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MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(18)

2023-06-05 06:41:01 | 銀河
(1)MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(りょうけん座)
  NGC4631[17,20-21]
  NGC4656[18,20-21]
 ・機材
  望遠鏡:MAK127SP 1500mm F12[1-2]
  ファインダ:AstroStreet 8x50mm 90°正立像ファインダ
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[3-4]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[5]
  レデューサ:KASAI x0.5 1.25インチフォーカルレデューサ[6]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[12] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[14]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[7] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[8-9] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[10] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[11] append処理、トリミング処理

(2)MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2023-05-24 22:20 NGC4631
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), MKA127SP 1500mm x0.67(レデューサ) F8(合成値)
Gain 450, Exp. 4sec, WB(Auto)(B=223 G=0 R=356), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※NGC4631を自動導入後にプレートソルブと同期を実施(f=1000mm設定でプレートソルブが成功)
※ASTAPで自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


2023-05-24 22:13 NGC4656
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), MKA127SP 1500mm x0.67(レデューサ) F8(合成値)
Gain 450, Exp. 4sec, WB(Auto)(B=210 G=0 R=357), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※NGC4656を自動導入後にプレートソルブと同期を実施(f=1000mm設定でプレートソルブが成功)
※ASTAPで自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施

・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"
・イメージセンサ分解能:1.20"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x172(0.26°)

(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MAK127SPにNeptune-C Ⅱ(x0.67レデューサ付)を取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
都内の星空において、ライブスタック機能を活用し、りょうけん座のNGC4631、NGC4656の撮影を試みた。
ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(4)SONY IMX464LQR
(5)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(6)31.7mmアイピースレデューサ
(7)SharpCap
(8)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(9)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(10)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(11)ImageMagick
(12)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(13)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(14)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(15)今日のほしぞら
(16)Stellarium-Web
(17)NGC 4631-Wikipedia
(18)NGC 4656 and NGC 4657-Wikipedia
(19)NGC4631とNGC4656銀河-天体写真の世界
(20)りょうけん座-Wikipedia
(21)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.77-82.
(22)銀河系外の天体-NAOJ
(23)カテゴリー 銀河-KIMUKAZU blog
(24)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(26)-goo blog
(25)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(71)-goo blog
(26)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行.
(27)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(28)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(29)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(30)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(31)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(32)電視観望ヘルプ: 三重編-ほしぞloveログ
(33)AZ-GTi をLANにぶら下げる
(34)AZ-GTi(AZ-GTe)をステーションモードにして無線LANルーターに繋ぐ
(35)Sky-Watcher Mak127で撮るディープスカイ
(36)レデューサー 低倍率広視野へ
(37)0.5倍の安価なレデューサーの適用範囲-ほしぞloveログ
(38)JUNZO 著、アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル、発行所 日本実業出版社、2023年5月20日初版発行.
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SV165とSV905Cを用いた直焦点撮影(24)

2023-06-05 00:10:49 | 星雲・星団(c)
(1)SV165とSV905Cを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(ヘルクレス座)
  M13[16,19-20]
  M92[17,19-20]
 ・機材
  望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1]
  イメージセンサ:SVBONY SV905C(SONY IMX225 1/3型 1280x960 3.75μm)[2-4]
  フィルタ:SVBONY UV IR-CUT 1.25"フィルター[5]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[11] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[13]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[6] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[7-8] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[9] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[10] トリミング処理、append処理

(2)SV165とSV905Cを用いた直焦点撮影結果

2023-05-17 22:01 M13
SV905C(UV IR-CUT), SV165 120mm F4
Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=292 G=128 R=179), 1280x960, RAW16, StackedFrames=105, Total Exp. 420sec
※M13を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


2023-05-17 22:23 M92
SV905C(UV IR-CUT), SV165 120mm F4
Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=298 G=128 R=174), 1280x960, RAW16, StackedFrames=105, Total Exp. 420sec
※M92を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施

・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"
・イメージセンサ分解能:12.9"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:3.75μm)
・倍率(FOV):x34(1.72°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にSV905Cを取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、ヘルクレス座のM13、M92の撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
また、ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY SV905C ガイディングカメラ [カラー]
(3)SONY IMX224
(4)SVBONY
(5)SVBONY 1.25インチUV IRカットブロックフィルター
(6)SharpCap
(7)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(8)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(9)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(10)ImageMagick
(11)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(12)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(13)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(14)今日のほしぞら
(15)Stellarium-Web
(16)M13 (天体)-Wikipedia
(17)M92 (天体)-Wikipedia
(18)球状星団-Wikipedia
(19)ヘルクレス座-Wikipedia
(20)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.130-134.
(21)メシエ天体-NAOJ
(22)カテゴリー 星雲・星団(c)-KIMUKAZU blog
(23)MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(10)-goo blog
(24)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(97)-goo blog
(25)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(26)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(27)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(28)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(29)電視観望ヘルプ: 三重編-ほしぞloveログ
(30)AZ-GTi をLANにぶら下げる
(31)AZ-GTi(AZ-GTe)をステーションモードにして無線LANルーターに繋ぐ
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