もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

セミの抜け殻

2022-08-29 21:47:10 | 日記

まずは、アブラゼミ・・

オオスズメバチのような、どぉーんと構えたこのポーズの抜け殻に萌える(笑)

 

背中の割れ目をちょっと拡大。

抜け出た後が閉じているような・・ここも萌えポイント(←悪魔でも個人的な趣向です(汗))

 

アブラゼミ 前足の腿節・・前歯と中歯が離れていない・・

自分の生活圏には紛らわしい種類はいないので、識別に前足の腿節や触覚などを注意してみたことは無かったけど・・

ネットで見つけた、環境庁の「身近な生き物調査」に倣って細部を見てみた。

 

アブラゼミの抜け殻(全景)・・

6個見つけた中で、足が取れて無かったのはこれ一個だった。。

 

続いて、クマゼミの抜け殻、背中の割れ目・・

アブラゼミと違って、はち切れそうに、やや開いた感じに萌える(笑)

 

顔のアップ・・

アブラゼミよりふてぶてしく感じるのは、気のせいか・・?

 

クマゼミ 前足の腿節・・前歯と中歯が離れている・・

正直、老眼の肉眼では、アブラゼミとの違いが判らないけど、拡大した写真からは明確な違いが判る。

 

身近な3種、手前から、アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ・・

3種の識別なら、大きさと雰囲気で一目瞭然。細かな違いよりも、抜け殻の位置でだいたい想像もつく。

ちなみに、この写真は先日入手した防水カメラ。広角なので手前が大きく映っている。

 

別のカメラでは、こんなにサイズ感が違う。

 

左から、アブラゼミ、ニイニイゼミ、クマゼミ・・

ちょっと角度があってないけど・・前から見てもこんなに違う。

 

ニイニイゼミ・・

並べてみると、割れ方など、結構まちまちか・・?

 

この優しそうな顔に萌える・・(汗)

 

セミの抜け殻の横に小さくつく、翅の部分も萌えポイント・・(汗汗)

 

セミの識別では、兵庫県立 人と自然の博物館HPも分かりやすかった。

昆虫は実に多くの観察がネットで見られて楽しい。

我が家からは海よりも近くに・・名古屋昆虫同好会というものがあることも知った。

こちらの例会報告を見る限り、実に興味深い。残りの人生の中で打ち込むものの選択肢の一つに考えたい。

身近な昆虫なら、体が弱っても観察できる気がする。(灼熱の海岸の徘徊は、体が健康でも自殺行為だし・・)

 

防水カメラを海にもって行ったけど・・外海は波が高くて、湾内も水が濁っていたので、水中撮影はせず、

岸壁で拾ったコンゴウフグと、ツクツクボウシ。

ツクツクボウシは我が家の周りでは、殆ど見なくなってしまった。

 

先のコンゴウフグ・・・

一晩水に漬けてから、薬品処理して乾かしているところ。。

それにしても、こんな魚が身近な岸壁にいるなんて・・・世の中、知らないことだらけだ。。

 

コンゴウフグの横では、その前に拾った、マヒトデでサンショウウニを陰干し中・・

 

防水カメラでの百日紅。

水中テストは、次の大潮へ持ち越し。。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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新しいおもちゃ・・

2022-08-20 22:31:47 | 日記

水の中に落としてもよさそうな防水カメラを探してゲット。。

 

起動する度に、この画面が出るので・・・

 

まずは、関連する被写体を撮ってみた・・

 

1枚毎、カメラ内でHDR処理ができる・・・こちらは処理後。

 

↓処理前・・

カメラ内のHDRは調整不能なので、DPPでトーンカーブいじった方が良さそうか・・

 

続いて、マクロモード・・

ヒャクニチソウ・・?

結構ブレる。。微妙な設定は、電源の入り切りでリセットされる。

 

ツルボ・・?

トリミングで拡大・・

 

ツユクサ・・

形が面白い・・プラスチック封入標本にチャレンジせねば・・

 

フヨウ・・??

