カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

当時羨望の的だったPowerShotG5は今見てもやっぱり格好良かった

2022年03月26日 08時01分09秒 | カメラ

オリンパスのオールドデジカメCAMEDIA C-40404ZOOMに引き続き、CANONのPowerShot G5(2003年発売:現在生産終了)を入手しました。

発売当時2/3型500万画素CCD搭載機が先行して発売されていたせいもあってか、サイズがワンランク落ちる1/1.8型CCD総画素数約500万画素を搭載したPowerShot G5の評価は低かったのが思い出されます。ネット上の書き込みで軒並み「一つ一つの画素が小さくなりすぎているので感度をあげることが限界に来ている」という批判が多かったようです。

※1.8型の500万画素CCDを使用している当時のカメラは他にもオリンパスのCAMEDIA C-5050 ZOOMやNIKONのCOOLPIX E5400らがありました。


画像処理エンジンとしてDIGICを積んでいます。当時は高画素・大型映像素子最強説がまだ大手を振っていた時期だったので、撮影画像を処理する映像エンジンも非常に重要であることはあまり語られていませんでした。

2022年現在のスマホカメラの画質を見れば映像エンジンが同じように重要なのかは言うまでもありません。


さてタイトル写真はPowerShot G5の正面からの撮影です。

細長いフラッシュや弁当箱デザインは前機種のPowerShot G3とほぼ変わりないですが、外装のアルミ素材にブラックアルマイト処理された姿は私好みのデザインです。



上部軍艦部を撮影しました。

状態表示のモノクロ液晶やアクセサリーシューの存在がハイエンドさを表しています。


また気になる点といえば、

  • 電源ボタンと撮影・再生切替えレバーが華奢で壊れそうなこと

  • ISO設定のダイレクトボタンがないところ

があげられます。ISO上限がISO400までしか無いのであまり使わないため省略されたと思います。



背面からの写真になります。

2001年辺りからちらほらと見かけるようになったバリアングル液晶方式です。2022年現在のものと比べるとモニタの映り込みが強く、撮影の際はかなりストレスがたまりました。その対策のためかコンパクトカメラと同様の構造の光学ファインダがついていますが、この光学ファインダも広角側に設定すると自身のレンズ鏡筒が映り込んでしまうため、それはそれでストレスがたまりました。

撮影した写真の画質は満足いくものであるにもかかわらず、使い勝手はなかなか癖のあるカメラだと感じました。



いい作例ではありませんが、川崎駅前のNTT DoCoMo川崎ビルの屋上を撮影しました。
曇天だったため、ちょっと鮮やかさにかけますね。

※ PowerShot G5で撮影:1/250sec F5.0 ±0.0EV 140mm相当

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スマホアプリにありがちな機能ではあるがこれで悪天候も怖くないかも?

2022年03月19日 07時56分18秒 | スマホアプリ

写真を撮影していると天気の良い日も悪い日もあり、雲一つない晴天だとシャッターを切るのも楽しくなる一方、どんよりとした曇り空や雨模様だとシャッターを切るモチベーションがさがるのはしょうが無いことだと思います。



ネットで見つけた「PICNIC」というスマホアプリがどんより空を自動判別してさわやか空に加工をすることができるということを聞きつけ、早速試してみました。



お馴染みJR川崎駅前のミューザ川崎です。

右がオリジナルで左がPICNICアプリで加工した空になります。夏の空でしょうか、私が思うに映画「Toy Story」の空というのが一番合っているような気がします。


余談ですがあらためて建物の名称を調べたところ、右のビルが「ミューザ川崎セントラルタワー」会社のオフィスなどの用途に使われています。左の建物は「ミューザ川崎シンフォニーホール」と呼ばれコンサートホールや飲食店が入っています。

地元民はこの2つの建物を「ミューザ」のひと括りで呼んでいます。



こちらの被写体もお馴染み川崎チネチッタです。

タイトル写真が沈みかけの夕日であるのなら、こちらは同じ夕焼けでも沈み始めの夕日といえばいいでしょうか。

チネチッタのガラスタワーがまるでイラストのように加工され、全体が絵画のように処理されてしまっています。これもまた趣があります。



こちらはタイトル写真のオリジナルになります。

コントラストもほぼ無く、今にも雨が降り出しそうな雲です。少なくとも格好いい都市風景を撮ることに適した天候でなかったことは確かです。

何でこんな日に写真撮りに来ちゃったんだろうなぁってくらい条件は悪かったんですが、PICNICで加工することにより、あんな鮮やかになります。スゴイです。


タイトル写真は夕日をモチーフにした「Day Break」という名のフィルタを適用しましたが「曇りや雨でも晴れる日になれる、カメラアプリ」という宣伝文句には偽り無しです。


ちょっと前にスマホアプリでアニメの「君の名は。」みたいなアニメ風景に加工されるスマホアプリを気に入って使っていましたが、それに似ています。


桜の写真とか快晴の日に撮影すると光が強すぎてピンクの花びらが真っ白になってしまうため、曇り空の方が撮影に向いている場合もありますが、こーいう加工アプリはある意味、写真生活をとても楽しくしてくれますね。


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オミクロン株が流行っているので隅田川ブリッジウォーキング(蔵前橋・両国橋・新大橋・清洲橋)に挑戦してみた

