伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

空のように軽やかに生きましょう

2011-01-04 11:25:40 | 禅の言葉

人間というものは、独身ならば結婚にあこがれて不満。既婚者ならば、離婚をしたくて不満。無職ならば就職したくて不満。会社員ならば転職をしたくて不満。・・・。
これを考えますと思い出すのは、空海さんの遺文(http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/6ad51c8a48c652ac89cb1b17901ac2ef)です。
「生まれ 生まれ 生まれ 生まれて 生のはじめに暗く、死に 死に 死に 死んで 死の終わりに冥(くら)し」
人間はまるで、眠ったまま産まれて生きて、そのまま“目覚める”こと無しに死んで行くのです。人は、同じパターンをひたすら繰り返す生き物のようです。

空海さんは、佐伯真魚(さえき まお)という立派な名家の名前を持ちながら、自ら空海(くうかい)と名乗っています。
とても良い名前です。「くうのうみ」と名乗る時点で、真理を体得“した”のだと感じさせます。
根源存在は、まさに「海」です。押しては引く「波」の波動を持ちながら、すべてを包んでいます。今もです。
海でありながら、空気のようでもあります。
だから、私たちは「空」気(=根源神)の中で“生かされている”のは、すでに求める神様の中に居たのです。
既に神の体内に居ますと、近すぎて神が見えない、分からないのです。
これに気付いた(悟った)時に、まだ若かった真魚さんは空海と名乗りました。

この写真は高野山に今も在る、自然石に刻まれた空海さん直筆の「空」の文字です。
まるで天界に存在する、少し離れた所の「’」点の神が、地上との間を龍に乗って行き来しているような躍動感を感じさせます。
空海さんが残した高野山は、私には六角形象(神社の神紋)と丸◯形象により、すべてが構成されているように観えます。
建物の配置から、寺院の構造体、柱の配置、金属の飾り物、マンダラ・・・、すべてが六角形象と◯で構成されています。
実は、生き物の細胞の中にも、このパターンが満たされています。
空海さんの目線は、宇宙を構成する視点だったのです。

この石碑の一文字を見ましても、空海さんがいかに「空」を愛していたのかが分かります。
私たちも、空のような「執着を持たない視点」で、今の現状を見詰めたいものです。
そうしますと、感謝をするべき物事に、今からでも気付けます。
自分が気付いた事は、失いません。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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修正点です。174ページ4行目の続きには以下の文面が入ります。
「いかないのです。まずは、心に神様を意識して生きましょう。」


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(石碑の「空」文字の写真は、毎日新聞社の刊行物からの転写です)

コメント (497)
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