カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

初めての福岡空港で感動して後悔した

2023年08月12日 08時29分40秒 | 飛行機

先日出張で九州へ行きました。羽田空港⇔福岡空港コースでしたが、初めての福岡空港で興奮したせいか、前日は小学生のごとくなかなか寝付けませんでした。


タイトル写真は福岡空港内の南エレベータフロアになります。

何となく羽田の第2ターミナルのエレベータに雰囲気が似ていますが、空港内では圧倒的な存在感を示しており、iPhone13の超広角レンズを使わないとその迫力を収めることが出来ないほどでした。



着陸してくる旅客機を正面から連写で押さえた4枚です。

出張だったせいもあり、名古屋と同様に持参したカメラはコンデジであるCANON PowerShot SX610 HS。1秒間に7.2枚も撮影できる超高速連写機能を駆使すれば飛行機撮影もできると過信して臨んでみたのですが、連写機能以前に被写体を液晶モニタ内に収めることが出来ず、ほとんどフレームアウトしてしまいました。

カメラの性能よりも私の腕が悪かった。

やはり一眼カメラを持って行けば良かったと後悔しました。

※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:310mm相当 1/800sec F5.6 ±0.0EV ISO1600



動いていない「静物」の撮影であれば特に問題なく使いやすいカメラですが、やはり旅客機離着陸のような「動体」撮影には向いていないようです。

※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:65mm相当 1/50sec F5.0 ±0.0EV ISO100


福岡空港の展望台は羽田空港に比べると、かなりイイですね。

離着陸する旅客機が近くて感動しました。


PowerShot SX610 HSの超高速連写機能は10秒押しっぱなしにしておくだけで72枚撮影してしまうものです。実際のところ向かってくる旅客機に対してもフレームアウトは、ほとんどピントが外れることなく、的確に捉えていました。

カメラ機能と同様に私の撮影の腕も「伸びしろ」が残っていてくれるといいのですが。


~APPENDIX~


羽田から離陸して程なく撮影した東京の町並みです。スカイツリーが見えた時点で、慌ててiPhone13で撮影したものですが、iPhoneのカメラ機能ってやっぱりすごい!リアルGoogle Mapです。

※Apple iPhone13で撮影:1/1650sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



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羽田イノベーションシティから迫力のある離着陸の姿を撮りたくて

2023年07月08日 08時37分48秒 | 飛行機

川崎駅から近いということで、羽田空港へ旅客機の写真を撮りに行くことがしばしばあります。羽田空港には京急線の羽田空港第1・第2ターミナル駅と羽田空港第3ターミナル駅がありますが、そのひとつ前の駅である「天空橋駅」と直結している大型複合施設「羽田イノベーションシティ」から離陸する旅客機を撮影しました。


羽田イノベーションシティからはB滑走路より離陸する旅客機を「真正面」から捉えることができます。写真はいつもの旅客機撮影に使用する「OM-D E-M1」や「EOS 7D」ではなく、高倍率コンパクトデジカメのPowerShoto SX610HSでの撮影だったため、かなり難航しました。


タイトル写真は唯一まともに撮影できた写真となります。

ピントは合っているはずですが、カメラ自体の性能の問題か、明瞭度に欠けるモヤッとした機体の写真となってしまいました。



A滑走路に着陸する旅客機の真横からの姿を捉えることが出来ました。

着陸する時って機体の先端がちょっと上がった状態で着陸すると思い込んでいたので違和感を感じました。

※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:450mm相当 1/200sec F6.9 ±0.0EV ISO800



こちらが撮影に使ったPowerShot SX610 HSです。

焦点距離が25mm~450mm相当をフォローする高倍率コンデジです。2017年頃新品購入し、写りやAFの効きも良く常時持ち歩いても気にならない重さとサイズであるといった、欠点が無い良いカメラですが、旅客機撮影にはちょっと画角もAFスピードも厳しかったようです。

※レインボーブリッジを徒歩で渡ったときの写真なんて目が覚めるような写りを見せてくれています。



PowerShot SX610 HSでの撮影は、かなりの近距離で旅客機を撮影できる環境であったにもかかわらず、機体を入れた写真を撮ることはかないませんでした。

まぁこれはこれで面白い写真ではありますが。

※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:200mm相当 1/1000sec F5.6 ±0.0EV ISO500


