カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

田園風景を探してみたが里山っぽいところしか見つけられなかった

2022年07月30日 08時02分31秒 | 風景

都市風景を中心に撮影することが多い私ですが、先日コメントをいただき、田園風景を近場で探してみたところ、残念ながら簡単に見つけることはできず、ヒットしたのは「里山」というキーワード。近場の里山はかなり手が加えられており、期待したいものではなかったのですが、脱都市感をめざしシャッターを切りました。

タイトル写真は一眼カメラで撮影しましたが、他の写真はAndroidoスマホのOPPO Reno Aで撮影しました。



豪快に「剪定」された巨木を見かけたので「ダイナミック」をテーマに広角らしさを意識して撮影してみました。

木の幹をメインに持ってくる写真を見たことがありますが、たかが木の幹で存在感を出す写真が撮れるんだ~、と感心したのを思い出しました。

※ OPPO Reno Aで撮影:1/50sec F1.7 ±0.0EV ISO650



シロタエギクを撮影しました。

ネットで調べて初めて名前を確認しましたが、結構そこらに植えられているイメージがある植物です。

※ OPPO Reno Aで撮影:1/100sec F1.7 ±0.0EV ISO150



樹木が空にまっすぐ伸びていく姿をイメージして撮影したのですが、どうも思い通りにはいきませんでした。

空を大きく入れた写真も撮ってみたのですが、OPPO Reno Aの特性上、絵画みたいな写真になってしまったので今回は不採用です。

※ OPPO Reno Aで撮影:1/136sec F1.7 ±0.0EV ISO320


iPhone13で撮影も考えましたが、自信の無いジャンルだったので、何をとっても鮮やかに仕上げてくれるOPPO Reno AのAIモードで撮影しました。

結果は予想通り、満足です。

暑い中長い時間撮影に時間をかけると熱中症になりかねません。機能が多い一眼カメラだと、必然的に長い時間かけてしまいますが、そういう意味でもスマホは短時間で仕上げられるたので助かりました。

次は本当の田園風景を探してみようと思います。


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超々望遠撮影は10年前に販売されたオリンパスのネオ一眼でもかなり面白かった

2022年05月14日 08時13分55秒 | 風景

2012年に発売されたネオ一眼であるOLYMPUS STYLUS SP-820UZは広角側が換算22.4mmとかなり広角側に振っているにもかかわらず、なんと望遠側は換算896mmもあるため超望遠撮影が可能でありさらに手ブレ補正機能ついている万能カメラです。

もちろん一眼カメラの画質に比べれば落ちる部分は多々あれど、このサイズのカメラで超超望遠焦点域を撮影できるのはかなり楽しいです。

望遠の圧縮効果も含め作例を紹介します。



ご存じ松本零士先生がデザインした水上バス3隻のうちの「エメラルダス号」に吾妻橋の乗り場で会うことができたので撮影しました。ポイントはエメラルダス号の後ろに橋梁たちです。「東武鉄橋」は約200m離れています。

これだけなら「ふーん」といったところですが、その後ろの緑色の「言問橋」は東武鉄橋との間は約200m離れており、さらにその後ろの黄色い「桜橋」は言問橋から約300m離れています。これは撮影場所から700m離れていることになります。桜橋までの距離というよりも、個々の橋梁の間が想像以上に離れているにもかかわらず、望遠レンズの圧縮効果のためそれほどの間隔があるとは感じられませんね。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/250sec F5.4 ±0.0EV 174mm相当 ISO80



こちらは神田明神「膸神門」側面の狛犬です。

実測するのを忘れましたが、それぞれの間隔は2m以上あるはずです。3体とも大きさが大して変わらないので間隔が50cmくらいに感じられますね。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/200sec F5.6 -0.3EV 366mm相当 ISO80



中華街の看板を撮影しました。

ところ狭し、ギュウギュウに店が建ち並んでいるようですが、これも圧縮効果のなせる技です。

看板と看板との間は狭いものでも5m以上は離れているはずです。それより間口の狭い店舗はないですよね。

私はこの圧縮感が大好きで、中華街に来ると代わり映えしなくても必ずシャッターを切ってしまいます。

スカイツリーも同様の理由で撮影してしまいます。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/200sec F4.8 ±0.0EV 76mm相当 ISO80


