もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

疲れている・・

2023-06-22 22:41:58 | 

疲れの原因は単純に疲れるようなことをやりすぎているだけ・・(笑)

そんな原因の一部を写真とともに振り返ってみます。

 

炎天下の海岸徘徊。打ち上げられた巨大な切り株・・

 

真夏よりマシとはいえ、このダメージはアカンです。

 

太めの流木を魚体の下に入れて、「えいっ」と持ち上げようとしたら流木が折れてピクリとも動かなかった大きなエイもご臨終です・・

 

尾の基底近くの背面に並ぶ棘列。アカエイの仲間だとは思うけど、ホシエイあたりでしょうか??

 

黒っぽいサバフグの仲間らしき亡骸は、15cmくらいから40cm近いのまで数十匹が打ち上げられていた。内部はウジだらけ・・

人には猛毒のテトロドトキシンはハエやウジに効かないのかなぁ・・?

亡骸の色は黒いけど、無毒のシロサバフグなのか・・?

くちばしのような歯板は、PEラインもスパスパ切られるというのが頷ける。

 

小型の定置網・・

 

拡大すると・・カワウの食堂か?

 

海は広い・・浜の徘徊もそれなりの距離になる。。

 

海面に不自然な波・・

 

写真を拡大すると、魚の目がいくつも見えた・・イワシの群れでしょうか? 

 

イシガニ・・なかなか立派な風格だった。

 

モクズガニ・・・こいつは多い。

 

モクズガニだと思うけど、色が黒くない・・・大きな脱皮殻か?

 

マメコブシガニ・・カニの形はどれも魅力的だ。

 

翌日は別の干潟。マメコブシガニの生体を初めて触った。掌で実にのんびりと前進した。

 

小さいけど、実に複雑な形態だ。360℃、水の抵抗がかからないような設計か?

昨日のとは別種か?

 

スナイロクラゲ・・確かに砂と同じ色だった。

 

いつもの外海へも・・

 

米松の大きな松ぼっくりがいくつも漂着していた。

北米からの漂着ではなく、2週前の大雨で近隣の植物園や公園などから流出してきたような気がする。

 

金魚らしきプラゴミに癒される・・

 

2週前の大雨で流出した流木や枝葉が目立つ場所も・・

 

カチカチに固まった、ナマコらしき殻・・・?←なんと、劣化した塩ビのおもちゃでした。

 

キノコのような破片が、浜にいくつも転がっていた・・

 

波打ち際のを拡大・・・きれいなコケムシだった。

 

乾燥したのを持ち帰り・・

 

顕微鏡で見てみた・・(新鮮なのを持って来るのだった・・)

新付着生物研究法の広瀬雅人先生の識別表に従うと・・・

「裸喉綱 櫛口目 マイタケコケムシの仲間」にいきつく。

「虫室はクチクラでできており石灰化しない」ので、柔らかいのか・・

 

不思議な生き物は身近に溢れているなぁ・・・

 

で、話は戻って、疲れている原因ですが・・このあとからのランニング再開が最大の要因。

歩きこみによるフォーム矯正の効果から、少し調子に乗ってしまったようです。。

やっぱ・・運動は体に悪い(笑)

 

あと、図書館で借りたこの図鑑、とても良いです!!

これを眺めて、睡眠時間が減ったのも一因かと・・

 

以上、ブログなど書かずに寝るべきだった‥と思うのでした。

「本日もご覧いただき、ありがとうございました。」

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見つめ合った・・

2023-06-14 21:46:47 | クモ

田んぼで、ヤハズハエトリの♀と見つめ合った。

見つめ合うといえば、先日、現役の競技者か?という雰囲気のやや高齢な方を見かけ、じっと見つめてしまったところ、「やぁー、久しぶり!」と歩み寄られたことがあった。

その方は、60過ぎてもウルトラマラソン(100km超)を完走され、65歳でランニングをやめて、現在70代半ばという元ランナーだった。

お会いするのは5年ぶり。なんでも今年から地域のランニング教室に通いだしたそうで、変わらない勇姿の秘訣は・・・

①がんばらないこと(この年で頑張ったら人生が終わる・・!)

②負荷よりも頻度を増やす。

③一人ではやらない。皆と笑いながらやる。

という感じのことを伺う。

 

「無理しなければ大丈夫だよ!」と笑顔で肩をたたかれてお別れした。終始笑ってる老人はカッコイイと思った。

 

ヤハズハエトリの田んぼに戻ります・・・

メスの識別は私には無理です・・

写真を見て、後側眼は頭胸部の真ん中あたりにあると知った。この時も、お互い見つめ合っていた状態だったのか・・?