残念ながらB滑走路からの離陸は現在15:00~19:00の時間帯だけとのこと。正面から撮影できる離陸撮影はアクセスの良さも含め貴重だと思います。

今回はロケハンで撮影したような中途半端な結果になってしまいましたが、次回の撮影の機会にはE-M1とM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIにてド迫力な離陸写真を撮ってみたいものです。



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格好いいモノクロ写真を求めて羽田の旅客機を撮影してみた

2022年11月20日 08時04分10秒 | 飛行機

モノクロ写真は難しい。

でも憧れも強いので、機会があればモノクロ写真も挑戦はしています。

やはりモノクロ写真はカラーで撮っておいて、あとでモノクロ変換するのではなく、最初からモノクロモードで挑戦したいものです。

カメラはEOS 7DとEF70-300mm F4-5.6 IS USMを使用しました。

空港仕様の重装備で攻めました。



滑走路周辺を走っていた「トーイングトラクター」です。

荷物を載せている雑多な感じを撮影したかったのですが、何も乗せていないすっきりした姿を対角線構図で撮ってみました。

※ EOS 7D EF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/500sec F7.1 -0.3EV 320mm相当 ISO100



J-AIRのエンブラエル170(E170)だと思われます。

離陸後、後方からの撮影です。換算480mm、いわゆる500mm近いレンズだとここまで鮮明に撮影できます。雲とのランデブーが格好良いですね。

やはり超々望遠レンズは本当にありがたいです。

※ EOS 7D EF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/800sec F10.0 -0.3EV 480mm相当 ISO100



ANAのボーイング787-8型が着陸した瞬間を撮影しました。

少ないですがタイヤスモークがちょっと出ています。煙が出ればいいというものではないですが、着陸した瞬間ということをアピールできます。

※ EOS 7D EF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/500sec F8.0 -0.3EV 480mm相当 ISO100



ボーディング・ブリッジです。

「モノクロ写真は広告が映える」という思い込みの元、意図的に入れてみました。

※ EOS 7D EF70-300mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/500sec F8.0 -0.3EV 160mm相当 ISO100


今回の撮影で得たものとして、

  • モノクロの場合、高コントラスト(硬調)が好み。

  • モノクロには広告が似合う。

ことがわかりました。好みの問題なのでそう思わない方も多いと思いますが、今後も細々と撮影を続けていって、モノクロ写真を詰めていければと思います。

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896mmのレンズと聞いたら超々望遠域で撮影したくなりました

2022年06月18日 07時59分22秒 | 飛行機

ここ何回か掲載している写真を撮っているカメラを羽田空港で撮影した写真とともに紹介します。

発売が2012年ですでに生産は終了していますが、オリンパスのネオ一眼「STYLUS SP-820UZ」というのが正式名称です。レンズスペックや機能はてんこ盛りだったのですが、当時はコンパクトカメラ全盛の時期であったためか、「平凡」「特徴が無い」などといわれていました。私も当時そう思っていましたがスマホにより絶滅寸前の今の時代に見直してみると、かなり使い勝手が良いカメラでした。


最大の特徴は35mm換算896mmの40倍レンズです。

その恩恵を最大限に味わいたく、羽田空港へ行って撮影したのがタイトル写真です。

羽田空港第三ターミナルで見つけた離陸直後の全日空のエアバスです。

雲を乗り越え飛んでいく姿は素晴らしく格好いいですね。

ちょっと鮮明さに欠けますが、コンパクトカメラでここまで捉えられれば十分満足と言って良いと思います。さすが最大望遠域の896mm相当です。



航空の旅客機と東京ゲートブリッジをうまく入れることができました。コンパクトカメラあるあるですが、全体的になんとなくなピンボケ感があります。

着陸後のシーンとなってしまいましたが、できれば着陸直前や着陸態勢の状態で撮影できると良かったと思いました。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/400sec F5.6 -0.7EV 366mm相当 ISO80



東京ゲートブリッジを撮影しました。

周辺減光(四隅が暗くなってしまっている)していますが、よくぞここまで撮影できたと思います。

SP-820UZは896mmの超絶レンズに画像エンジンもTruePicV※1が採用されており十分納得いく性能ですが、映像素子が1/2.3型の極小素子であるところがこのような超々望遠撮影の画質に影響を与えているのだと思います。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/500sec F5.7 -0.7EV 805mm相当 ISO80

