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広尾 つばき食堂

2019年06月07日 | グルメ

東京はここのところ夏のような陽気でしたが、今日はそろそろ梅雨入りするかしら?という空模様です。

我が家の紫陽花もきれいに色づいています。写真は”ダンスパーティ”というガクアジサイです。9年前に箱根で買ったもので、記録を見ると当時はブルーでしたが、我が家に植え替えてからいつの間にかピンク色になりました。土の成分のせいでしょうか?

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さて、GWのできごとを気長に書いています。この日は夫の希望で、広尾のつばき食堂という定食屋さんにお昼を食べに行きました。以前、私が用事で出かけていた時に、ひとりで食べに行って気に入ったお店だそうです。広尾プラザの裏手の商店街にあります。

古民家風の外観が趣があっていい感じ。ちょうどお昼時で賑わっていましたが、1組ほど待ってカウンターの席に案内していただきました。

壁にずらりと貼られたおつまみやお酒のメニューが圧巻。お昼は定食メニューが10種類くらいありましたが、夜は定食のほか、お酒やおつまみがいろいろいただけるようです。日頃、夜に飲みに行くということがほとんどないので、これだけで私にとっては非日常でわくわくしました。

カウンターは今風に言えばオープンキッチンで、割烹着を着たおかみさんが同時進行できびきびとお料理を作りつつ、お店の端々にも目を配り、割烹着を着たスタッフにてきぱきと指示を与えています。

「ノルウェーの森」の中で、主人公がガールフレンドがお料理を作る様子を、打楽器奏者のようだと描写していたのを思い出しますが、まさにそんな感じ。おかみさんの動きが鮮やかで、見ているだけで飽きません。後から銀座や自由が丘にも支店を出しているやり手の起業家と知って納得しました。

まずは小鉢のひじきの煮物とポテトサラダ、お漬物が運ばれてきました。

こちらは生姜焼き定食。お肉が柔らかく、よいお味でした。

私は鯖味噌煮定食をいただきました。味噌味が強すぎず、洗練された味付け。とてもおいしかったです。

食事のあとは、広尾プラザの明治屋の雑貨屋さんをのぞいて、小さな生姜おろしと、瓶に入れられる小さなスパチュラを買いました。おろし金もスパチュラもすでにたくさん持っていますが、小さいサイズのものが欲しかったのです。ガジェット好きにはいいお買いものができました。

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