花壇の花は、名前が書いてないと、殆どわからない。。

 

花びらのアリを、どぉーんとトリミング・・

割り切れば、意外といけるか。。

 

来週(大潮)は、海で使ってみよう・・

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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真夏の海辺・・

2022-08-16 22:28:34 | 

干からびたヒトデをよく見る。

 

生痕化石のような・・干物の痕も。。

 

この日の収穫・・・手裏剣のようなマヒトデと思われる干物。。

 

先日の半田市立博物化の特別展「知多半島の化石」~9/4でも・・・

ゴカクヒトデの一種 中新世 東海化石研究会蔵・・

先の干物となんとなく状態が似ていないか?

 

キクバナヒトデの一種 中新世 名古屋大学博物館蔵・・

こちらは動き出しそうに感じるほどの、見事な化石。先の干物よりも保存状態が良く感じる。。

 

東急ハンズでは、ヒトデのプラスチック封入標本が売られていた。

ゴカクヒトデの一種・・結構な値段だ。。

 

ゴカクヒトデで検索したら、鳥羽水族館の森滝氏の日記にいくつか紹介されていた。

2015.9.29 ダイオウゴカクヒトデが入館しました。(日本最大のヒトデ類、40cmを超える・・)

2020.9.1 ちいさなゴカクヒトデ。(3年で1mmしか成長していない・・)

 

イトマキヒトデに形は似ているように感じていたけど、写真を見比べたら、結構違うか・・??

ウォットの展示・・個人的にも身近なヒトデはこの3種だと思う。

 

ヒトデの干物を拾った海岸の近くに、クモの巣があった・・

ナガコガネグモか・・?

 

【ネット配信・対面講演ハイブリッド】大地のハンター展公開講演会「クモのエサ捕獲術」

中田兼介氏(京都女子大学教授) 大阪市立自然史博物館 大地のハンター展公開講演会「クモのエサ捕獲術」

~9/25まで見逃し配信。

コガネグモの巣の白いギザギザ(白帯)は、紫外線をよく反射し、餌を誘き寄せるため・・

体の黄色と黒の模様も、花に似せ、餌を誘き寄せるため・・(体を黒く塗ると餌が獲れ難くなるらしい)

クモが1年に食べる餌量は、全人類の体重に相当する。

クモは、網を張るタイプも張らないタイプも待ち伏せ型。一番大切なのは、優れた狩場を選ぶこと。

等々・・実に、楽しい話だった。

ヒトデとクモは、まったくの別種だけど・・自分には何となく似ているように感じる。。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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もしも猫展

2022-08-14 15:58:21 | おすすめ?

初雪の戯遊 歌川国芳 名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)・・

 

実にいろんな猫が描かれていた。

尊敬する知人の・・「期待してなかったけど、良かった!」に触発されて、名古屋市博物館の「もしも猫展」へ行った。

趣向を凝らした、なかなかの展示数。

 

確かにすごいと思った。

 

化け猫草子絵巻  江戸時代中期 個人蔵・・

猫の浮世絵ときくと、化け猫しか想像できなかったけど、化け猫に関するものも実に多様。

見入ってしまった。

 

鶏鼠物語絵巻 貼付屏風 江戸時代前期 名古屋市博物館蔵・・

展示品の中に、見栄えのする「名古屋市博物館蔵」が多数あった。

 

名古屋市博物館は、建物は重厚だけど常設展示はショボイと、よく言われる。

豊臣秀吉画像 複製・・

 

徳川家康画像 複製・・

 

名古屋城障壁画 竹虎図杉戸絵 複製・・

 

東海道五拾三次之内 岡崎 矢矧之橋 歌川広重作 複製・・

 

東海道五拾三次之内 桑名 七里渡口 歌川広重作 複製・・

等々・・有名どころの「複製」が、どぉーんと展示されているのが一因だと思う・・

 

蜻蛉文七宝手箱 明治後期 川口文左衛門作・・・

素晴らしく感じる物が、片隅に追いやられているように感じる。

(スイマセン・・長々と愚痴を書いてしまいました。。)

 

「もしも猫展」に戻って・・

自分が惹かれたのは、他の生き物との絵。。今回のイチオシがこちら・・

大なまづねこのたハむれ 明治 個人蔵・・

ナマズと言えば英語で"CATFISH"。ダジャレはさておき、このナマズ、国産の「鯰」よりも「キャットフィッシュ」的に感じる・・・

 

鯰大臣の遊び 安政2年 たばこと塩の博物館蔵・・

こちらはオーソドックスな鯰のイメージでしょうか・・?

