伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

壊れいく自我と、現れる本性

2011-01-10 11:17:23 | Weblog

テレビで中年期から起こる早期の認知症についての特集を、話の途中から見ました。私も中高年に近づき始めましたので、興味深く拝見させて頂きました。

取材された中年男性の方は肉体のリハビリを兼ねて、老人介護の世話をする補助員をされていました。
脳の萎縮に伴って、まだ視力はあるのですが目の動きが止まり、一点を見つめ続ける固い表情をされていました。人間は脳の機能が落ちますと、顔の表情から笑顔が消えるようです。人間の笑顔とは、脳の正常な働きの上で発生する、神様からの有り難い恩寵(おんちょう:プレゼント)なのかも知れません。
逆に言えば、普段から笑顔を意識していますと、脳の老化防止に成る可能性が十分にあります。

介護老人を入浴させるのは、想像以上の重労働でした。もし持ち上げて落とせば、危険な事故になります。男性は上司から指示されたことしか出来ませんが、懸命に作業をされていました。
脳の萎縮は肉体から運動機能を奪い、男性の動きはロボットのように固くスローでした。作業が終わり、狭いユニット・バスの浴室から汗だくになって出てきた男性は、上司である女性の介護士に聞きました。
「あなたは、私に教えてくださるが、私はあなたの邪魔をしていないだろうか?」
と言う1行の言葉を、脳の萎縮で消えかかる言葉を“捜しながら”、やっとのことで聞いておられました。
上司は、「役に立っていなければ、社長が首にしてくれるから心配しないで」「助かっているから、共に働いているのよ」と答えました。
理解する間をおいた後、男性は小さくうなずいておられました。男性の目には、なぜか涙があふれていました・・・。
その男性の汗と涙を拭く上司の目にも、涙がありました。

この場面に私は非常な感銘を受けました。
消え行きつつある自分の肉体機能、自分の命の心配をせずに、他人に迷惑を掛けていないのかを心配しているのです。
脳の萎縮により不要な自我(じが:われ良しの気持ち)が消えて行きますと、そこに残るのは人間の本性(ほんしょう)である、他人への「思いやり」なのでした。

考えて見ますと、人間が自分から辞職をしたり、離婚をしたり、自殺をするのは、「他人の迷惑になっている」と“自分で思い込む”ことがあるのではないでしょうか?
そんなことは、お互い様だと私は言いたいです。
この世の真相は、1つなる根源存在が分神して、一人一人の人間に隠れているのです。
自分自身を懸命に活かそうとすることは、他人も生かすことに必ず繋がります。その思いが我良しならば、他人も本当の自分も殺すことに繋がります。

人間は常に「今」が最新バージョンです。全ての過去生からの反射の結果が今です。過去の反射は、すでに終わっているから大丈夫です。
なんとか生きているならば、それにより済んだ過去は全員が既に「許されている」のです。大したことは無かったということです。
だから今を大切に生きて、白紙の未来を形成して行けば良いのです。
自分の笑顔と、他への思いやりを忘れなければ、絶対に大丈夫です。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

応援して下さる方は、この3箇所をクリックして下さい。
クリックして現れるランク一覧の中から再度、伊勢白山道を押してね。
携帯からクリック出来ない場合は、
http://www.geocities.jp/poriporry/m/ 

初めての方は、まずCATEGORYの「初めての方へ」、先祖供養については
BOOKMARKの「短冊と線香による先祖供養ダイジェスト」をお読み下さい。
携帯からアクセスの場合はアーカイブの中にCATEGORYがあります。
私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
個人的な相談はメールでは無く、コメント欄でお願いします。
タイトル名に必ず、質問、と記入してください。
病気や体調については、医師の診断を受けて優先してください。ここでの話は、
あくまでも参考意見です。
過去コメントの削除はしませんので、コメントを書かれる時は慎重にしてください。


全ての質問と疑問の答えが、この本にあります。
「読むだけで人生が変わるたった一つの方法―伊勢白山道Q&A事典」 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766711009/isehakusandou-22/ref=nosim


簡単な表現の文章ですが、強い改善力を目覚めさせる本です。
「だいじょうぶ!「幸せの神様」が微笑んでいる」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4391139154/isehakusandou-22/ref=nosim
修正点です。174ページ4行目の続きには以下の文面が入ります。
「いかないのです。まずは、心に神様を意識して生きましょう。」


リーマンの最新著書:伊勢と白山の統合写真集。価格も奉仕です。
伊勢神宮から白山へ、その聖なる軌跡
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270006099/isehakusandou-22/ref=nosim

コメント (560)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする