発酵エキスを作り、酵母をおこして出来上がった自家製レーズン酵母を使って一番最初に焼いたのは高橋雅子さん著『「自家製酵母」のパン教室』掲載されていた『ベーシックなカンパーニュ』。
この前後で頻繁に作っていた『ゆっくり発酵カンパーニュ』の『上級のカンパーニュ』と食べ比べてみたいと思ったからです。
【自家製酵母のカンパーニュ】1回目 08/5/6
・準強力粉(リスドォル200g) + ライ麦粉(25g) + 全粒粉(25g) + 酵母(125g) + 蜂蜜 + 塩、加水(152g)
・焼成は220℃で5分→210℃で5分→200℃で13分。
・『上級のカンパーニュ』は粉250gに対し水185gも入りますが、今回の『自家製酵母のカンパーニュ』は粉250gと酵母125gに対し水152gと水分量は少なめです。こねる時に生地は少しべたつきますが打ち粉をそれほどしなくてもまとめやすく、バヌトン型からもさっと離れ、クープは劇画ちっくな眉毛のようにスパッと入りました。私にしては上出来。
・中はこんな感じ。
・クラム(気泡)はあまり開いていなくて、生地はみっちり詰まっていました。水分量が少ないのと、酵母と粉を混ぜるために、ほとんどこねない上級のカンパーニュと比べるとしっかりこねるからかもしれません。
・レーズンを使った酵母なので、レーズンの香りがするのかなと思いましたが、特にレーズンの香りや味はしませんでした。
・しっかり噛むと、粉と酸味のある香りや味が楽しめました。上級のカンパーニュは気泡がポコポコでもっと軽い食感、自家製酵母のカンパーニュはどっしりみっちりした重い食感です。どちらもそれぞれの良さがありますが、私は気泡がポコポコ入った上級のカンパーニュの方が今のところ好きです。TH(夫)は今回のカンパーニュもなかなか美味しいよと言っていました。
「自家製酵母のパンはイーストより断然美味しい。やっぱり時間をかけて酵母をおこした甲斐があった」と思うまでには1回目では至りませんでしたが、自分でおこした酵母でちゃんとパンが発酵してくれたのは嬉しかったです。
自家製酵母のパンの本当の美味しさやすごさを実感するのは、もう少し先のお話
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ブログでの酵母成長記もとっても分りやすい。でも私にはそれがとっても難しいという事がよ~~~く分かってしまいました
ホント、お店のようなパン。ベーカリーtakapyonaにお買いものに行きたいなぁ。
高橋さんの本、私ももってます。少しのイーストでゆっくり発酵パン。
難しくはないけれど、ちょっと面倒(というか、酵母の動向がいつも気になってしまう)なのは確か。
a-syanさんも「少しのイーストでゆっくり発酵パン」持ってたんですね。
装丁も可愛いし、作りたいパンがいっぱい載ってますよね。
最近出たビスコッティの本も狙ってます。
最近ブログにUPするのは高橋さんのパンばかりで、まるで高橋さんの宣伝部長のようだわと勝手に思っている今日この頃です。
回を重ねる毎に、かっちりとかっこいい姿のが焼けてますね~。
自家製酵母は未体験ゾーンです。
これ以上育てるものを増やしては!と踏みとどまって市販の天然酵母しか使ったことがないのですが、達人の行き着くところはやっぱり’そこ’という気がします。
これからのアップも楽しみにしています♪
天然酵母を使って焼くのは週に1-2回ですが、大部扱いに慣れてきました。
ただ、先日から2度目のレーズン酵母おこしをしていますが、1回目に成功した時のように泡が出てこず匂いも違って、なんとなく失敗の予感が・・・。
宣伝部長(笑)の名にかけて、精進して参りたいと思います。
わたしも高橋雅子さんの同じ本、参考にしています。わたしの周りの天然酵母パン作りの先輩2名ともご推薦の本でした。わかりやすいですよねー。
天然酵母は手間はかかるけれど、やっぱりおいしいし、うまく発酵するとうれしいですね。お互いがんばりましょー。
TKさんもこの本を参考に天然酵母を作っていらっしゃるんですか~。
天然酵母づくりの先輩2名もご推薦されているくらい、やっぱりおすすめの本なんですね。
私もあの本の中のパン、まだまだ作ってみたいものがたくさんあります。
確かに天然酵母は手間がかかりますが、うまく膨らんだ時の喜びもひとしおですよね。香りもいいしおいしいし。
はい、お互いがんばりましょう!!