2022年03月12日 08時18分04秒 | 東京

隅田川のブリッジウォーキングも今回で一区切り、蔵前橋から清洲橋までを紹介します。

タイトル写真は総武線が走る「隅田川橋梁」と「スカイツリー」を総武線が来たタイミングでシャッターを切ってみました。撮り鉄の気分を味わうことができました。



蔵前橋です。吾妻橋の構造と駒形橋の装飾が合わさったようなデザインの橋ですが、やはり目を引くのは「黄色く塗られた橋」でしょうか。吾妻橋と同様、平成の初めに塗り替えられました。稲穂をイメージしているそうです。

※ OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/320sec F9.0 +0.3EV 36mm相当 ISO200



両国橋です。休み無しで2時間ほど歩いてきたためか、この辺りから疲れがたまってきました。空が青くないですが同日です。

両国橋は他の橋と違って近づくためにはちょっと遠回りしなければならないため、こんな中途半端な写真しか撮れませんでした。

次回リベンジですね。

※ OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/200sec F8.0 +1.0EV 58mm相当 ISO200



新大橋です。江戸時代、両国橋が「大橋」と呼ばれていたため「新大橋」の名称になったそうです。

隅田川は「大川」と呼ばれていたせいか、先の吾妻橋も当初「大川橋」と呼ばれていたようです。

新大橋は比較的新しく、といっても昭和51年(1977)竣工です。45年も経っています。

あらためて、橋って長持ちするもんなんですね。

※ OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/500sec F11.0 ±0.0EV 34mm相当 ISO200



清洲橋です。疲れていた気持ちを吹き飛ばすほど見応えのある橋です。他の歴史ある橋も同じなのですが、大正末期から昭和初期にかけてこんなモダンな橋が存在していたこと自体スゴイと思います。

厩橋のようなアーチ橋も良いですが、マンハッタン橋のような清洲橋は壮大ですばらしいですね。

ちなみに清洲橋は国の重要文化財に指定されています。

※ OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/320sec F10.0 ±0.0EV 44mm相当 ISO200


この清洲橋を撮影した時点で、疲れてしまったので家路につきました。

これ以降の下流の橋はまたの機会に撮影しようと思います。

次回からは一つ一つの橋をじっくりと見てベスポジで撮影したいと思います。

隅田川はアーチ橋を中心とした橋梁がかなり多く、見応えがあります。

逆に桜橋・言問橋・両国橋をはじめとしたシンプルな桁橋は面白みのないものとして見えてしまうところが残念に思いました。


  
オミクロン株が流行っているので隅田川ブリッジウォーキング(吾妻橋・駒形橋・厩橋)に挑戦してみた
前回の白鬚橋・桜橋・言問橋に続き、今回は吾妻橋から駒形橋、厩橋まで紹介します。タイトル画面で撮影した橋は「東武の鉄橋」とスカイツリーです。

 
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オミクロン株が流行っているので隅田川ブリッジウォーキング(吾妻橋・駒形橋・厩橋)に挑戦してみた

2022年03月05日 08時05分10秒 | 東京

前回の白鬚橋・桜橋・言問橋に続き、今回は吾妻橋から駒形橋、厩橋まで紹介します。

タイトル画面で撮影した橋は「東武の鉄橋」とスカイツリーです。Wikipediaには「隅田川橋梁」とか「花川戸鉄道橋」などの名称があるようです。

今でこそ「ミズマチ」が墨田区側にあるため「すみだリバーウォーク」として歩行者にも開放されましたが、昔は東武電鉄のための鉄橋だったため、橋梁からは外すことにしました。



浅草駅から最も近い橋となる吾妻橋です。平成の初めに浅草寺の色に合わせて欄干が赤に塗布されたことで今では「隅田川に架かる赤い橋」としても知名度が高いです。

ここからの見るスカイツリーはアサヒビールのビアホールと本社ビル、墨田区役所を一緒に撮すことができる見事なロケーションとりなります。光の関係で晴れの際は午後の方が綺麗に撮れると思います。

※ OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/160sec F8.0 ±0.0EV 58mm相当 ISO200



駒形橋です。白鬚橋と同様の上路式アーチ型の橋梁ですが、橋の途中に見晴らしエリアがあったりと、装飾がちょっと凝っていますね。ここから上野方面に向かって5分ほど行くと地下鉄稲荷町駅がありますが、そこは有名な仏具問屋街です。どうしても近くにある合羽橋道具街の方が有名になってしまいましたが、この稲荷町もかなり特殊性があり面白いエリアだと思います。

※ OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/250sec F8.0 +0.7EV 30mm相当 ISO200



厩橋です。隅田川唯一の三連アーチ橋になります。厩橋の一つ下流に「蔵前橋」がありますが、都営地下鉄「蔵前駅」に程なく近いのはこの「厩橋」というのがややこしい。

※ OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/320sec F8.0 +0.3EV 28mm相当 ISO200


やはり駒形橋や厩橋といったアーチ橋は見栄えが良くていいですね。

小さい頃、親に「隅田川のアーチ橋を作ったのは軍艦を作っていた会社なんだよ」っていわれて妙に納得した覚えがありましたが、Wikipediaをはじめ、ネット内にもそんな情報は微塵もないことから、あれは親の粋な作り話だったのだと思います。



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