Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

NHKマイルCの回顧(まとめ)

2010-05-09 22:23:50 | 競馬
ダノンシャンティーが後方一気の強烈な差しを決めて勝利。
コースレコードも大幅更新した。

タイム自体は、ある程度の流れになれば、G1級の馬なら、今の軽い馬場なら、
このくらいのタイムは出てしまっても、それほど驚異的なものとも思わない。
それでも凄い事は凄いわけで、この世代の上位馬は相当なレベルにあるのかもしれない。

ダノンシャンティに関しては、展開を読んでの位置取りなのだったのか、
決め打ちだったのかは不明だが、結果的に展開が嵌った部分はあるが、
33秒台の末脚は見事。
2,3着馬は内枠からコースロスなくを進めて、展開からいけば絶好のポジション。
ダノンシャンティの末脚に屈したが、力を出しているし、良く頑張った。
速い展開で(そういう適正もあったと思うが)、能力の高さを示した。

4着のサンライズプリンスは、ハイペースの逃げ馬の直後を追走。
そして、直線を向いて早めに抜け出す超正攻法策。
さすがに最後は止まって4着だったが、上位馬は34秒台以上の脚を使えるポジションに居た馬。
先行した馬はみんな潰れる中、良く粘っていて、ある意味、一番強いレースだった。
と同時に、もう少し溜めていれば、違った結果だったはずで、さすがに前を追っかけすぎだった
部分は否めない。

レースを総じて。
最近、NHKマイルCは過去に1400m以下の好走実績があるスプリンター寄りの馬が
来る傾向にあった。
それは、出走馬のレベルが低いという事で、3歳馬は個体能力が高い馬は多少距離適正が
なくてもクラシック路線を進む。
真のG1級の馬はほとんどNHKマイルCに出ないので、必然的に短距離傾向の馬が
中心のレースになりがちだから、そういう馬が有利な流れになる。
しかし、ダノンシャンティ(松田国厩舎流)のように、敢えてこのレースに使ってくる馬や
皐月賞は間に合わなかったが、ダービーのステップに使う馬のような強い馬、
すなわち中距離適正のある馬が出てくると、基本的に個体能力が短距離路線の馬より上なので、
そういう馬が躍進する。
今年の場合は、ダノンシャンティは例外だが、その他上位3頭は、賞金面さえクリアしていれば、
皐月賞、ダービーと進みたかった馬たち。
要は世代の上位レベルにいる馬たちで、こういう馬の方が基本的に能力上位。
今年はそういう結果とも言える。


ダノンシャンティはこのあとダービー。
元々陣営もダービーの為のNHKマイルCでもあるし、能力の高さは今回、改めて証明した。
非常に楽しみになった。
サンライズプリンスもダービーに向かうだろうが、位置取りが変われば、ダノンシャンティに
逆転の可能性はあるのかもしれない。

それにしても例年、殆どの場合、皐月賞組が中心のダービーだが、今年は各ステップを
勝ち上がった馬がみんな皐月賞組に引けを取らないような馬たちが揃った。

皐月賞組からはヴィクトワールピサ、ヒルノダムーム。
トライアルから青葉賞のペルーサ、プリンシパルSのルーラーシップ。
そしてNHKマイルCのダノンシャンティ。
追加でサンライズプリンス。

皐月賞終了時点で人気の中心はヴィクトワールピサであったと思うが、そうともいえない
状況になってきている。

ここ数年の中で、最も面白いダービーになりそう。


まとめ
連対馬の傾向
2頭とも残っていた。
勝ったダノンシャンティはイチオシ馬。

3着馬の傾向
リルダヴァルは該当外。
来年の傾向は見直しか。。。
でも、リルダヴァルは、骨折さえなければ、ここに出るような馬でないわけで、
例外といえば例外なのだが・・・

ちなみに。
2,4着のダイワバーバリアン、サンライズプリンスは残っていたのだが・・・


馬券は・・・
昨日まではダノンシャンティからも馬連を数点流そうと思っていたが、今日になって気が変わり、
リルダヴァルしか抑えておらず、馬券の中心のサンライズプリンス4着で、痛恨のハズレ。。。

正直、あまり儲かるレースとは思っていなかったけど、外れるとは思っていなかっただけに、
痛恨。。。

今日の一鞍!!

2010-05-09 00:59:54 | 競馬
京都7R
◎04:ウインザマキ
○13:フィールドウイナー
▲05:プライドマウンテン
△09:コンヴィヴィオ
△01:シルキーレオン
△15:フィーリングトーン
△03:ヒカリアスティル

主導権を逃げれるウインザマキの逃げ残り!!

基本、京都の1800mは(特に下級条件では)極端なハイペースはなく、前に行っている方が断然有利。
ここは、マイペースの逃げに持ち込めそうな相手関係。
展開利が見込めるので逃げ残り有力。
近走、安定しているフィールドウイナーが本線。
あとは前目に行きそうなプライドマウンテン、コンヴィヴィオも有力候補。


馬連
4-13,5,9,1,15,3

【05/09 14:25更新】
結果
 8- 5-16-14- 4 ×

一旦は先手を取るも、あっさり逃げを譲っては・・・万事休す。