高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

家族に、放射能汚染された魚介類を食べさせますか?プランクトンを食べる魚で1万5千倍の放射能!

2013-10-29 19:15:12 | 

福島第一原発で、いったい何が起こったのか!

 

3月24日、福島第一原発3号機のタービン建屋の地下室でケーブルを敷設中の作業員3人が大量の放射線を浴び、病院に運ばれてしまいましたが、その後の消息は、ご承知のように東電が隠ぺいしてしまいました!

この放射線を被爆した2人は、足にやけどの症状が出るベータ線熱傷が起きてしまいました。

 

小型核爆弾の爆発です!

 

 作業中に線量計のアラームが鳴っても、すぐに作業を中断しなかったというのは、放射線についての十分な説明を受けていなかったからです!

 

東京電力のデタラメな放射能管理が招いた人災なのです!

 

 被曝を受けた深さ15センチほどの水の放射能レベルは、原子炉の燃料棒を冷やす冷却水の約1万倍にも達していましたから、急性被爆で助かる見込みはありません!

 

燃料棒から出てきた放射性物質そのものが、混入しているのは間違いありませんから、如何なる延命措置も効果はありません!

 

燃料棒が溶融し、地震と水素爆発などで破損した配管から大量の危険物が流れ出していますので、本来であれば作業員が無防備で作業する環境ではありません!

 

ところが東電は、作業員をほぼ無防備の状態で、放射能を大量に浴びているガレキの片付けをさせたのですから、人命軽視も甚だしいものです!

 

1号機のタービン建屋の地下の水たまりでも同レベルの放射能が検出され、2号機でも同様の汚染が起きていました!

 

 1号機に次いで、3号機で建屋を吹き飛ばす水素爆発が起きたとき、政府は格納容器は健全だとして、

「放射性物質が大量に飛び散っている可能性は低いと認識している」

などと強調しましたが、格納容器や配管系統が損傷していました!

 

 また、使用済み核燃料のプールを冷却するために大量の海水が放水車から注ぎ込まれましたが、何千トンもの海水で原子炉を洗いましたので、多くが目の前の海に流れ出してしまいました!

 

それでなくても、何故か海水から放射性物質が検出されており、海の大汚染が確実に広がっていきました。

 

 外に放射性物質が漏れているとわかっていても、圧力容器が破損する最後のメルトダウンを避けるためには、水を注いで冷やすしか方法がないという悲惨な状況でした。

 

電気系統が回復して、ポンプを動かし、循環する水で核燃料を冷やさない限り事態は収束しないという極限の状態続きました!

 

燃料棒の冷却をいつまで続けられるかが、問題と成ってしまったのです!

 

 オーストリア気象当局の試算では、福島第一原発の事故後3~4日間で放出されたセシウム137の量は、チェルノブイリ原発事故後10日間の放出量の20~50%に相当する。

 

包括的核実験禁止条約(CTBT)機構の暫定技術事務局のデータを基にした試算で、1日当たりに放出されたセシウム137の量は「大差がない」とのことでしたが、後日、嘘であることが判明しています!

 

 政府は25日になって、何の根拠もない原発から半径20~30キロの「屋内退避」圏内の住民に自主的に避難するよう求めましたが、この結果、多くの福島県民が放射能被爆をしてしまいました!

 

この時は、既に広大な汚染が広がっており、福島県内では、そのように悠長なことをしているときではありませんでした!

 

即日、半径80キロ圏で自国民の避難勧告を出さなければなりませんでした!

 

 22日には福島県に続いて東京都でも、水道水から放射性物質が見つかりましたので、東京都は腰を抜かしましたが、何と隠蔽してしまいました!

 

ところが、東京都葛飾区にある金町浄水場で、放射性ヨウ素131が1リットル当たり210ベクレル検出されたのですから、慌てふためいて今度は、なんと

 

大人の摂取限度は、

水1リットル当たり300ベクレル。

乳児は100ベクレル。

 

という勝手な数値を設定してしまったのです!

 

そして、次に東京都は、金町浄水場の水を利用している東京23区と武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市、三鷹市で、乳児に限って水道水を飲ませないように呼びかけたのです!

 

 しかるに乳児の摂取限度が大人の3分の1という厚生労働省が設置した基準を、絶対に信用してはいけません!

 

乳児は大人の10分の1というのが、ヨーロッパの医学常識だからなのです!

政府は、ドサクサに紛れてヨウ素の許容量を国際基準より20倍も高い数字に引き上げてしまったのですから、呆れてしまいます!

 

また、この政府の基準に誰も異議を唱えないというのですから、学者も悪揃いです!

 

 金町浄水場は、利根川水系の江戸川から取水していますので、これは水が循環する自然のサイクルに、放出された放射性物質が取り込まれたことを意味します。

 

 放射性物質は、決して川の水で洗い流されることはありません!

 

その水は植物、動物に摂取されて、長期間に渡って汚染が広がっていきます!

 

生態系の中で放射性物質が濃縮されていく「食物連鎖」に入ってしまったのです!

 

 川に流れ出す微量の放射性物質を1とすると、

プランクトンで2千倍、

プランクトンを食べる魚で1万5千倍、

魚を食べるアヒルの体内では4万倍に濃縮。

そして川辺の水鳥の卵の黄身では100万倍もの濃縮が起きていたというのですから、魚介類は危険極まりありません!

 

 福島第一原発から放出された大量の死の灰は、大地に降り積もり、雨で川に流れ込んで、農業用水や海を汚染してしまいました!

いきます。

 

 現在、福品第一原発で進行中の事態は、日本崩壊どころか世界崩壊のレベルに達しようとしています!

 

ゆっくりと破局に向かう福島第一原発を避けるために、若い世代、幼児、妊婦や若い女性は、500キロぐらいを最低限の退避圏として、できるだけ福島第一原発から遠いところに、恒久的な移住をすることを薦めます!

 

避難地は西日本のほうが、年間の風向きから考えて長期的な安全性は高いでしょう。

この態勢を政府がしっかり考えることが急務であり国民規模の協力が欠かせません!

 

また東電は、被災者救済に専心する責務があります!

 

 また、政府は食品汚染の測定は、長期間にわたって続行し、そのデータを一切、隠蔽すことなく公表し、その危険性を国民すべてに告知することです!

 

 これができなければ、日本政府とは砂上の楼閣でしかありません!


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