 

竜宮玉取姫之図 歌川国芳 名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)・・

この竜、実に標準的で正統派な姿形とサイズ感だと思う。

 

 

日本駄右エ門猫之古事 歌川国芳 名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)・・

役者絵はきれいだなぁ・・

 

猫鼠合戦 犬張子・鼠おとし 安政6年 個人蔵・・

 

里すずめねぐらの刈宿 歌川国芳 名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)・・

↓同一部拡大

確かにスズメだ・・

 

房事養生鑑 歌川芳豊か 安政年間頃 たばこと塩の博物館・・

なんだかすごく感じた・・

 

結構、お客さんがいたけど・・ここだけ一瞬人が切れた。

 

以下は猫はよくわからなかったけど、スゴイなぁ‥と感じたコーナー。

百面相 いのこり ほか 歌川国芳 天保13年頃 個人蔵・・

 

当年新案 延喜吉相百面双六 柳下亭種員作・歌川国芳画 天保14~(1843-46年) 個人蔵・・

 

 

以上、順不同の抜粋でした。

それにしても、1つ1つの絵が丁寧だったなぁ~と感じた。

これだけの展示を作り上げられる人がいるということに、一番感心した気がする。

 

ちなみに、この日は、23km歩いた。

TJARスタッフinstaの、知らない人たちのゴールシーンを見て感動したから・・

TJARの人たちの凄さは想像すらできない・・・

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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宝石展

2022-08-11 09:31:41 | おすすめ?

蜻蛉ブローチ (ダイヤモンド・サファイア)ギメルトレーディング所蔵・・

名古屋酢科学館で開催中の宝石展へ行った。

 

素晴らしい・・・

 

宝石屋の決まり文句じゃないけど・・・やっぱり、石は永遠だなぁ~と感じた。

原石なんて、ただの石ころにしか見えないのに・・・

 

向日葵ブローチ・・

(イエロー・ダイヤモンド、デマントイド・ガーネット、カラーレス・ダイヤモンド、サファィア)ギメルトレーディング所蔵

 

所蔵元、ギメルトレーディングのHPを見たら・・・売り物みたいだった。。

溜息ものです。。

 

蔦の葉と葉っぱのブローチ ギメルトレーディング所蔵・・

 

葡萄 ピンズ/ペンダントネックレス (サファィア、デマントイド・ガーネット、ダイヤモンド)ギメルトレーディング所蔵・・

 

解説によると・・デマントイド・ガーネットは、1850年代にロシアのウラル山脈で発見されたクロムを含むガーネットで、初夏の日差しに輝く新緑を表現しているとか・・

 

宝石の価値には、ストーリーが必須だ。

希少性・不変性・美しさをつづる物語。短い、わかりやすい言葉で、突き刺さるような説得力・・・

 

"一輪車に乗って" ピンズ (トラピチェ・エメラルド、ダイヤモンド、サファイア)ギメルトレーディング所蔵

ちょっと拡大・・・

緑色の車輪が、トラピチェ・エメラルド。GIAのHPによると・・

「コロンビア産エメラルドは、元素のクロムに由来する鮮やかな緑色で知られており、非常に珍重される色相を有します。6つの方向に伸びた放射状の模様を特徴とするトラピッチェ結晶がこれらのエメラルドに形成されると、最高品質かつ最も素晴らしい結晶のひとつの基準となります。」

GIAのHPを見るのは楽しい・・(笑)

 

宝石の値段に無頓着な自分は、すぐ欠けて加工が難し(売り物にならな)かったエメラルドに枠をつけただけじゃないか・・?とも感じるのですが。。。

 

