東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

いただいたマオランをようやく植え付け

2024年05月05日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年移植したマオランですが、意外に越冬が難しいことが分かりました。ざっとみて越冬率は30%です。残りのマオランは葉の根元が傷んでいました。そして、その傷んだ葉を引っ張るとするすると抜けてしまいます。つまり根から茎まで傷んでいました。
 面白い事に深く植えたマオランが傷んで、浅く植えたマオランが越冬しているように見えます。茎を外に出さないとだめなのではないかと思います。葉の根元が湿気と寒さに弱いようです。先日周防大島でマオランを頂いてきたので再度植え付けました。

          越冬できずに枯れてしまったマオランの隣に移植


 私が子供の頃、畑にユッカが植えてありました。それは作物を緊急に縛ったり束ねたりする時に使います。縄が無くても、切って細くした葉が縄の代用品として使えたからです。周防大島ではユッカの代わりにマオランが畑の隅に植えられていたようです。それが分かるのは周防大島の小積や大積です。今でも畑に隅にひっそりとマオランが残っています。

越冬できず枯れたマオラン   越冬したマオラン    新たに植えたマオラン
  


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