カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

600mmレンズの圧縮効果ってどんだけのものか

2021年01月30日 11時14分41秒 | レンズ

未だ緊急事態宣言は継続中で、気が滅入る毎日が続いています。

休み明け一日の感染者数が600人台までという時もありましたが、あまり休み明けは参考にならないということで。


さて望遠撮影には圧縮効果というものがあり、簡単にいうと物と物の距離が縮んで見えるように撮影できるのです。これは画角が狭い、いわゆる望遠であればあるほど顕著に表れる効果です。

こうやっていうとまるで狐につままれているやら目の錯覚やらと考えがちですが、実際に作例を見てみましょう。



前回と同じく川崎駅のラチッタデッラでの撮影ですが、タイトルの写真にもあるとおり、「チッタ シルバニア タウン」と称し、シルバニアファミリーの巨大ぬいぐるみたちが各通り、店舗内に設置されています。2021年1月中までなので興味のある方はどうぞ。

さてそのラチッタデッラの屋外通路上部に飾られている夜間点灯用イルミネーションライトですが手前のライトと後ろのライトの間隔は3m程度離れていると思います。そういう意味では距離が圧縮されているということになります。



こちらの圧縮効果はかなり顕著に出ていると思います。

屋外のテラス席周辺にこの時期置かれているヒータを撮影したのですが、このヒータの設置間隔は2.5mごとにおいてありますが1m以下の間隔で置かれているように見えますね。

この理屈だと、50m離れていても25m以下しか離れていないように見えるということでいいのでしょうか。それはさすがに極端かも。。。



チネチッタ隣の「名画通り商店街」の商店を使って圧縮効果を試してみました。飲み屋さんから食堂や、のぼりなど。商店街の看板も含めかなり圧縮した撮影ができたと思います。

チネチッタ自体が昭和の建物ですが、この商店街の名前も昭和の匂いがプンプンしますね。「映画」=「名画」って表現がいい。


比較的近距離からの試し撮影でしたが、600mmの超望遠レンズなので、次回は超長距離への撮影を試してみたいと思います。

川崎駅周辺では展望台のような高い場所を開放してくれている施設があるといいのですが、そのような施設って実は駅前には無いんですね。

そんなロケーションを探しにいくのもまた楽しそうです。



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飛行機撮影御用達?超望遠ズームレンズを入手

2021年01月23日 10時16分06秒 | レンズ

再度の緊急事態宣言が発令され、気が滅入る毎日が続いています。

一日の感染者数が500人を下回らないと解除されないらしいですが、本当にそんな日が来るのか心配な毎日を送っています。


紅葉を撮影した際、APS-Cで300mm(480mm相当)で撮影していましたが「もうちょっと!近づきたい」と思っていました。

そんな中、メインカメラとして使用しているOM-D E-M1のOLYMPUSから発売されている75-300mmのレンズ価格が大幅値下げされていることに気づき、先日無事購入することができました(2020年の秋には値下げされていた模様)


まずはこの超望遠領域を使いこなせるのかどうか、お馴染みの川崎駅前にあるラチッタデッラで試し撮りをしてみたところ、これがまた扱いにくいレンズであることに気づいてしまいました。


とりあえず600mm相当の世界はどのくらい望遠なのかということをみてもらいましょう。上の写真はiPhone11で撮影した標準レンズの画角、26mm相当です。わかりにくいかもしれませんが中央にパープルの枠を追加しています。ここを最大望遠で撮影してみます。



どうですか、すごいですね。望遠鏡の域です。



次はもっと効果があることをわかってもらうためにiPhone11の超広角レンズである13mm相当との比較です。先の例と同様に望遠ターゲットはパープルにしてあります。



ターゲットをあらかじめお知らせしても、一体どこをズームしたんだ?というくらい拡大してますね。とにかくすごい。


このズームレンズ、600mm相当まで寄ることができるということが特徴なため、どうしても600mmでの撮影をしたくなるのが人情です。ですが、600mmってのはかなり特殊な画角であり、200mm~300mmあたりを今まで使用していた私としては、かなり持て余す、いや使いこなせない領域です。


これから経験を積み、使いこなしていかなくてはいけませんね。

目指せ羽田空港。目指せボーイング787-9。


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緊急事態宣言が再度発令されたので、さらにLomoGraphyに近づけてみた

2021年01月17日 08時16分09秒 | カメラ

再度の緊急事態宣言が発令され、気が滅入る毎日が続いています。

外に遊びに行きたいのをグッとこらえて家にこもりなくてはならないため、今まで撮影した写真をLomoGraphyっぽく加工することに挑戦しました。


前回はオリンパスカメラや同社の現像ソフトである「Olympus Workspace」にある「カラークリエイター」という機能を利用して、LomoGraphy表現を試してみましたが、今回はそれに加えて、「PowerDirector12」の機能を利用して、さらにそれっぽく仕上げてみました。



今回の写真は全て川崎のラチッタデッラで行ったものを使用しました。

カラークリエイターはグリーンとビネット処理を適用。PowerDirectorではオーバーレイ機能のライトレークを使用してみました。



こちらの例も同じ条件で加工しました。ライトレークの種類は変更していますが、PowerDirectorの設定コピー&ペーストの機能を利用して簡単に実現することができました。