宝石展会場内のエメラルド紹介コーナーの中にも、エメラルドの原石とともにトラピチェ・エメラルドが紹介されてます。

 

ガーネットの紹介コーナーには、デマントイド・ガーネットや、マンダリン・ガーネット等を見比べることもできます。

 

ギメルトレーディングさんのコーナーに戻って・・個人的に、「ムムムッ・・・」と感じたのが、トラピチェ・エメラルドの他にアレキサンドライトが使われていると書かれた、こちらのカメのビンズ。

写真がショボくて、これ以上拡大できないのですが・・甲羅と色が違う、緑色の目にアレキサンドライトが使われているのか・・?

正直、宝石は顕微鏡で見たい・・(絶対に買わないのに・・笑)

 

紅葉ブローチ (マンダリン・ガーネット、イエロー・ダイヤモンド、カラーレス・ダイヤモンド、サファイア)ギメルトレーディング所蔵・・

 

ギメルトレーデングさんのショーケースは、3個しかなかったように感じるけど・・心に刺さった。

ネットで見つけた紹介ページ。凄すぎだ・・

 

ダイヤモンドのベリーリングも・・

マーキスカットは、インクルージョンが分かり難く仕上げられるとも聞くけど・・・この石、ヤバいほど品質が高くないか?

顕微鏡で見たいぞ・・FL、D・・?

 

こちらも・・・というか、その昔、私が売っていたこの手の指輪には、必ずショボイ石が混じっていたのに。。

 

ギメルトレーデングさんの「夏」をイメージした展示コーナー・・

 

ギメルトレーディングさんの他も、溜息ものが多数・・

代表的な、青いサファィア・・・

 

スリランカ産 20.14ct 翡翠原石館・・

 

カシミール産16.18ct アルビオンアート・ジュエリー・インスティテュート・・

 

ミャンマー産15.06ct  アルビオンアート・ジュエリー・インスティテュート・・

 

こんなビー玉のようなのを見てしまうと・・・たかだか0.2gの1ctに「デカイ」なんて言っていた自分が馬鹿らしくなる。。

 

ルビー6.03ct ミャンマー モゴック産 モリス所蔵

 

ビジョンブラッド・・・という言葉はありふれているけど、本物、しかもこのサイズを肉眼で見るのは初めて。。

 

展示の箱もかっこよかった・・

こちら、モリスさんのHPも素晴らしく、京都から、この名古屋の宝石展へバスツアーまでされている。。

 

同じコランダムだけど・・見事なルース。。

瑞浪鉱物展示館さんのHP・・・

 

しかし・・よくぞ、これだけのものを集めたなぁ~という、素晴らしい展示だった。

撮影禁止コーナーには、ロシア大帝エカテリーナ2世のエメラルド(18世紀中期)などがあった。

一部は、 アルビオンアート・ジュエリー・インスティテュートのHPで見られます。

 

「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子氏の『七つ屋 志のぶの宝石匣』が、解説の各所にちりばめられていた。

ネットで適当に検索したら、2巻まで無料で読めた。

売れっ子の漫画家も凄いと思った。

 

いろんな能力者がいるなぁ~・・

 

最後に実は、個人的な問題が一つ・・

8月28日開催の関連イベント、「特別展 宝石」のウラガワ アンカットダイヤモンドトーク」に行きたい・・と思っていること。(←入場料をもう一度払うことと、そもそも抽選に当たるかという程度の問題です・・笑)

 

出演者が素晴らしい。

特に、西本昌司 愛知大学教授の話は聞きたい!!

著書の「改訂新版 地球のはじまりからダイジェスト: 地球のしくみと生命進化の46億」には、とても引き込まれて、3回読んだ。

NHKラジオ第一放送の「子ども科学電話相談」の受け答えも、実に素晴らしい。

 

悩ましい夏は続く・・

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

・・・・以下、追記・・・

今回の宝石展、監修者による本を見つけた。

素晴らしい本だった!! 

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