カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

あまりの暑さに目的を忘れた浅草七福神めぐり

2023年08月27日 08時13分56秒 | 神社仏閣

浅草七福神めぐりの中編になります。

中盤で在るにもかかわらず猛暑の影響か、意識もうろうとなっており、しまいには目的の神社に行くためにバスを降りたはいいが、神社に行かず次の目的地へのバスに乗ってしまう始末。

「一体何をするために浅草に来たのか?」という状態での撮影となりました。



隅田川にかかる「白鬚橋」のたもとに建つ「石濱神社」です。

ご祭神は寿老人になります。屋根が特徴的で弥生時代の穀物倉庫みたいな感じを受けました。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:17mm相当 1/1000sec F4.2 ±0.0EV ISO200



「吉原神社」です。

ご祭神は弁財天になります。弁財天は天照大神が須佐之男との占いバトルで生まれた三人娘「市杵嶋姫命」(いちきしまひめのみこと)と同一人物です。

かなり敷地が窮屈だったため、超広角レンズを使わなければ全体を入れることも難しかったと思います。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:15mm相当 1/200sec F7.1 ±0.0EV ISO200



タイトル写真にもある酉の市で有名な「鷲神社」(おおとりじんじゃ)です。

ご祭神は石濱神社と同様の寿老人になります。

天日鷲神や日本武尊もご祭神としていますが、寿老人と関係ないと思います。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:17mm相当 1/320sec F9.0 ±0.0EV ISO200


浅草七福神ということもあり、その神社仏閣はほとんど台東区内に建立されていますが、石濱神社だけが荒川区唯一に在する神社になっていたり、また吉原神社は明治に周辺の神社と合併したはいいが関東大震災で焼失、復旧したのもつかの間、東京大空襲でさらに消失。ビックネームな寺社で無くとも歴史は深いのだと猛暑の中、色々思いを巡らすことができました。あと3つです。


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殺人的な猛暑の中、浅草の七福神めぐりをしました

2023年08月20日 07時55分20秒 | 神社仏閣

超広角レンズを入手し、超ワイドな焦点距離を楽しんでいますが、ここまでワイドな画角であれば今まで上手に撮影できなかった寺社仏閣関係もいけるかもしれないと思い、通常は年始の行事である浅草七福神めぐりをこの猛暑の中強行しました。


台東区の巡回バスである「めぐりん」の一日乗車券を駆使して、この猛暑をなんとか乗り切りつつ各寺社を廻ってみました。



最初に訪れたのは「待乳山聖天」です。

ご祭神は毘沙門天になります。

仏教の四天王の一人で有名ですね。

境内は敷地面積がある割に、本堂を撮影する際はどうしてもやや見上げる形になってしまい超広角レンズでは歪みが目立つ結果となりました。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:20mm相当 1/125sec F4.5 +0.7EV ISO220



「今戸神社」です。

ご祭神は福禄寿になります。

ややミーハー感が強い神社で有名ですが、ドラマのロケ地でも利用され、聖地巡礼を名目で訪れる方も多いようです。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:30mm相当 1/250sec F5.6 +0.3EV ISO200



橋場不動尊です。正式名称は「橋場寺不動院」です。

ご祭神は布袋尊です。

面構えは対極ですが不動明王と布袋尊は同一神というのは結構有名な話だそうです。

以前は細い路地の先に在る隠れ家的なお寺でしたが、今や周辺は駐車場として整備されており、かなり開けた参道になっていました。

※NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:24mm相当 1/250sec F5.0 ±0.0EV ISO200


今回ご紹介した寺社仏閣らは隅田川沿いに建立されています。

他にもそれぞれに特徴があり、待乳山聖天なら大根と巾着が奉納品になっていたり、今戸神社は縁結びのパワースポットとして有名なせいか、奉納絵馬を見るだけで人生考えさせられることなどです。