最後に紹介するのが、川崎チネチッタの全景を撮影したものを加工。

カラークリエイターはパープルベース。

近景の方がそれっぽく決まりますね。


今回PowerDirectorを利用しましたが、初めて使ったときは今まで使ってきたPhotoShop Elementsとはかなり勝手が違っていて、面食らいましたが、慣れてみるとなかなか面白いソフトでした。感覚的な表現で申し訳ないのですがスマホのアプリを利用している感覚に近いかと。


ですが、このPowerDirectorは2000年頃に発売されており、2005年あたりには、すでに使い方や機能は確立されていたようです。

2020年にして初めて利用した私なんてまだまだひよっ子ですね。

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緊急事態宣言が再度発令されたので、LomoGraphyに興味を持ってみました。

2021年01月09日 10時21分59秒 | カメラ

先日再度の緊急事態宣言が発令されました。近年まれに見る豪雪が続く中、川崎市では抜けるような天気が続いています。


外に遊びに行きたいのをグッとこらえて家にこもりなくてはならないため今まで撮影した写真を使って面白いことできないかなぁと、考えていたところ今回のLomoGraphyを見つけました。

そもそもLomoGraphyやLomoカメラというとロシア製のおもちゃっぽい質感のフィルムカメラとかインスタントカメラを取り扱っている会社。というイメージでしたが、そのLomoが「福袋」を出すと情報を年末年始に得て、あらためてサイトで作例を見てみました。


すると私の大好きなアートフィルターをフィルムカメラレベルで実現していました。いやカメラとしてあまり良いことでは無いのですが、四隅の光源落ち(ビネット効果)が激しいのは、アートフィルターの「トイカメラ」まんまです。というよりかアートフィルターがビネット効果の再現でしたね。

Lomoはカメラの他にフィルムも販売しているのですが、これがまた特徴的な色が出るフィルムを取り扱っています。説明やレビューを見るとコントラストが必要以上に高く、色相がグリーンやイエローに傾いているそうです。


素直にLOMOのカメラを購入してみれば良いのですが、やはりここはデジタルで再現してみたくなり、ちょっと挑戦してみました。



紅葉時期の代々木公園ので撮影した銀杏を加工。アートフィルターはトイレンズを使用し、カラークリエイターで色相を赤系を強くしてみました。

トイレンズフィルターの、覗いているような描写が安っぽくていいですね。



浜離宮庭園の富士見山の階段の撮影を素材とし、同様にトイフォトフィルターを使用していますが、カラークリエイターは石の質感をあげるために青系を使用してみました。



日本橋の路地裏をトイフォトと赤系のカラークリエイターを使って表現してみました。

日本橋は整然としたオフィス街と、このような下町っぽさが残る住宅とが混沌としているところが良いですよね。


今回は、より最近のLomoGraphyを意識したことや、流行もあってかスクエアサイズにトリミングしました。

本物へ挑戦してみようと本気で考えましたが、Lomoのフィルムは意外に高価で1本1,600円(ネガ・24枚)。

結構なハードルですね。


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夜の街、川崎駅をワイドコンバータで撮影してみました

2021年01月02日 12時09分39秒 | レンズ

前回の巨大ワイドコンバータを装着して、実際に撮影してみました。

撮影機材は、もう一つのC-x0x0シリーズであるC-5050Zoomを使用しました。所有のC-x0x0シリーズでは一番スペックが高いものを投入しました。撮影場所は夜の川崎駅前となります。

非常に個性的なフォルムになるので、一人恥ずかしがって撮影している姿は、かなり挙動不審だったはずです。



こちらがコンバータ未装着である状態、35mm相当の画角での撮影です。

この構図もこれだけ見ると悪くないですが、もう一歩引いて撮影すれば、ビルの入口がどのような状態なのかを表現できると判断。ワイドコンバータの登場となります。



こちらが0.8倍のコンバータを装着して撮影した画角です。28mm相当になります。

入口は周りはビルが密集し、より奥まった感を表現することができました。ほどよくパースがつけられたので遠近感が強調された印象的な写真となりました。


この例だと撮影者の表現嗜好が強く出ていますね。実際2002年モデルにもかかわらず、三脚も使わず綺麗に撮ることができました。F1.8レンズは伊達じゃ無い

次の例は実際に被写体が入る入らないの話です。



見るからに中途半端な写真です。ビル全体がいられらればまだいいのですが、ここで後ろに下がれない場合、このワイドコンバータの登場です。



綺麗に入りました。ワイドコンバータあって良かった例を表現できたのでは無いかと思います。

実を言うとこの場所、一歩どころか2歩3歩下がれる場所ではありましたが、効果がわかりやすい構図だったので撮ってみました。


結構苦労した割には、結局のところ、この画角って28mm相当なんですよね。

当時は超広角と言ってもいいくらいだったのですが、技術革新が進んだ今では珍しくも無く、準標準と言ってもいいくらいの焦点距離なんですよね。


そう思うと悲しいですが、コレクターズアイテムとしては満足いく商品でした。

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