 

脚を伸ばすクモ特有のポーズは微笑ましい。

 

この葦らしき葉には、ヤハズハエトリの仲間がたくさん徘徊していた。

 

脚だけ見えた♂・・

 

ショウリョウバッタの幼虫が・・・

 

オスクロハエトリらしき♂にやられてしまったり・・

 

この葦の葉上では最強?のアマガエルが身動きせずにたたずんでいたり・・・

 

獲物(アワダチソウグンバイ?)に襲い掛かったヤハズハエトリの仲間の♀が・・・

 

捕まえた途端に、不自然に放して立ち去った・・・

毒や忌避物質でもあるかのような仕草だった。急速に分布を拡大した北米原産のグンバイムシのようだ・・

 

大きなヒゲナガアブラムシの仲間が単独でいた・・・

(君も外来種のセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシに似ている気がする。)

 

水路に捨てられた発泡スチロール(大きな箱の右の小さな方)の上で、くつろぐミシシッピーアカミミガメの子ガメ・・・

 

そのあごの下にも、ヒゲナガアブラムシの仲間がいた・・・同じ種類かなぁ・・?

 

オタマジャクシの識別も少しは分かるようになりたいなぁ・・

街中の自然は豊富な外来種に溢れ、そして支えられていると思う。

特定の外来種がいなくなれば、より豊かな生態系になるとは思えないなぁ・・・

(脆弱な生態系に適合している生き物のバランスを崩せば、より良くなる可能性の方が少ないと思うなぁ・・)

 

水路にはメダカより少し大きいくらいのホウネンエビが舞うように泳いでいた。

抱卵している・・

 

色の薄いこっちは♂か・・?

 

アオモンイトトンボかなぁ・・?

イトトンボをたくさん見られる水路は、楽しい。

 

田植え後の、爆発的に小さな生き物が溢れる観察パラダイスだった・・

 

捕食中の♂とも見つめ合ってしまった。

 

キタヤハズハエトリの♂に似てるけど・・? 模様は微妙に違うのが多い気がする。

 

黒一色も固体毎に微妙に違うように感じて、オスグロハエトリと言い切る自信がないなぁ・・

まぁ、無理せず、ボチボチと観察していこう。。

 

ツツジに模様が入ったようなピンクの花は、アルストロメリア属というものらしい・・

 

通りすがりの公園の切り株には、立派なキクラゲのようなのが生えていた・・

 

梅雨時も楽しい・・

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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さらばアメフラシ・・・

2023-06-11 18:18:53 | 

アメフラシの貝殻・・

 

梅雨どき、アメフラシくんたちが寿命を迎え、外見ではアメフラシと判別できない亡骸が打ちあがる。

 

生体のアメフラシ・・

 

かなりきれいな亡骸・・左側は、襞状になっていた体の内部で、右端の突起が「つの」と呼ばれている部分か・・?

 

成体の顔の拡大・・つのの下につぶらな瞳があるけど、亡骸からは、さっぱりわからない。

 

鮮やかな亡骸もあった・・

 

漂着ごみに付いていたアメフラシの卵塊の一部・・・1か月ほどアルコール中に放置していたのを顕微鏡で見てみた。

 

紐状の卵塊の一部を切ったものを、安物の顕微鏡カメラで撮ってみた。

紐状の断面の太さは0.6mmほど(・・縮んだか?)、卵1粒を見てみたかったけど、中の卵塊は解けてしまったようで、卵の塊や個々の粒々は不明・・・

 

取説は中国語と英語たけど、ソフトの画面表示は日本語なので、いろいろ触って試して、深度合成のやり方は習得した。

顕微鏡を覗かなくてもPC画面で見られるのは実にありがたく、良い買い物だったと思う。

(でも、未だ、機能の大半は理解できていない・・(泣))

 

とりあえず、出来る限り拡大して卵の粒々らしきものに迫ってみた・・・

何となくだけど、卵の小塊が0.05m程で、1粒は、0.003~0.006mmくらいではないか・・?

