秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

春寒とウクライナ

2023年02月26日 23時39分05秒 | 日記
春寒の 蒼天疼く ウクライナ
             木場公園
 この2月24日で一年経つも、ウクライナの人々は厳寒の中、戦時の極めて厳しい生活を強いられています。テレビでウクライナのドキュメンタリー番組を見ていますと胸が疼きます。蒼天の青はウクライナの国の色を連想させます。ウクライナに思いが馳せます。
 NHKの日曜美術館「ルーブル美術館 美の殿堂の500年”太陽王”が夢見た芸術」のナレーションで、次のルイ14世の言葉が紹介された時、と慄然としました;
「領土を拡大することは、王に最もふさわしい、最も気持ちのよい仕事である」
 そして、この直ぐ後に、以下の説明が続きます;
「ルイ14世の治世は、周辺国との戦争に明け暮れた時代でもありました」
 ルイ14世は1638年から1715年に生きた人間で、自らを太陽王と称していました。それから400年が経ち、今、プーチン政権下のロシアで絶対王政が蘇りつつあるのかという信じたくない現実に、今の世界は遭遇しているのかもしれません。
 絶対に繰り返したくない人間の歴史です。

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モチノキの実

2023年02月26日 12時43分25秒 | 日記
モチノキの実 天に鈴生り 生一巡
                 木場公園
 
 
 木場公園には20年以上訪れていますが、今回初めてこの木に気が付きました。画像検索で調べたのですが、たぶん、モチノキかな、と思いますが自信ありません。
 この木にとっては、この鈴生りの実は、この一年の生の営みの集大成の〆かな、と思いました。やがて、この実は地に落ち、地に帰り、種となり、新しい生の生成の始まりの機会となる。この機会が実を結ぶか否かは、全て自然の摂理まかせ・・・
 
 
 
 
 

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白魚

2023年02月26日 00時47分50秒 | 日記

合掌し 旬の白魚 戴けり
          足立区 菊水


 白魚というと富山が思い浮かびますが、このお魚は青森産とのことでした。美味でした・・・


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春昼餉

2023年02月26日 00時40分19秒 | 日記

同窓生 直ぐに旧知に 春昼餉
             足立区 菊水


 不思議ですね~・・・ 会ったこともないのに、高校は同じ、というだけで、直ぐに旧知の間柄のようになってしまう。
 菊水さんは千住新橋の近くにあるこじんまりとした良いお店です。あっという間に春の快いひと時が過ぎてしまいました。


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春菜と日本酒

2023年02月25日 16時58分09秒 | 日記
春の菜と 日本酒おしゃれな ペアリング
          四谷のレストラン、ポリフォニー
 
 息子のアメリカの大学時代の友人が予約してくれたお店で、40代半ばの日本を背負う若者二人と歓談しました。
 このお店のお料理は野菜のみで、お料理一品ごとに、それに合った日本酒が小さく素敵なグラスで出されます。このお酒、私が知っていたのは浦霞だけで、後は、いろいろな土地の地酒で、お野菜料理にぴったり合っていました。
 お店の名、ポリフォニー(Polyphony)の言葉を辞書で調べると「多声音楽。複数の異なる声部が、それぞれ異なるピッチとリズムを持つ旋律を奏でる音楽」とのことです。お店のご主人は、野菜料理と日本酒のいろいろな組み合わせで、お酒とお野菜が共鳴する美味を創出しようとされているのかな、と勝手に推測しました。

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