伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

親鸞の言いたかった事

2010-05-28 10:04:45 | Weblog
昨日は、東京の企業で営業をされている方と面談をしていました。東京の景気を伺いますと、善悪の二極化が進んでいるのではないかとの事でした。飲食店では、高級な店が意外にも予約が埋まっており、中間層の店は空席が目立ち、激安店は繁盛している感じとのことでした。
まるで、今の霊的世界の動向と似ているなと思いました。

その方の御兄弟が中年の若さで、最近に病気で亡くなられていました。今頃は、どうしているのかなあ?と心配されていました。
それを聞きまして、少しその故人に気を向けますと、とてもサバサバとされていて「こちら(霊界)も悪くない。居ることが楽だ。」と伝えられました。
若い故人なのに珍しいなと私は思い、「兄弟の方は、闘病生活を頑張られたので、もう思い残すことは無く、逆にサバサバしていますよ」
と言いました。すると、その方が言うには、兄弟は3年半の長期入院を激痛と共に頑張られたとの事でした。最後の時期には、いつ迎えが来ても良いと仰っていたそうです。

この話を聞いて私が感じました事は、この世の苦しみとは、
正しく明るく自分が受け取りさえすれば、物事への執着を断ち切らせる事に成る」
と言う事でした。苦しみが自分だけに起こった損な事では無く、永遠の幸福感へと誘う恩寵(おんちょう:神のプレゼント)だったと言えるのです。魂は、死後に執着を手放していれば、とても素晴らしい幸福感に包まれた状態に置かれます。この世の直ぐに終わる食・性・薬剤の快楽などは、問題に成りません。

死んでも迷い残る人が多いのが実態であり、魂が執着を取り去るのは中々難しいのです。
この世に留まる限りは、この世の苦痛は死後も継続します。
あの世に行きたくても、自分の良心に反した行為の磁気が引力の様に働き、この世に繋ぎ止めさせます。
私たちは、嬉しい事や有り難い事が有れば「素直に感謝をして受け取り」、苦しい事や嫌な事に遭ったとしても、「自分の執着を切断させる恩寵」だと苦しみを思えれば最高です。
起きて良し、転んでも良しの、本当に強い人間と成れます。

人間は安楽な状態の時は、逆に「もっと、もっと」と執着が生まれるものです。自分にとってのアタリマエの基準も上がります。人生について考えるなどはダサイとさえ思い、感謝の心を忘れがちに成るものです
つまり、人間は楽な生活ほど、死後の執着地獄へと向かう危険性が高まります。執着を持たずに、楽な生活を正しく享受するには、高い精神性が必要なのです。安楽が執着を増やさせる落とし穴が在るのです。

逆に苦しい生活をする人は、苦しみを正しく受けとれば、この世への執着を解き放し、永遠の安楽を得る恩寵に変わる可能性が在るのです。
これは、親鸞(しんらん)さんが、
「善人でも救われるのならば、悪人を”自覚した者”は120%極楽へ行ける」
と断言した真理と共通します。
だから、そこの悩み苦しんでいる、あなた。
絶対に大丈夫です。何事も明るく受け止めましょう。
大切なのは、この言葉の気持ちで生きて行く事です。それは、

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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