来年春の産卵時期までに顕微鏡カメラを使いこなせるようになって、正しい試料を拾って検証したい(笑)

 

以下は、その他の風景など・・

伊良湖岬方面・・

 

椰子の実・・

 

珍しくはないけど、目にすると嬉しい・・

イタヤガイ・・反対側は滅多に見ない。

 

打ち上げられたミズクラゲの横を移動するウミニナ・・・

貝殻を背負いながら、体を伸び縮みさせて、ズィー、ズィーと移動してた。シャクトリムシより100倍遅く感じた。

 

小さなカニ・・甲羅の幅は1cm程だったように思うけど、写真で見ると、イワガニか?

 

タイワンガザミの脱皮殻か?

 

随分と少なくなったけど、アマモ場もあった・・

 

白い粒々は種ではないか?・・放種というのかなぁ・・(産卵じゃないよな)?

船の下は、生け簀のように魚が群れていた・・

 

クロダイか・・?

 

小さい方は、カゴカキダイか・・?

 

メバルか・・?

 

アジか・・?

 

スナイロクラゲ・・夏にはバレーボールくらいになるけど、今はカワイイ。

 

ボラの稚魚・・

 

不明、スズメダイの仲間のような気もするけど・・

 

流れ藻の下の小魚もお手上げ・・

 

いろんな魚が見られる海辺は楽しい。。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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潮だまりの観察から・・

2023-06-06 20:54:50 | 

ウミフクロウ・・角が水から出てしまっているためにペタッとなってしまった。

夜行性で、昼間は石の下に隠れていてなかなか見られないらしい・・(他人が見つけたのを撮らせてもらった)

ちょっと前の記事だけど、葛西水族園では、水槽内のイソギンチャクの掃除?にも役立っているとか・・?

 

ウミフクロウの卵塊・・これはそこら中にあった。

拡大・・アメフラシ同様、管の中には大量の卵が入っている気がする。

 

アカエラミノウミウシ・・ネットで見ると、昨年、よく見られた種で、蓑の先が白いのと赤いのの2タイプがあるとか・・?

蓑が実に不思議な動きで、見ていて楽しかった・・

 

ナガトゲクモヒトデ・・・ウミケムシのような腕を持ったクモヒトデ。

見つけた時は、大きなゴカイの集団生活群か・・なんて思った(笑)。こんなにグロイのに真ん中の盤が星形なのがカワイイ?

 

ヤツデヒトデ・・8本の腕の半分が短いのばかりだった。体を2分裂して無性的に増えるため、半分の腕が再生中で短いとのこと。。

 

ヤツデヒトデの長い方の腕の先・・眼点は分からなかったけど、長い管足の動きに見惚れた。

 

イトマキヒトデ・・お星さま型の潮だまりの定番ヒトデ。

こちらの管足は太くて短めか・・? イトマキヒトデは、お腹側のオレンジ色がキレイだと思う。

 

背中側・・白透明なぶつぶつは皮鰓。これで呼吸しているのではなかったっけ・・?

潮だまりで見るのは、よく動くので嬉しい。

 

ミドリイソギンチャク・・・個人的にお気に入りのイソギンチャク。結構個体差がある。

 

こちらもミドリイソギンチャクと思われる触手の拡大。色が抜けたような白濁色の触手と、中に緑色が見える触手も混ざる。

 

干上がった岩の上の、丸いぶつぶつはヨロイイソギンチャクで、チリチリの海藻はイシゲかな?

この日の磯で一番多かったイソギンチャク。

 

クロシタナシウミウシ・・よく見るウミウシだけど、近くで見れるのは嬉しい。

 

クロヘリアメフラシ・・小さなアメフラシ。でも、一般的なナメクジよりは大分大きいと思う。

 

コケギンポの仲間か?・・・正直、ハゼ、ギンポ、アナハゼなどは、「これが〇〇だ」と教わっても、まず覚えられない。

 

ヘビギンポの仲間か?

 

アサヒアナハゼ・・・皮弁と模様が特徴的らしい。

これも自分では調べきれなかったけど、知っている人にとっては、わかりやすい魚。でも、この特徴が書かれた図鑑を見たことがない。アナハゼはカサゴ科でハゼ科ではない。

 

アゴハゼ?・・・この手のは、みんなアゴハゼということにします。こちらはハゼ科。

 

ゴミ・石・海藻?・・・それらをみんな纏ったサンショウウニだと思う。こんな変身を見るのも楽しい。

 

白っぽいので、シロガヤかな?と、写真に撮ったものの、よくわからない不明種。

正直、潮だまりで名前がわかるのは10種に1つよりも少ない気がする。

 

ヒザラガイ・・岩の上に貼りついているよく見る原始的な貝だけど、周りのぶつぶつやツルツルの背中など、とても磨かれた表面だった。

 

ムラサキカイメン・・とても久しぶりに見たような気がした。

 

ナミイソカイメン・・こちらはよく見るカイメン。でも、昔に比べるとカイメンは少なくなった気がする。

右上の巻貝は肉食のイボニシ。カイメンも食べるのだろうか?

