読者：
こんにちは！今朝掃除をしながら１０年前に逝ってしまった父の言葉を思い出しておりました。悪性リンパ種に侵され、余命半年と言われ闘病していました父の元に、私がいつものように洗濯物をもって訪れますと、父が大粒の涙を流して泣いておりました。私は驚いて父に聞きました。「どこか痛いの？苦しいの？」
すると父は「今迄の自分の人生をすべて見させられた・・自分は今まで嫌な事から逃げてきてしまった。すごく後悔している。もしまだ生きられるのならば、やりなおしたい。生きていることは、本当に素晴らしいことだぞ！！もっと生きたい！！」と言いました。その後１ヶ月程して、父は亡くなりました。私はその言葉を心に置き、今までどんなに辛くても逃げないで生きてきました。
今思うと父は亡くなる前に、すでにバルドゥー期間に入っていたように思えます。そんなことあるのかはわかりませんが、きっとそんな気がしています。父は最期に、私にとても大切な事を教えてくれたのだと思います。
感想：
とても珍しい現象です。人間が死後の４９日間に体験するバルドォ（http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20090907）期間での「人生のおさらい」を、死ぬ前の現実界で垣間見せられたとは、内在神 からの恩寵（おんちょう：プレゼント）だと言えます。
このことにより本人は、死ぬ時を以前とは違う心境で迎える事が出来ました。
内在神 からの慈悲の光に照らされますと、自分を包んでいた自我（強情さ、嫌なこだわり、執着する思い）が溶かされて、自分本来の「素直な気持ち」に成れます。
これが本人に起こったのは、それなりの善い部分が本人に在ったからです。
本当は自分が元気な時に、人生を正しく振り返り、「既に在った多くのプレゼントに気が付きたかった」と思うことでしょう。
しかし、自分の良心よりも肉体の刺激を中心にした生活では、この事に気付くことが人間には難しいのです。
本人の病気により肉体が弱り切った御蔭で、肉体刺激の拘束が切れたことにより、心が自由になり少しだけ目覚めたのでした。
人間の人生のすべては、自分自身の良心＝内在神 が見ており、何もかもを知っています。
他人を騙そうが、罪を上手に隠そうが、自分の意識から忘れ去ろうが、自分自身の良心＝内在神 を騙す事は不可能です。すべてを詳細に知っています。
逆に言えば、人生で罪を犯したとしても、本人の心での苦しみや葛藤までを知っていますので、ただの表面上では無く、深くて公正な記録が自分の良心に刻印されています。
罪は善行により相殺がされて、悪因を残さない救済は幾らでも起こっています。
人間なんて、いつでも簡単に死んでしまう生き物です。今、私たちが生きている事が、既に最大の神様からの奇跡的なプレゼントです。
これ以上の消える物（金、品物、地位）の為に、自分の良心を痛めては（売っては）生けません。
消える物を持つのは良いですが、縛られてはダメなのです。心が物に縛られますと、心が固く閉じてしまい、内在神 も奥に隠れてしまいます。
瞑想などにより、魔境に遊んでいる時間は勿体無い事です。
座る時間や宗教活動をする余裕が有るならば、社会生活の中で自分なりの良心からの「行動」を刻んで生きましょう。
わざわざ無限な世界から、有限な時間世界へと私たちは来て居るのです。現実界での拘束の中で、自分の良心を発露させましょう。
すべての人間は、神様の中で「既に」生きているのですから、良心＝内在神 に沿って思いっ切り生きましょう。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
こんにちは！今朝掃除をしながら１０年前に逝ってしまった父の言葉を思い出しておりました。悪性リンパ種に侵され、余命半年と言われ闘病していました父の元に、私がいつものように洗濯物をもって訪れますと、父が大粒の涙を流して泣いておりました。私は驚いて父に聞きました。「どこか痛いの？苦しいの？」
すると父は「今迄の自分の人生をすべて見させられた・・自分は今まで嫌な事から逃げてきてしまった。すごく後悔している。もしまだ生きられるのならば、やりなおしたい。生きていることは、本当に素晴らしいことだぞ！！もっと生きたい！！」と言いました。その後１ヶ月程して、父は亡くなりました。私はその言葉を心に置き、今までどんなに辛くても逃げないで生きてきました。
今思うと父は亡くなる前に、すでにバルドゥー期間に入っていたように思えます。そんなことあるのかはわかりませんが、きっとそんな気がしています。父は最期に、私にとても大切な事を教えてくれたのだと思います。
感想：
とても珍しい現象です。人間が死後の４９日間に体験するバルドォ（http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20090907）期間での「人生のおさらい」を、死ぬ前の現実界で垣間見せられたとは、内在神 からの恩寵（おんちょう：プレゼント）だと言えます。
このことにより本人は、死ぬ時を以前とは違う心境で迎える事が出来ました。
内在神 からの慈悲の光に照らされますと、自分を包んでいた自我（強情さ、嫌なこだわり、執着する思い）が溶かされて、自分本来の「素直な気持ち」に成れます。
これが本人に起こったのは、それなりの善い部分が本人に在ったからです。
本当は自分が元気な時に、人生を正しく振り返り、「既に在った多くのプレゼントに気が付きたかった」と思うことでしょう。
しかし、自分の良心よりも肉体の刺激を中心にした生活では、この事に気付くことが人間には難しいのです。
本人の病気により肉体が弱り切った御蔭で、肉体刺激の拘束が切れたことにより、心が自由になり少しだけ目覚めたのでした。
人間の人生のすべては、自分自身の良心＝内在神 が見ており、何もかもを知っています。
他人を騙そうが、罪を上手に隠そうが、自分の意識から忘れ去ろうが、自分自身の良心＝内在神 を騙す事は不可能です。すべてを詳細に知っています。
逆に言えば、人生で罪を犯したとしても、本人の心での苦しみや葛藤までを知っていますので、ただの表面上では無く、深くて公正な記録が自分の良心に刻印されています。
罪は善行により相殺がされて、悪因を残さない救済は幾らでも起こっています。
人間なんて、いつでも簡単に死んでしまう生き物です。今、私たちが生きている事が、既に最大の神様からの奇跡的なプレゼントです。
これ以上の消える物（金、品物、地位）の為に、自分の良心を痛めては（売っては）生けません。
消える物を持つのは良いですが、縛られてはダメなのです。心が物に縛られますと、心が固く閉じてしまい、内在神 も奥に隠れてしまいます。
瞑想などにより、魔境に遊んでいる時間は勿体無い事です。
座る時間や宗教活動をする余裕が有るならば、社会生活の中で自分なりの良心からの「行動」を刻んで生きましょう。
わざわざ無限な世界から、有限な時間世界へと私たちは来て居るのです。現実界での拘束の中で、自分の良心を発露させましょう。
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