takapyonaの美味的生活

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北海道の旬を味わえる 『フレンチレストラン カザマ』 《 札幌 in 北海道 》

2006年10月15日 | 札幌のレストラン


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TH(夫)のご両親にどこでも好きなレストランに連れて行って頂けるというので、札幌滞在2日目(2006/10/15)のランチは、色々なブログでおすすめされていた南2条西12丁目にある『フレンチレストラン カザマ French Restaurant KAZAMA 』に行きました。

1ヶ月程前からお店のHPからオンライン予約をしていました。予約するとすぐにマダムからメールで感じの良いお返事を頂いて嬉しかったです。

ランチは月替わりのコースになっています。
◆Aランチ(1,800円):前菜 or スープ + 魚料理 or 肉料理 + デザート + ドリンク
◆Bランチ(2,30円):前菜 or スープ + 魚料理 + 肉料理 + デザート + ドリンク
◆スペシャルランチ(3,200円):アミュズブーシュ + 前菜 + スープ + 魚料理 + お口直し + 肉料理 + デザート

夜もたくさん食べる予定だったので少し控えめに、今回はメインが魚か肉の1種類のAランチ(1,800円)に追加でスープ(+200円)をお願いしました。


【前菜】2種類から選べます。

●帆立貝・サーモンのマリネ、蕎麦粉のブリニ添え

メニューにある「蕎麦粉のブリニ」が初耳だったのですが、土台になっていた薄焼きにした固いパンケーキのようなものが「ブリニ」だったみたいです。マリネされたサーモンと帆立貝と、サワークリームの酸味が爽やかな一品でした。

●ジャンボン(ハム)・ド・パリのムース、テリーヌ仕立て

ハムのムースをテリーヌ型に摘めて固められたものに、コンソメ・ジュレと野菜が添えられています。我が家でも、雑誌に載っていたレシピをもとに、これと見た目は同じような「ハムのムース」をたまに作ってウマイウマイとバゲットにつけて食べていたのですが、このお店の味は一味違いました。ハムの味も濃く、きめも細やかです。お店のブログに作り方が載っていたのを見ると、やはり素材と手間のかけ方が違うことが分かりました。やっぱしね、という感じです。

今回、前菜2品とメイン2品が選べたのですが、TH(夫)の両親2人と私達2人、2人づつ2種類違うものを頼みました。TH(夫)と私がフレンチレストランでもお皿を取り替えて半分づつ食べるのは今に始まったことではありませんが、TH(夫)のご両親も同じくお皿を取替えっこ組でした。「だってせっかくなら違う種類のものも食べられた方がいいじゃない。」とはお母さんの弁ですが、同意見です、お母様!フレンチレストランの静かな店内で周るお皿の図・・・。周る周るお皿達流れる汗もそのままにです。
でも、ハムのムースはとてもボリュームがあったので(すごく贅沢なのですが)、この取替えっこ方式の半分づつくらいでちょうど良かったのかな、と思います。

【スープ】(+200円でAランチに追加できます。)

別のテーブルに運ばれたスープをTH(夫)が見て「あれ、スープ・ド・ポワッソン(魚介の濃厚なスープ)だ。」と言ったので、本当にそうだと嬉しいなと思っていたのですが、運ばれてきたのはカボチャのポタージュでした。200円追加するくらいでスープ・ド・ポワッソンが出てきたのでは、それだけで赤字になってしまいそうなので当然といえば当然です。先程の方達は別のコースを食べられていたのでしょうね。
カボチャのポタージュは、ブイヨンは控えめの、カボチャの甘みが柔らかな味のスープでした。

【メイン】魚料理と肉料理各1種類の中から好きな方を選べます。

●メジナのポワレ ソース・シャンパーニュ

今、メニュー名を見ると、ソースはシャンパーニュを使ったものだったようです。何と贅沢なソースでしょうか。それなのにシャンパーニュに思いをはせることもなく、何も考えずに食べてしまいもったいないことをしました。皮目はこんがり、身はしまっていて塩加減もちょうど良かったです。

●十勝野ポークフィレ肉のロースト 栗ときのことともに

 

切り株のようにカットされたポークフィレにカプチーノ仕立ての生クリーム、栗ときのこのソースがあしらわれた、見た目・味ともに秋らしいお皿です。噛み締めるほどに味が出てくるジューシーなお肉に、きのこの風味とほんのり甘い栗のソースをつけて食べると、「いやぁ、秋だねぇ。」という気持ちになりました。優しいお味のお肉料理でした。


【デザート】(+200円で’洋梨のロースト’に変更できます。)

●通常のデザート

コースについてくる通常のデザートはこちらでした。チョコレートケーキに、マンゴーのシャーベット、ぶどうと木苺です。マンゴーのシャーベットはマンゴーの甘味と酸味が濃縮されたマンゴーそのものに近い味で、マンゴー好きの私にとってはたまりませんでした。

●洋梨のロースト



+200円で、通常のデザートに代えて、秋限定のお店の定番デザート「余市産ブランディワイン梨のロースト、黒胡椒とスパイスの香り」にすることが出来ます。
どうやってこんなに丸くて大きな梨を中まで崩さずに柔らかく煮ることができるのが不思議だったのですが、お店のレシピのブログを見ると、「白ワインで煮た後に味付け、フライパンでバターを絡めながら焼いて、オーブンで火を入れる」という手間をかけられて作られているデザートのようです。
洋梨の焦げ具合と一緒に添えられたキャラメルアイスの色合いが、食欲をそそります。洋梨はほどよい柔らかさでした。上から黒コショウとエルブ・ド・プロヴァンスがかかっているので、甘いデザートというよりは、お料理を食べているような感じでした。

【ドリンク】紅茶かコーヒーが選べます。

可愛いコーヒーカップに入って出てきました。

《感想》
・北海道の新鮮な旬の素材を使われたお料理は見た目も美しく、美味しかったです。1品づつのボリュームもありました。
・20席ほどのお店ですが、日曜ということもあるのか満席でした。落ち着いた雰囲気で居心地のいいお店だったので、つい長居をしてしまいました。私達が座っていた席の横の柱に、外国を旅行された時のお土産だと思うのですが、海外のマグネットが国ごとに並べてあって、どこの国のものかを想像したり、家の冷蔵庫に貼ってあるものと同じものを見つけたりして楽しかったです。

  

・今回飲み物は、白ワインのハーフを適当に頼みました。さっぱりした味で美味しかったのですが、ソムリエの資格をお持ちのマダムに相談して決めれば良かったと後で気付きました。帰り際に皆でお店の外で写真を撮ろうとうろうろしていたら、中からマダムがわざわざ出てきて、4人の写真を撮って下さって有難かったです。


takapyonaの評価:★★★★☆(4つ星)


<お店データ>
店名:
フレンチレストラン カザマ
カテゴリー:フレンチ
住所:北海道札幌市中央区南2条西12 パシフィック三和1F
電話:011-272-1012
ランチ:12:00~15:00(L.O.13:30)  ディナー:17:30~22:30(L.O.21:00)
定休日:水・第3火曜日
URL:http://www.pkazama.com/index.htm

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1 コメント

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可愛らしい形、ハート型のカップ&ソーサーです (匿名)
2006-12-01 21:32:36
可愛らしい形、ハート型のカップ&ソーサーです

可愛らしいハートの形のカップとソーサー。ペアです。捜すとなかなかみつからないですよね。
ハートの形のカップ&ソーサー2客。こちらのページです。
http://www.bidders.co.jp/pitem/72738912

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