Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

日本ダービーの展望-その1

2010-05-24 06:43:04 | 競馬
連対馬の傾向。

来ない馬
・前走、青葉賞で、1馬身以上差で勝った馬以外。(2着以下は無条件でアウト)
・前走、京都新聞杯で、2着以下。
・前走、G1、青葉賞、京都新聞杯以外
・前走、NHKマイルCで、4番人気以下で2着以下
・前走、NHKマイルCで、1800m以上の重賞勝ち馬を除き、2着以下。
・皐月賞で、5番人気以下でかつ7着以下

残った馬
アリゼオ
ヴィクトワールピサ
エイシンフラッシュ
ダノンシャンティ
ヒルノダムール
ペルーサ
ローズキングダム

7頭。

もう少し絞ると。

勝つ馬という点で考えると。
過去10年のダービー馬。
アグネスフライト、ジャングルポケット、タニノギムレット、ネオユニヴァース、キングカメハメハ、
ディープインパクト、メイショウサムソン、ウオッカ、ディープスカイ、ロジユニヴァース

少なくともダービーまでの成績は、ダービー馬にふさわしいそうそうたる顔ぶれ。

大体いえることは、なんだかんだと新馬勝ちする馬が多い。
(特に楽勝する場合が良い)
10頭中7頭が新馬勝ち。
残りの3頭のうち、タニノギムレットは、新馬をダート1000m。
その他のダービー馬と比べると異色。
そこは2着も芝に変わった2戦目で大楽勝で勝ち上がる。
メイショウサムソンが最近では勝ち上がるのに時間がかかり3戦目。
でも皐月賞を勝っているし、ダービーに向けて結果を出してきた馬。
去年のディープスカイもメイショウサムソン的なタイプ。
勝ち上げるのに時間はかかったが、毎日杯からNHKマイルCを連勝して結果を出してきた馬。

あとは基本的にダービーを勝つ馬は何度も繰り返し凡走はしない。
ほとんど(特にG1以外で)4着以下にはならないし、あっても1回程度。

新馬を勝ち、凡走したことがない馬。
新馬を出来れば楽勝している。

ペルーサしか居ない!!

4戦全勝。新馬を1馬身3/4だが、実質楽勝とみていい内容。
皐月賞2着のヒルノダムームに若葉Sで速いタイムで快勝しているので、皐月賞組に
引けは取らないし、青葉賞はそのままダービーで通用するだけのタイムで余力残しの圧勝。
勝ち馬の資格は最有力であるし、これまでの成績どおりなら、連軸なら間違い無しの軸馬。
初の青葉賞組からのダービー制覇は普通に有り得る。


他では、まず勝つタイプでないのは、アゼリオ、エイシンフラッシュ、ヒルノダムール、
ローズキングダム。
アリゼオは、共同通信杯の内容から、ダノンシャンティにスケールで負けているし、
皐月賞も力負けの5着。
エイシンフラッシュは崩れていないが、3着以下3回はダービー馬の資質に疑問。
ヒルノダムールは皐月賞は1番強い内容と思うが、結果的にライバルたちに殆ど負けっぱなし。
勝つタイプではない。
ローズキングダムはスプリングS、皐月賞と善戦はしているものの、他の有力馬と能力差が
出てきてしまった感じ。
バラ一族の宿命。
クラシックで通用する底力はない感じ。

という事で、あとは、ヴィクトワールピサとダノンシャンティのG1馬。
ヴィクトワールピサは皐月賞の1冠を制し5連勝中、負けは新馬でローズキングダムに
出し抜けを食った2着だけ。
持ちタイム的に半信半疑な部分がないわけでもないが、能力上位の1頭は間違いなし。
普通に強いと思う。
ただ、皐月賞の時にも触れたが、中1週でレースを使っている馬はあまり来ない。
10月末から始動して6戦消化は1戦多い気もするし・・・
万全ではない。

NHKマイルCをレコード勝ちしたダノンシャンティは松田国厩舎流のローテ。
距離適正があるのか微妙な気がするが、アパパネのオークス勝利のようにこの時期は個体能力が
物をいってしまう。
NHKマイルCや過去のレースぶりから、決め手は1番あるだろうし、これも普通に強い馬。
ただ、NHKマイルCは相当に負担のかかったレース。
過去、NHKマイルCからダービーを制した馬は、NHKマイルCは高速決着ではなかった。
反動は気になる。
と同時に、ここで頑張ったら、(レース後に)故障しそうな気がしてならない。


今回も展望はこれだけ。