※1 現在はTruePicX、さらに良くなっていますね。コンデジではTruePicVIIIが最新となります。ちなみに私が所有のOM-D E-M1はTruePicVIIを搭載しています。画像エンジンの差なんてたいしたことないと思っていましたが、TruePicIIIからVを見比べるとかなりVは良くなっていたことが今更わかりました。



日本航空のエアバスが着陸するシーンをお台場のフジテレビをバックに撮影しました。

なかなかいい構図で撮影できたと思います。

惜しむらくはやはり超超望遠のため、午後の大気の揺らぎがかなり影響してユラユラな写真になってしまったことです。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/1000sec F5.7 -0.7EV 896mm相当 ISO100



第二ターミナルの中央エレベータを撮影しました。

広角を感じさせるアングルと被写体です。896mmの超々望遠撮影ができるSP-820UZですが、広角側においても22.5mm※2を実現しています。

遠近感が良画質の上、良く表現できていると思います。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/80sec F3.4 -0.7EV 22mm相当 ISO80

※2 現在の2022年でも標準レンズの広角側は28mm相当です。フィルムのコンパクトカメラの時代からすれば28mmでも自慢できる広角焦点域です。22.5mmは集合写真で余裕ができます。手持ちの自撮りでも複数名で撮影できて便利です。


コンパクトカメラもスマホ全盛ですっかり鳴りを潜めてしまい、今では各メーカ高級路線にチェンジしてしまいました。いいものが高価なのは悪いことではありませんが、簡単に購入することができません。結局中古品を中心に多くなっていますがSP-820UZのような隠れた名機を見つけるのも楽しみの一つといえるのではないでしょうか。

今後も中古も含め入手してレビューできればいいなと思っています。



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ようやく超望遠レンズを持って羽田空港に行くことができました 〜其の弍〜

2021年06月26日 08時11分01秒 | 飛行機

今年初めに超望遠レンズを購入して、まず行かなければ、いや行きたかった場所だったのですが、何かもったいなくて行かなかったのが羽田空港です。

羽田空港は川崎駅から近いので、会社帰りに寄ることも可能なのですが、今回はわざわざ有給を取っての挑戦です。天候は抜けるような晴天ではなかったのが残念ですが、超望遠レンズの御利益は大いに感じることができました。


まずはタイトル写真です。ANA B737 800の着陸直前を捉えました。B737は羽根端の形状が特徴的ですね。ある程度背景を入れてロケーションを表現したかったので引き気味に撮影したつもりだったのですが、それでも換算500mmでの撮影となりました。やはりこのくらいの焦点距離を使うと大気の関係か陽炎のような写真になってしまうのは致し方ないと思います。



 AIR DOの離陸直後の写真です。

撮影直後に確認した時は中途半端に見切れていて、こりゃ失敗だ。と思いましたが、家に帰ってきてあらためて見直すと、ミサイルっぽくて、これもありかなと思い始め、お気に入りの一枚になりました。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/1000sec F9.0 ±0.0EV 530mm相当 ISO200




SKY MARKの旅客機が着陸する瞬間です。

タイヤが地面とこすれて煙が出ているところが、いかにもな写真ですね。意外に簡単に撮れる写真故に煙の出方にこだわって何回もシャッターを切ってしまいました。

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F8.0 ±0.0EV 430mm相当 ISO100



HANEDA INOVATION CITY(HICity)からの撮影です。

コロナ禍の影響で欠航便も多い旅客機が集まって駐機していたところを撮影しました。この写真で目視確認するだけでも10機はあります。

不謹慎ではありますが、これだけの数の駐機はなかなか見れないのでは?

※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/640sec F8.0 ±0.0EV 200mm相当 ISO100


飛行機を撮影されている方の意見の中でレンズは換算300mm~400mmでは不足、換算500mmくらいからでないとまともに撮ることができない。という意見が多いことも、あながち間違いではないと感じました。

換算300mm程度では実際のところ迫力のある写真は撮れません。

また遠方の被写体は大気の影響が出るのか陽炎みたいのものが顕著になります。今回購入した超望遠レンズはエントリーレンズに分類されますが、マイクロフォーサーズ規格だけあってよく写ります。

最大換算600mmは旅客機撮影においては、今までに比べて余裕を持った構図で撮影することができました。コロナ禍が収束したらこのレンズを使って、動物園でタカとかフクロウとかを試したいと思います。



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