水は基本です

家庭の水道蛇口は15年も経過しますと、だんだんと水量調節バーが固く成るものです。水道水に含まれる塩素や不純物が付着するからです。
業者に聞きますと、地域によっては水垢により、10年以内に蛇口の交換を大方の家庭で一斉に発生する場所も在るとの事です。
どうも普通の水道水は、人間の血管の内側も蛇口と同様に詰まるような感じがします。
では、有料のミネラル水はどうか？と言いますと、これも硬い感じがします。余計な成分が多く、血管には余計な感じがします。
つまり、普通の食事をする限りは、摂取する水分は出来るだけ無成分の蒸留水が良いと思います。過去記事（http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20090428）の様な、極端な治療手段を実践する病院も実在しましたから、健康の鍵を握るのは飲み水だと感じます。

水は、水素（スイソ）と酸素（サンソ）、つまり霊的にはスサノオ神そのものです。
スサノオは、祓戸（はらえど）の大神の四つの神様に分神して働きますから、水分も生物に対しては根本的な大きな四つの効果をするのでしょう。
蒸留水は、水分に「火」を加えて蒸発させた水です。まさに火水カミ（＝神）の水です。泥水でも蒸留しますと飲めるようです。
問題は、蒸留水の入手の仕方です。
蒸留水が一番、微量な成分を残して人体に合うと感じます。外国では、大きなボトルで事務所や家庭に蒸留水が配達されるそうです。日本では、蒸留水を販売しているのは、あまり聞きません。
蒸留水を製造する機械が販売されている様ですが、5万～10万円と高価です。
低予算での対策としては、水道水を機械で濾過した水を煮沸して、湯気をたくさん出した状態でポットに入れます。そして大切なことは、ヤカンで沸かしたお湯を全部入れない事です。ヤカン全量の2割ほどの残り湯は捨てる事です。煮沸により不純物が底に溜まっているからです。
だから、加熱スイッチを切った後も、しばらく湯気を出すのが良いです。落ち着いた頃にポットに詰めますと、不純物だけがヤカンの下方に沈殿する感じです。
この時間調整が微妙でして、その日によって薬剤臭がしたり美味しかったりと違います。工夫が必要な様です。

塩分につきましては、２５０CCぐらいに対して、耳かき一杯がお勧めです。超微量です。これは水分過多で起こる病気の水毒（すいどく）を防止する為です。
しかし、普通の食事を摂る限りは、必ずしも必要ではありません。肥満、高血圧、辛いもの好きの人は、粗塩の加入は不要です。
菜食主義、低体温、痩せている人は、粗塩を入れた方が良いです。
水分量としては、医師が勧める２L以上が目安で良いでしょう。
それぞれの体質がありますから、無理なく飲める量が最適です。腎臓病の方は、医師の指導に従いましょう。

これからは、水資源をめぐっての戦争も予想されております。自動車が石油では無く、水だけで走り出す時代が来ていますから、あながちウソではありません。
日本に水が豊富なのは、森の精霊を氏神として祭事してきたからです。
森林が砂漠化する前に、国民全体で宗教ではなく生活習慣として、精霊を大切にする事が大切です。はやく気付いて欲しいものです。

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