遅ればせながら、毎月1度楽しみにしているパン教室の3月・4月・5月分です。
【3月のパン】
3月は、「天然酵母の山形食パン」「カレーパン」の2種類を作りました。
こちらが師範代の作品。
・天然酵母の山形食パン
りんごを使ったフリーズドライの天然酵母を使用した山形食パンです。
強力粉とフランスパン専用粉が入っているので中はふわふわ、外はパリッとした焼き上がりになります。
この他の材料のスキムミルクは焼き色が良くなり甘みがつき、バターの他にショートニングも入っているのはやさしい白色にするためだとか。
食パンにも色々な作り方があるし、奥が深いですね。
食パンはしっかりこねる方が美味しいらしく、今まで作ったものの中では一番時間をかけてこねました。
こちらが私達のテーブルの焼き上がり。
上のつやは照り用卵を塗っているからです。きれいに膨らみました。
真ん中を半分に折るとパンの中からピチピチ音がしました。
柔らかい食パンを切る時は横に倒して切ると上手に切れるそうです。
次の日に焼いて食べましたが、ふわっもちっとしていました。
・カレーパン
粉は強力粉と薄力粉を混ぜたものを使いました。レシピの少なめの水分量を入れましたが、これまでになかったほど生地がべたつきました。
生地がべたついている時には、こね板(木製)の色んな部分にたたきつけて折りたたむことを繰り返していくと、木が水分を吸い取ってくれて生地のべたつきがおさまるのだそうです。それでも自分達では収拾が付かず、師範代が生地が落ち着くまで生地をたたきつけて下さったのですが、こね板に生地がついている瞬間は一瞬でボウルを地面についているような感じで生地がはずんでいました。「おー!!」と思わず拍手。
見ている時はできそうなのですが、実際に自分で同じようには出来ませんでした。
カレールーもその場で作りました。家で作ったカレーが余った時は、具を細かくして煮詰めてカレーパンの具にしてもいいそうです。
生地に包むのは中華まんほど難しくはなかったですが、具を入れすぎて綴じ目にカレーがつくと生地が閉まらず油で揚げている最中に開くそうなので、あまり具は入れすぎない方がいいそうです。
揚げ油160℃で片面3~4分ずつ揚げます。菜ばしを濡らしてふいて油につけた時に、菜ばしの周りに中くらいの泡ができるのが160℃の目安だそうです。
私が油の温度担当だったのに、160℃以上になっていたらしく、入れた途端に茶色く色づいてしまいました。そういう時はガスを一度止めて温度が下がるまで待てばいいそうです。その後温度が下がった所で弱火で火を通しましたが、両面焦げ茶色になってしまいました。同じテーブルの皆様、ごめんなさい。
余熱でも色づくそうなので、本当はもっと薄い状態で揚げ終わった方がいいそうです。
家に持ち帰りお昼ご飯にTH(夫)と食べましたが、すごく美味しかったです。
カレー肉は豚肉でしたが、パン生地によくあいました。自分でこんなに美味しいカレーパンが作れるなんて驚きです。
作る前は、生地をこねて、カレーを作って、油で揚げてと、家で作るのは大変そうなので多分やらないだろうと思っていたのですが、できたてのカレーパンの美味しさを知って、これは家でも作ってみたいと思いました。
ただ、大量に作って冷凍保存した場合、じゃがいもが具に入っていると食感が変わってしまうらしいので、冷凍保存用はじゃがいもを入れない具を詰めた方が良さそうです。
【4月のパン】
4月は、「ベーコンエピ」「編みパン」の2種類を作りました。
成形パンは難しいということと、やっぱり私って不器用なんだわと再認識した月でした。でもがんばります。
こちらが師範代の作品。
・ベーコンエピ
生地をゆっくり発酵させ、高温(230℃)で5分、温度を落として(190℃)で15分と2段階の温度で焼き上げることによりパリッと焼きあがるそうです。
こちらは私達のテーブルの焼き上がりです。
そしてこちらが私が作ったもの。なんともへたくそな仕上がりになっております
成形時にはさみで切り込みを入れ左右に生地をふりわけていくのですが、これが難しい
