カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

2024年の年初めは福箱が文字通り福を届けてくれました

2024年01月27日 08時29分12秒 | Android

カメラや写真好きが転じてか、PCやガジェット、いわゆる(電子)機器への興味も著しいのは、我ながら恥ずかしい限りです。

そんな中、年末年始の恒例にしているのがヨドバシカメラやビックカメラの福袋抽選の応募ですが、今回めでたくビックカメラの「スマホ福箱」に当選しました。

正確な名称は「2024年 福箱 SIMフリースマートフォンモトローラ」で、この名称からmotorola製のSIMフリースマホということはわかりますが、機種名までは当選時点ではわかりません。

当選したけどやっぱり購入しないって選択肢もありましたが、結局購入することにしました。


福箱に入っていたのはmotorolaのスマホ「moto g53j 5G」でした。

ブログにも何回かご紹介している通り、メインはiPhone、Andoroidはサブ機として使用しています。moto g53jは新しいサブ機として使用することにしました。



moto g53j 5Gは外見はとても品があり、所有欲を満たしてくれるスマホです。

特に背面が私個人としては好ましいデザインでした。

材質は樹脂だと思いますが(金属ではない)それを微塵も感じさせないのが良いです。多分塗装のせいだと思います。その分重量がiPhoneと比べて軽いです。



※画像はメーカHPより参照

スマホの性能の中核を成す「Soc」はSnapdragon 480+で高性能とはいいがたいものですが、画面のリフレッシュレートが120Hzかつ8MBもRAMを積んでいることと、画面解像度は1600×720(HD+)と低解像度であることが功を奏してか操作は非常に快適です.



アウトカメラにおいてメインカメラとマクロカメラの2眼構成です。メインカメラは資料がないのであくまでも予想ですが35mm換算で28mm相当だと思われます。

ちょっと物足りないですが、iPhoneをメインスマホとしている私にとってはサブのカメラにそこまでの期待をする必要もありません。

いたって普通なカメラだと思いますが、本体の画面解像度が荒いため撮影後確認しても特別綺麗に見えることはないのですが、あらためてPCなどで確認するとそれが杞憂だったとわかります。作例はメインカメラで撮影したものです。

なお出力解像度は約1,200万画素になります。



マクロカメラで撮影した作例です。

マクロカメラにおいては出力解像度も含め200万画素ということで、モヤっとした感じは否めません。メインカメラでも十分寄れるので、好んで利用することはないと思います。



カメラに関してはYouTubeなどのSNSでは酷評されている傾向ですが、こだわりなく使用しているのであれば、必要にして十分な写りを備えていると思います。


福箱が当選した際は「下手すると今使っているOPPO Reno 5Aよりスペックが下回るんじゃないかな~」と落胆したのは確かです。

しかし実際に使用してみると、所有欲や使い勝手に関してはmoto g53j G5の方がよく、まさにスペックで測れない、構成のバランスが重要であることを知らしめた機種だと思いました。



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OPPOスマホのデジタルズームは使えるようになったのか

2023年02月25日 08時16分36秒 | Android

スマホカメラの弱点の一つとして「望遠」があります。

広い範囲を撮影できる広角側は進化著しいですが、望遠側はハイエンド機種を除くと、拡大ズームに頼るしかありません。


ソフトウェアでの拡大ズーム画質もかかなり良くなっていると聞いたので、2023年時点ではありますがどの程度のモノなのか調べてみました。


作例は川崎駅近くの多摩川沿岸にある「多摩川みはらし公園」からの風景です。

ちょうど護岸工事もしていたので特徴ある被写体を撮影することができました。


【一眼カメラ】

  • OLYMPUS OM-D E-M1&M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

  • 1600万画素

  • 光学ズーム


【スマホ】

  • OPPO Reno 5A

  • 6400万画素

  • デジタルズーム

最近お気に入りのAndroidと私の超々望遠の定番組み合わせで比較しました。

結論から言うと、皆さんの予想通り、一眼カメラの圧勝です。

スマホのデジタルズームの進化はどの程度なのか?一眼カメラの画質に近づいているのか?という視点で見ていただければと思います。



タイトル写真の奥に架かる鉄道橋「六郷川橋梁」を超望遠で撮影したものです。

後方に写るマンションから撮影位置が確認できると思います。私が大好きなトラス式の橋梁です。

※35mm換算600mm相当画角からの等倍切取りです。



Reno 5Aのデジタルズーム20倍での画質です。

26mm相当の20倍になるので35mm換算520mm相当の画角となります。

等倍切取りですが、完全にディティールが潰れています。

OPPO Reno5Aに限りませんが、デジタルズームは「画像補完処理」をして画像が破綻しないようにしている画期的な処理なのですが、それでも画質の劣化を考えると倍率は5倍までだと思います。今回は20倍という超々望遠での拡大補完になるためか画質の劣化は避けられなかったのだと思います。



もう一つ作例を掲載します。

タイトル画面の右側クレーン島の拡大です。

右上にクレーンのフックが見えます。

ひときわオレンジ色の機材が目立ちます。



Reno 5Aにて同じ構図で撮影したものを等倍切取ったものです。

クレーンフックを始めオレンジ色の設備も潰れてしまって、何の部品なのかもわかりません。

6400万画素(Reno 5A)といってもデジタルズームで撮影、等倍拡大してしまうと1600万画素(E-M1)と比べるまでもない結果になります。


画像処理エンジンが進化するたび、デジタルズーム画質も進化してはいますが、やはり一眼カメラの光学ズーム画質には未だ持って届かないことがあらためてわかりました。


これは決して否定的に捉えているのではなく、極小のレンズ、極小の映像素子からたたき出すスマホの画質は驚愕そのものです。

だからこそ(運動会とかで)デジタルズーム撮影の結果だけ見て「このスマホ使えね~」と短絡的な表現をしないで欲しい。あの大きさ、重さでこれだけの画質をたたき出すのは凄いことだと思います。


以前、葛西臨海公園をOPPO Reno Aで撮影した記事を載せましたが、当時と比べて若干自然な表現になった気がしますが、大きな進化は感じることはなかったです。

スマホのカメラ機能、まだまだ伸びしろがあるってことですね。


【補足】

今回モデルになった「六郷川橋梁」は現在は四代目になります。1971年竣工ということなので50年以上の歴史を持つ橋梁となります。

隅田川橋梁群では竣工100年近いものも多いため、大したことないと思ってしまいましたが、出自を確認したところ日本初の鉄道橋ということでビックリしました。


日本初の鉄道は「新橋ー横浜」をつないだ東海道線であるわけで、その区間内でひときわ大きな多摩川に架かる六郷川橋梁が「日本初の鉄道橋」であることはある意味、当たり前だったわけです。



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やっぱりOPPOのカメラは綺麗に撮れる

2023年01月14日 08時19分00秒 | Android

カメラを目的にサブで購入したXiaomi Redmi 9Tを解約して、YouTubeなどネット上ではコスパモンスターとして有名なOPPO Reno5Aを新規契約&購入したのでその紹介を簡単にしようと思います。


カメラ部分を見てみると、カメラとして機能しているのは上段の3つとなり、右から広角レンズ、超広角レンズ、マクロレンズになります。その中でも特筆すべきは超広角レンズだと思います。35mm換算で13mm程度(と思われる)の焦点距離、今時のスマホからすると珍しいスペックではないですが「全てを撮す」と思えるほどの撮影範囲は素晴らしく、極度な歪曲も面白いです。

マクロレンズは特に写りが良いわけではないので、好んで利用はしていません。


インカメラになります。

上部真ん中にある機種が多い中、OPPO Reno5Aは向かって左上に配置されています。技術的な問題よりも表示画面優先で考えるとカメラのパンチホールが邪魔になるからだと推測します。

ネットの記事を見ると好評のようですが、記念写真など大勢で撮影する際、目線がおかしなことになることが多く、慣れるまで写る側にもコツが必要のようです。


Rayout社のRT-OPR5ATK1/Bというケースをヨドバシカメラで購入しました。

シリコン製のつや消し仕様は、ネットの評価で「硯」のようだと表現されていましたが、その通りだと思います。

格安なものをAmazonで購入することも考えたのですが、持ち歩くものなので、実際の手触り等を確認し納得したかったので実店舗での購入となりました。

この硯ケース、気に入りました。



作例になります。

カワスイで撮影した「トランスルーセントグラスキャットフィッシュ」です。

動きの遅い種であったせいもあり、見事に捉えてくれました。広角レンズでの撮影です。

※ OPPO Reno 5Aで撮影:1/33sec F1.7 ±0.0EV 26mm相当 ISO434



東京駅丸の内口の天井を超広角レンズで撮影しました。

作例としてはお馴染みの場所です。

超広角レンズは広角レンズにくらべ画素数が下がりますが(6400万画素⇒800万画素)、十分解像しています。

※ OPPO Reno 5Aで撮影:1/33sec F2.2 ±0.0EV 13mm相当 ISO788



代々木公園入口にある、一本で頑張っている銀杏の木です。

広角レンズでの撮影です。リサイズしていても解像度がかなり高いのがわかると思います。

※ OPPO Reno 5Aで撮影:1/815sec F1.7 ±0.0EV 26mm相当 ISO100


インカメラの映像からもわかるとおり、キャリアは新規でRakuten mobileを選択、オンライン販売よりもポイント還元が多いという理由でビックカメラで購入しました。色はアイスブルーを選択、楽天ポイントが販売価格の値引きや大幅な楽天ポイントがついたことにより、実質6,000円程度での購入です。

購入した2022年11月においては同年6月に後継機種であるOPPO Reno 7Aが発売されているので、型落ちの影響もあってか、かなりお得に購入できたのではと思います。



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AndroidスマホをXiaomi Redmi 9Tに買い換えてみた

2022年01月08日 08時07分36秒 | Android

大絶賛中のダズルカラーを搭載したOPPO Reno Aを買い換えることにしました。

特に買い換えるほどの不満点はなかったのですが、1シーズン使い続けてきて、そろそろ買い換えてみようかなぁ~と軽い気持ちで買い換えてみました。

MNPを利用してスマホを格安で換えるためには、キャリアは現在のOCNモバイルOneを選択することができません。他の格安コースを用意しているキャリアといえば「BIC SIM(≒IIJmio)」「楽天モバイル」などがありますが今回は「超コスパが良い」とウワサに名高いXiaomi Redmi 9Tを狙っていたので、キャリアはBIC SIMを選択することとしました。



モニタの大きさが6.53インチと大きいため本体はかなり大きいです。

本体は樹脂製ですが光沢仕上げされていないため指紋がつきにくいです。かといって安っぽいわけではないのがいいところだと思います。

左上部に誇らしげに刻印されている「Redmi」のロゴについては好みが分かれることとでしょう。



カメラ部のアップになります。超広角カメラ・広角(標準)カメラ・マクロカメラの3種類となりますが、OPPO Reno Aと同様に深度測定レンズということで合計4眼カメラとなります。


スマホとしての性能は、ネットでの評判通り、普通(サイト閲覧・YouTube視聴など)に使う分には及第点です。

カメラ性能ですが、OPPO Reno Aに比べると否めない感が強いです。

超広角カメラがあるのはいいのですが、手ぶれ補正がないためか手振れ写真が多いです。特にマクロ時の写真は、ほぼブレておりマクロの恩恵を生かせることができませんでした。



横浜駅西口側を超広角カメラで撮影してみました。

この超広角カメラも多少うさんくさい面があります。

まずは画素数が低いこと、よって解像感や明瞭度が低いです。またレンズの性能が他のものと比べて良くないためか端への歪曲はもちろんのこと、画像の乱れも目につきました。

※ Xiaomi Redmi T9で撮影:1/1912sec F2.2 ±0.0EV 26mm相当 ISO100


エントリーモデルであることや値段相応と考えると、カメラ性能が納得いかない面があるのはしょうがないと思います。前回のOPPO Reno Aの性能が良かったせいか「Android」すげえ!と思っていましたが、Xiaomi Redmi T9はイメージしていたエントリーモデルのカメラ性能でした。ある意味想定通りというかホっとしました。

これからはこちらのカメラを使い込んでいきたいと思います。


参考リンク:スマホで勝鬨橋を撮ってみたけど望遠が必要なことがわかりました


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快晴の日にはダズルカラーを設定することは避けた方が良い

2021年10月16日 08時17分12秒 | Android

本体価格1円でお得にOPPO Reno Aというコスパが良い高性能機種を手に入れることができました。

このスマホについているカメラの機能でダズルカラーというものがあるのですが、これがかなり良い塩梅の画像を出力してくれます。簡単にいうとコントラストが高く、彩度も程よくプラスした「見栄えの良い写真」を量産してくれるのです。