カメラを始めた20年くらい前に「圧縮効果」と聞いても見ても「そーいう角度で撮ってんだから、あたりまえじゃん」と思っていましたが、表現したい景観をイメージして、それを実現させるために望遠レンズやテクニックあるのだと気づいたときに望遠撮影が俄然面白くなった頃が、とても懐かしいです。



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nomo cameraにオリンパスのシミュレータを入れて横浜中華街に行ってみた

2022年02月12日 08時06分58秒 | 風景

フィルムカメラを高いクオリティでシミュレートしているnomo cameraのオプションの一つに「135M」と呼ばれるOLYMPUSから1997年に発売された「μ-II」のシミュレータがあります。見本を見るといい感じにイエローがかっており、購入金額は2022年1月当時で120円。決して高くない、いやかなり安いと判断しました。

さっそく購入し横浜中華街でその使い勝手を試してみました。



こちらが操作コンソールになります。

μシリーズといえばカプセルタイプの未来的デザインが特徴だと思いますが、鏡面仕上げされたシャッターボタン以外、ちょっとクラッシック側に振り過ぎかなと感じます。



中華街のイチゴ飴です。

赤いイチゴが水飴でコーティングされているため非常にピカピカで見栄えがいい。



占いの館の前に大きなプーさんのぬいぐるみ。そのぬいぐるみに鬼滅の刃の竈門炭治郎柄のマスクをつけるという、かなりシュールな絵面です。

まさに中華街らしいと思います。



横浜媽祖廟(よこはままそびょう)です。

道教の神様を祀る廟で、正式な名称は「横浜大天后宮」といいます。

横浜中華街の廟といえば関帝廟が有名ですが、こちらは中華街の長い歴史からみると比較的最近建立されたものです。最近といっても2006年に建立ということですから15年以上前になりますが。



関帝廟の階段にある龍のレリーフです。

いつも前や上を向いて撮影していることが多い私ですが、たまには下を向きながら被写体を探してみると、新たな発見があるのだと気づきました。



中華街のイルミネーションである「春節燈花」のオブジェが山下町公園に展示されていたので撮影してみました。

かなりド派手なものだったので思わずシャッターを切りました。

次回は是非とも夜に行ってみようと思います。


今回の撮影には保険としてミラーレス一眼を持って行ったのですが、結局のところこのnomo cameraしか使用しませんでした。それだけアプリケーションの完成度が高いということがわかります。

もちろん気になる点もあります。

フィルムカメラをスキャンしたものはこんなに退色していないし、コンパクトカメラレベルであればもっともっとピントがぼけているはずです(プリントを基準とするとそうともいえませんが)

どちらにしてもスマホアプリの中ではかなりフィルムカメラの描写に迫っているため、他の場所でも試してみたいと思います。



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フィルムカメラに思いを馳せて「nomo camera」を使ってみた

2022年02月05日 07時59分32秒 | 風景

数あるフィルムカメラのテイストで撮影できるスマホアプリの中で、遊び心とクオリティが高い「nomo camera」での作例を今回は紹介しようと思います。

このスマホアプリはチェキをスマホで実現していることを特徴にしているアプリです。さらにアドインやサブスクリプションを活用することでチェキだけでなく、他のフィルムカメラをシュミレートしているといった方が適切だと思います。

他のフィルムカメラとして主だったものを挙げるとデフォルトの「instax mini」から始まり、課金が必要ですが「Leica M3」や「OLYMPUS Pen」「Nikon 35Ti」など、最近のフィルムカメラ流行りを押さえています。また「CANON Autoboy」や「Olympus mju-ii」「FUJIFILM NATUEA S」などコンパクト系も充実しています。これで販売元が中国の北京というのですから、商魂逞しいとしかいいようがありません。 



こちらはintax miniのシミュレートデザインです。

一見チェキシリーズとは思えませんね。

中央の小さい窓に撮影画像が写ります。これがまた撮影しずらい。



#FR2のシミュレートデザインです。これはFUJIFILMの「写ルンです」(Simple ace)とアパレルメーカの「#FR2」が2017年にコラボしたモデルを元にしているようです。今回はこちらを作例として使用しました。


