エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

偉大な学者 『ガストン・ネサン』

2020-03-12 08:54:46 | “現代医学の功罪” 関連

ガストン・ネサン』は、2018年2月16日 カナダのケベック州で亡くなりました。 享年 93歳でした。 その死を惜しむ方は、世界中に何人いるのか? ごく 一握りかと思います! しかし 『ネサン』の死に安堵する方々は少なくない筈です。 なぜなら 現代医学にとって、不都合な存在だったからです。 

生体に 細胞をコントロールする微小生命体 “ソマチッド” が存在する」 「ガストン・ネサンのソマチッド論」 この理論が立証されると、現行医療の根幹が揺らぎます。 場合によっては、細胞レベルの基礎研究が 否定される事になります。 例えば、再生細胞(iPS細胞)の研究や、ガン排除タンパク PD1(オプシーボ)等。 現実に存在する微小生命体(ソマチッド)を無視しては、如何なる研究も徒労に終わるのです! 

◎『ガストン・ネサン』と親交があった「稲田 芳弘」の 画像参照

  

上の写真は 『ガストン・ネサン』が、70年前に設計した“2万倍率の顕微鏡(トマスコープ)”です。 何と 20代で、ドイツの光学機器メーカーに依頼して完成した高性能顕微鏡と言うのですから驚きです。 現在でも 『ネサン』の造った“トマスコープ”の性能を上回る光学顕微鏡は、世界に存在しません。 医学界は、彼の天才的頭脳を恐れ、トマスコープの存在自体を“インチキ・ニセモノ”と、否定しています。 何と 愚かな事でしょうか? 細胞やウイルスを正確に観察しなければ、次なる医療に繋がる研究など不可能です!  

『ガストン・ネサン』は、1924年“フランス”に生まれ、第二次世界大戦の最中 医学・生物学の道を歩んだ不運がありました。 戦中・戦後の混乱で 医師免許の手続きが遅れた為、フランス医師会から“偽医者”のレッテルを貼られたのが、不幸の始まりでした。 「出る杭は打たれる」 そのものです。 ◎ 自費で、高性能顕微鏡“トマスコープ”を造り上げた。 ◎ トマスコープを用いて“ソマチッド”を発見・公表した。 ◎ ソマチッドを活性化する薬“714X”を造り患者に処方した。 それらの全てが、フランス医師会の反発を受けたのです。 免疫増強剤として造った“741X”が、ガンや難病の“治癒率75%”だったのも、フランス医師会の面子を損ねたのでしょうか? 逮捕・投獄の挙句、国外追放の重い懲罰を受けたのです!

その後 『ネサン』は“カナダ”に渡り、更なる“ソマチッド”の研究に没頭しましたが、フランス医師会の追及は続きました。 フランスでの活動時代、末期ガンの患者を助けられなかったと言う理由で、殺人罪として裁判を起こされたのです。 余りにも 無謀な訴えでした。 結果的に、『ネサン』側の支援者の証言で無罪に終わった様です。(裁判の経緯は、クリストファー・バード著「完全なる治癒」に掲載されています) 現在、問題となった免疫増強剤“714X”は、カナダやアメリカ合衆国および日本で、“ガン&難病”の代替治療薬として承認されています。

『ガストン・ネサン』は、93歳の生涯を終えました。 天才学者 『ネサン』は、世の中から一度もスポットライトを受けず、穏やかに消え去ったのでしょうか? 私は、違うと思います! カナダに渡り 50年以上、研究室で途轍もない発見をしたと思います。 それが何か 分かりません。 ある日 『ガストン・ネサン』の遺書(研究論文)が、現代医学に衝撃を与えると思います!