謂れをお聞きしたら、子規の句「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」のお蔭で法隆寺とくれば「柿」と連想されているので、命名したとのこと。これで売り上げが伸びたとは言われていませんでした。また、柿の味はしなかったような??? おうどんそのものは歯ごたえの良い美味しいものでした。
 この後、叡福寺に向かいました。
 

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1400年遠忌 訪ひし斑鳩秋の風

2021年10月31日 00時58分42秒 | 旅行
1400年遠忌 訪ひし斑鳩秋の風
人しのび巡る白秋法隆寺
白風や柱千年手入跡
白風や土塀千年手入れされ
  遠忌:をんき、13年忌以上の遠い年忌法会
  白風(はくふう)、白秋:秋の季語、中国古来の五行説(木・火・土・金・水が万物組成の元素とする自然哲学)では、秋に白が配されています。因みに、春は青、夏は赤、冬は黒です。
 
 今年の八月に東京国立博物館「聖徳太子と法隆寺」展を見ました時に、今年は聖徳太子1400年遠忌の年ということを知りまして、奈良を訪れたいと思っていました。太子が亡くなられたのは推古30年(622)旧暦2月22日(太陽暦4月11日頃)で、享年49歳とのことです。
 奈良ホテルから法隆寺には、電車、バスの便があまり良くないために1日レンタカーで行きました。
 法隆寺にはこれまでも何回か訪れたことがありますが、今回は太子が亡くなられて1400年という節目に感慨を抱きながら、仏像、玉虫厨子、建物、柱、土塀を拝観し、境内を巡りました。
 「厩戸皇子は実在したが、聖徳太子は実在していなかった」との有力な学説(1999年刊行、大山誠一中部大学名誉教授著「聖徳太子の誕生」)が出て、教科書での表記も小学校では「聖徳太子」ですが、中高では「聖徳太子(厩戸皇子)」となっているとのことです。この論争の行方は分かりませんが、約1400年前の人が仏教の世界観を国政の基本に置き、十七条憲法の制定、遣隋使の派遣外交、冠位十二階の制定などにより日本の国の形を定めたのは凄いことと思います。
 
法隆寺 南大門
法隆寺 南大門より中門、五重塔
 
法隆寺 中門
法隆寺 回廊柱
法隆寺 金堂 五重塔
法隆寺 五重塔
法隆寺 東院鐘楼
法隆寺 夢殿
 
 

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盛り付けの美をも味はふ奈良の秋

2021年10月24日 22時07分48秒 | 旅行
盛り付けの美をも味はふ奈良の秋
        奈良ホテル
 
 
 外食する時にいつも思うのですが、盛り付けは芸術作品、しかも、お客さんに食べられてしまえば後に残らないある意味、儚い芸術作品。にもかかわらず、料理人の方々はお客さんに満足していただけるよう、その作品を、短時間で、数多く手早く作る。絵の苦手な私には到底できない、素晴らしいことと思っています。京料理の盛り付けの美は有名ですが、奈良の地においても、飛鳥、奈良時代の料理人もきっと同じような気持ちでお料理を盛り付けていたのかな~、と思いながら戴きました。

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ティーショット連山はるか天高し

2021年10月23日 16時10分40秒 | 日記
ティーショット連山はるか天高し
 
 大日向カントリー倶楽部のフェアウェイ遥か先にある山々は高原山(たかはらやま)と呼ばれ、主峰の釈迦ヶ岳(1,795m)などを含む山々の総称です。俳句では秋の風を白風(はくふう)とも表現しますが、蒼天、白雲、白風、広々とした緑の長いベルト、遠近法の消失点(vanishing point)には山々の連なり。ティーグラウンドより眺めるこの景に、しばしスコアを忘れます。

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ドライバー ショット快音 天高し

2021年10月22日 23時58分13秒 | 日記

ドライバー ショット快音 天高し

 東京から車で2時間から3時間ほどのところに行きますと、プレイ料金は手頃な5千円前後で、温泉も味わえるゴルフ場があります。秋空の下、シルバーティーグラウンド(年寄り用のティーグラウンド)で、三密から解放され、スコア無関係の時を過ごしてきました。


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