あえてデザインに関しては何も言いませんが、こちらも中央の窓に撮影画像が写ります。チェキのデザインよりもさらに小さいため、やはり使いづらいです。


他にもコラボなしのFUJIFILM「写ルンです」やコダックの「スナップキッズ」のシミュレートも無料であるのですが、#FR2の色合いやコントラストの加減、解像感が私のイメージに合致しました。撮影画像に#FR2のロゴが焼きつくことは致し方ないです。



1.JR川崎駅の北口から京急川崎駅のあたりでまずは写りを試してみました。私の考えるフィルムカメラの写りに近いです。



2.川崎駅前タワーリバークの屋外エスカレータ入口で撮影しました。明かりが強く差し込み、コントラストが強い被写体になったせいか、撮影した画像はまさにフィルムカメラでのプリントそのものです。



3.チネチッタの脇の自転車置き場での撮影です。

こちらもフィルム写真らしい描写です。


前述した「写ルンです」シミュレートは青色過ぎ、コダック「スナップキッズ」は黄色過ぎ、チェキのシミュレートはいい味出していたのですが、チェキ特有のフォーカスがゆるすぎるところまでシミュレートしてしまっています。結局#FR2がベターな選択としましたが、有料シミュレートであればもっといいものがあるかもしれません。


かといってサブスクは年間契約しかなく、さらにちょっと高めの2,700円。お試しで課金するにしても、私にとっては微妙な金額です。いっそのこそ買い切りの方が購入したかもしれません。

単品購入もあるので、全て適用してもらうとありがたいです。



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25年ぶりに小田原まで足を伸ばしてみたら予想以上に見どころがあった

2022年01月29日 08時00分24秒 | 風景

小田原港で上がった鮮魚が美味しい!なんてテレビの情報番組をみて感化されたのか、天気が良い日を見計らって小田原周辺に行ってみました。

小田原港は鎌倉と同様の相模湾となりますが西側になります。タイトル写真でもわかるとおり、鎌倉の海と比べるとあまりにも青く綺麗だったのでビックリしました。

今回持参したカメラは私の一番のお気に入りであるOLYMPUS PEN E-P3。レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6を使用しました。



テトラポッドです。

私の小さい頃のお馴染みのテトラポッドに比べるとかなり形状が変わっていたので、面白いと思って撮影してみました。ネットで調べてみたところそのお馴染みの形状をした「テトラポット」は(株)不動テトラの登録商標だそうです。正式には「消波ブロック」というそうです。ホッチキスやタバスコと一緒ですね。

撮影したこれも不動テトラの「ペルメックス」と呼ばれる製品とのこと。奥が深い。

※ PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/640sec F10 ±0.0EV 300mm相当 ISO200



小田原の駅ビルである「ミナカ小田原」の14Fにある展望足湯庭園からの撮影です。

小田原城がやはり際立ちます。足湯もなかなか気持ちが良かったです。ちなみに足湯は無料です。

※ PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/200sec F7.1 +0.7EV 104mm相当 ISO200



小田原駅のお隣の駅、早川駅近くにある海鮮丼が美味しい「漁港の駅 TOTOCO小田原」からの撮影です。

いやいや相模湾は美しいですね。見直しました。

ちなみに海鮮丼を注文した際、お茶漬け用のだしも用意されていましたが、それが豚骨スープのようなギトギト系でちょっと引きましたが、実際に食べてみると見かけによらずかなり美味しかったです。

※ PEN E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/640sec F11 ±0.0EV 126mm相当 ISO200


地元からちょっと足を伸ばしただけでこんな海を見ることができたことは感動でした。

発売は2011年という年代物ではありますが、OLYMPUS PEN E-P3は私のお気に入り中のお気に入りのカメラです。持って良し、撮って良しの欠点がないカメラです!

といいたいところですが、しいて不足している点をあげるとすれば手ブレ補正が今時の5軸ではなく3軸であるというくらいだと思います。


ミナカ小田原の城下町市場(ショッピング街)の外装が江戸時代の宿場町風に仕立て上げられており、いやがおうにもテンションが上がります。地下で購入した鯛焼きがまた、餡子がびっちり入っているタイプで一個食べるだけでお腹一杯になってしまうなど、最上階の足湯も含め、日帰りでしたが小田原をいろいろと楽しむことができました。



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