最初は両手を上げてダズルカラーに心酔しそこらで写真を撮りまくって「これで1円だもんなぁ、すごい時代だよなぁ、いい買い物したなぁ」と心が満たされていたのですが、流石にそんなことを1ヶ月も続けていると「?」なことがでてきます。


ダズルカラーは特に青に引っ張られやすいカメラチューニングのようなので、晴天(特に快晴)での撮影の場合、とんでもなく「加工してます!」な写真になってしまうようです。

ということは晴天の時はダズルカラーをON、曇りや屋内での撮影はダズルカラーをOFFといった使い分けが必要なのでは?という仮説を立ててみました。


今回は作例は前回の葛西臨海公園の帰りに寄った「日本科学未来館」内での撮影と、日をあらためて行った世田谷区の「等々力渓谷公園」での撮影です。

まずはタイトル写真ですが、これは日本科学未来館の目玉とも言える「ジオ・コスモス」を撮影したものです。

ジオ・コスモスはミラーボールのように天井からぶら下げた球体に沢山の有機ELディスプレイが貼り付けてあって、地球を模した映像が映ります。数十年後の地球の平均温度や、ホモ・サピエンスがたどってきた経路など、巨大な球体に映し出されるその姿は圧巻の一言です。室内の写真のためここではダズルカラーONとしましたが、やはり正解で、とても鮮やかに撮影できました。



スーパーカミオカンデのセンサーのレプリカが展示されていました。非常に集光率の高いセンサーで宇宙からのニュートリノを観測しようという設備のセンサーのレプリカになります。

生涯スーパーカミオカンデなんて見ることはできないと諦めていたためか、レプリカでも、ただ、ただ感動しかありませんでした。

ちなみにダズルカラーはこういうシーンは大得意ですね。展示されていたスーパーカミオカンデの雰囲気をよく捉えています。

※ OPPO Reno Aで撮影:1/25sec F1.7 +0.3EV ISO4235



日をあらためて、世田谷区の等々力渓谷公園での一コマになります。葛西臨海公園での撮影よりもかなりの晴天かつ快晴でした。ダズルカラーは外してあります。彩度良し、コントラスト良しと東京ゲートブリッジに比べていい具合に撮影できました。

ダズルカラーはAiでの適正加工撮影ということですが、やはり最後の判断は人間なのだと思い知らされました。

※ OPPO Reno Aで撮影:1/100sec F1.7 ±0.0EV ISO357



時間があったので、等々力渓谷公園の近くにある「野毛大塚古墳」に寄ってきました。

古墳というより「玉川野毛町公園」にある築山みたいになっていますが、帆立貝式古墳と呼ばれる形で上から見ると有名な鍵穴式の前方後円墳に似ている本格的な古墳です。

工事中であったのかオレンジのビニールで仕切りしているあたりが、安っぽく感じてしまったり、木が大きく育っているので古墳の全貌を見ることができなかったりと、古墳初心者の私にとってはちょっと残念な面もありましたが、写真を撮ることを目的としているので特に気にせず撮影しました。

ダズルカラーはOFFとしたことで、とても自然に鮮やかに撮影することができました。

※ OPPO Reno Aで撮影:1/1383sec F1.7 ±0.0EV ISO122


今回の検証を見る限り、やはり晴天下でのダズルカラーは効果が強すぎる傾向があるとわかりました。さらに私見ではありますが、青系(冷色系)よりも赤系(暖色系)の方が綺麗に仕上がると感じました。今後使っていくうちにさらに変わっていくとは思いますが「天気の良い日はダズルカラー設定を気にして使う」方針で行こうと思います。



 最後にOPPO Reno Aに最近はどっぷりでしたが、ジオ・コスモスをiPhone11の超広角レンズで撮影してみました。やはりiPhone11は最強です。

※ iPhone11 で撮影:1/118sec F2.4 ±0.0EV ISO64


超広角カメラはAndroidもありますが、iPhone11の適度に効いているHDR効果が私の撮影感覚に刺さります。やはり手放せません。


日本科学未来館 by OPPO Reno A



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