上手に穂のような形にするには、はさみを大きく開いて思い切りよく切った後、刃先を振り分ける側に逃せばいいみたいです。分かっちゃいるけどできないんだなあこれが。
ベーコンしか入っていないのにベーコンの塩気だけで十分美味しかったです。
ここにマスタードや黒コショウ、チーズを入れてもいいそうです。
・編みパン
中にオレンジピールを入れた生地を細長くのばし、4つ編みとリース型の2種類を作りました。
分割した生地を35cmのひも状に伸ばす所が難しかったです。何度やっても上手に細く伸びてくれません。
5月の教室でも同じように生地を伸ばす作業があったのですが、その時に分かったのが打ち粉をしすぎると生地がすべってうまく伸びないので打ち粉は控えめに、また伸びにくい生地は手を少ししめらせてから伸ばすといいということです。
次回編みパンを作る時はそうやって伸ばしてみよう。
リース型は2本をわっかになるようにねじるだけなので比較的簡単でしたが、4つ編みは2本を交差させながら編むので難しかったです。
こちらが私の4つ編みパン。
表面にしわが出来ているのは、生地をのばす時にさっさと伸ばせず発酵がすすんでしまったためです。
いつの日か表面がつるんとしたきれいな形の編みパンを焼いてみたいです。
中に入ったグランマルニエの香りのするオレンジピールと、上にのせたかりっとしたあられ糖の食感が楽しいパンでした。
【5月のパン】
5月は、「パン・オ・レ」「シナモンロール」の2種類を作りました。
・パン・オ・レ
水の代わりに牛乳でこねあげたパンです。しっかりこねることがポイント。
棒状に伸ばして結んだパン(写真上)と木の葉型にして上にはさみで切り込みを入れたもの(写真下)の2種類を作りました。
これもやっぱり表面がしわっているのは、生地をさっさと伸ばさなかったため。
牛乳でこねたパンは初めて食べましたが、生地も柔らかで風味もよく優しい味のするパンでした。
・シナモンロール
シナモンロールってもっと難しいと思っていましたが、レーズンやシナモンシュガーをまぶした生地を丸めて包丁で分割しマドレーヌ型に入れて焼き上げるだけ、という意外な簡単さに驚きました。しかもとても美味しく出来ました。
6個分で生地の砂糖大匙2、中に入れるシナモンシュガーのグラニュー糖大匙2という、他のパンと比べて中に入れる砂糖の量が多いですが、それでも市販のものと比べると甘さはずいぶん控えめで食べやすかったです。一体市販のシナモンロールにはどれだけの砂糖が使われているのでしょうか。
アイシングは初めて作ったのですが、粉糖と水だけで出来るとは知りませんでした。水分量はごくごく少量で練るのがポイントです。ここにブランデーやレモン汁を入れてもいいそう。
マドレーヌ型がない場合は、パウンド型に丸めて分割した生地を3個分並べて焼いてもいいし(この場合は温度は変わらず焼き時間を長め)、天板に6個分並べてくっつけて焼いてもいいそうです。
家で作る時はラムレーズンを入れたり(ラムレーズン好きな私)、クルミを入れてみようかと思います。
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ありがとうございます!!
次回からしばらく自作パン作りのネタが続きます。
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天然酵母の食パンの生地でカレーパンも食べてみたい!
ベーコンエピも作れるってすごいね~。ワインもすすみそう。
こんなパン教室が近くにあったら絶対行きたいです。
まだ私はパン作りにチャレンジしていないの。
またtakapyonaさんのお家でのパン作りのお話楽しみにしてるね。
エピやシナモンロールとか、お店で売っているようなパンを(見た目は違うけど)自分で作れるようになるのは嬉しいです。
家ではワインにあうハード系のパンを作ることが多いです。
しかも最近、レーズンで天然酵母も起こし始めました。マコ大好きさんの予言通りです