七福神めぐりがテーマで臨みましたが、それ以外にも面白いモノを見つけることができました。あと6つです。



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初めての福岡空港で感動して後悔した

2023年08月12日 08時29分40秒 | 飛行機

先日出張で九州へ行きました。羽田空港⇔福岡空港コースでしたが、初めての福岡空港で興奮したせいか、前日は小学生のごとくなかなか寝付けませんでした。


タイトル写真は福岡空港内の南エレベータフロアになります。

何となく羽田の第2ターミナルのエレベータに雰囲気が似ていますが、空港内では圧倒的な存在感を示しており、iPhone13の超広角レンズを使わないとその迫力を収めることが出来ないほどでした。



着陸してくる旅客機を正面から連写で押さえた4枚です。

出張だったせいもあり、名古屋と同様に持参したカメラはコンデジであるCANON PowerShot SX610 HS。1秒間に7.2枚も撮影できる超高速連写機能を駆使すれば飛行機撮影もできると過信して臨んでみたのですが、連写機能以前に被写体を液晶モニタ内に収めることが出来ず、ほとんどフレームアウトしてしまいました。

カメラの性能よりも私の腕が悪かった。

やはり一眼カメラを持って行けば良かったと後悔しました。

※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:310mm相当 1/800sec F5.6 ±0.0EV ISO1600



動いていない「静物」の撮影であれば特に問題なく使いやすいカメラですが、やはり旅客機離着陸のような「動体」撮影には向いていないようです。

※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:65mm相当 1/50sec F5.0 ±0.0EV ISO100


福岡空港の展望台は羽田空港に比べると、かなりイイですね。

離着陸する旅客機が近くて感動しました。


PowerShot SX610 HSの超高速連写機能は10秒押しっぱなしにしておくだけで72枚撮影してしまうものです。実際のところ向かってくる旅客機に対してもフレームアウトは、ほとんどピントが外れることなく、的確に捉えていました。

カメラ機能と同様に私の撮影の腕も「伸びしろ」が残っていてくれるといいのですが。


~APPENDIX~


羽田から離陸して程なく撮影した東京の町並みです。スカイツリーが見えた時点で、慌ててiPhone13で撮影したものですが、iPhoneのカメラ機能ってやっぱりすごい!リアルGoogle Mapです。

※Apple iPhone13で撮影:1/1650sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



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やはり風鈴はガラス製ではないかと思いますがいかがでしょうか

2023年08月05日 08時37分42秒 | 祭り

コロナ禍以前の状態に戻りつつある昨今、川崎大師の風鈴市も従来の境内内での展示販売形態に戻ってきました。

鉄器の風鈴の澄んだ音色も捨てがたいのですが、やはり風鈴といえばガラス製のイメージがあります。

ガラス風鈴の歴史は江戸時代まで遡るようで、ガラス製の風鈴は江戸風鈴として今も昔も名を馳せています。


タイトル写真は印象に残り、かつとても品があると感じた金魚鉢を模した風鈴です。音色はもちろんのこと目でも涼しさを感じられました。



水の中にいるような「水色」の風鈴も目を引きました。

ガラス内の水泡が、涼しさを引き立てます。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZで撮影:1/160sec F7.1 +0.3EV 100mm相当 ISO200



大本堂前に飾られていた風鈴を撮影してみました。とても小さい風鈴たちでしたが、超望遠レンズで狙っただけあって大きさは微塵も感じさせず、綺麗に対角線構図を決めることが出来ました。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F6.5 -0.3EV 520mm相当 ISO640



川崎大師の参道「仲見世商店街」です。コロナ禍の影響もあって風鈴市の時期でも、ここ数年は閑散としていましたが、やっと活気が戻ってきたようです。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F8.0 ±0.0EV 235mm相当 ISO2000



各県の個性的で品のある風鈴の中、私の子供時代からの「懐かしい~」風鈴も展示・販売されていました。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F7.1 ±0.0EV 310mm相当 ISO2000


川崎大師に限らず全国で風鈴市は開催されており、ネットも含め販売されていますが、住宅街にいても風鈴の音は聞こえてきません。きっと部屋の中に飾っているのかもしれません。

そういう時代だと言ってしまえばそれまでですが、風情は今後も残っていけるのか?と、ふと感じてしまいました。


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