 

アメフラシの卵塊によく似た白いもの・・・

黄色やオレンジのアメフラシの卵塊はそこら中にあったけど、白いのはこの1つだけ。

管の中の白い卵塊の密度がアメフラシより低い気もするけど・・・どうなっているのだろうか?

海辺に棲んでいたら、気になって、家に帰れなくなりそうな気もする・・遠くに住んでいてよかった(笑)

 

アメフラシに齧られたアオサ・・・ゴルフ場のグリーンのように感じた。

 

ヒジキ・・年々少なくなっていると感じる。

 

ワカメ・・欧米では、陸上のイタドリと並んで悪名高き侵略的な外来種らしい。

これも少なくなって困っているものの気がする。

 

ピリヒバ・・・サンゴモの一種。これは増えて困っている系か?

 

オバクサか? 刺身のツマに混じっているのに似ている。

 

短く破れ気味・・ツノマタあたりでしょうか?

海藻は見れば見る程、みんな不明種になってしまう。やっぱり、もっと、通って、季節を通した生態観察をしなければだめだなぁ・・

この界隈にも5年程通っているけど、来る度に、「おっー!」と驚いてばかりいる。

やっぱり、海は良いなぁ・・・

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。

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5月が終わった

2023-06-01 22:02:59 | 日記

5月は毎週海岸を徘徊した。月間歩行距離は330km程。

疲労的にも結構頑張ったと思い、江戸時代の旅人レベルとはどれくらいの差があるのか・・?

と、調べてみたら、松尾芭蕉の歩行能力の検証をした面白い論文に出会った。

 

勝手に解釈すると、自分でも、1日平均28kmくらいは歩けるようになれるのではないか?と思った。

この論文には、松尾芭蕉忍者説に対する歩行能力からの考察もあり、とても素晴らしいと思った。

 

本日から陸上の日本選手権

松尾芭蕉の歩行能力とは別次元だけど、日本一の称号を自己ベストで駆け抜ける勇姿を見てみたい。

そんな訳で、ざっと、速報気味に、先日参加したクモ観察会の写真を紹介します・・・

(海の写真はとてもまとめられそうもないので・・・)

 

ナガコガネグモの幼体・・・スケルトン気味のフォルムは見惚れる。

 

かくれ帯の形はいろいろ・・

 

大きさも同じくらいなのに、色彩は結構違った。

 

ムシバミコガネグモの幼体・・・腹部のヘリが凸凹していた。

 

数mmの、ジョロウグモの幼体・・ちょうど今頃から出てきて、晩秋にとっても大きくなるらしい。

何でも、コガネグモの幼体は、成長に伴って、網の目も大きくなるのに対して、ジョロウグモの網の目は、ずっと細かいままで、都市部に大量にいる小さなハエなどを餌に、都市部で増えているとのこと。

コガネグモは、都市部では、餌が十分になくて減っているとか・・

 

イオウイロハシリグモ・・・きれいだった。

 

ハリゲコモリグモ・・・コモリグモの仲間は茶色系だと思っていたので、見つけた時は、足の長い謎のハエトリグモだと思った。

 

背中一面に子グモを乗せた、キクヅキコモリグモ・・・

子グモが捕まりやすいように背中に突起のようなものがある・・みたいな説明を聞いたような気がする。(←ちゃんと調べ直さねば・・)

 

子グモが生まれる前の卵嚢を持ったのもいた。

 

ササグモ・・脚の針のような毛は異様だけど、薄い体色と顔は可愛らしく感じた。

 

ハツリグモ・・・

 

ネコグモ・・

 

ムナボシヒメグモ・・3mm程か? 両肩の黒っぽい模様がハート形らしいけど、小さくて分からなかった。

 

糸にぶら下がった、アリグモ・・・

 

アオオビハエトリ・・

 

ゴホントゲザトウムシか?

 

イセノナミマイマイか?・・・伊勢湾沿いに多いカタツムリらしい。

 

ツバメの尾羽の白い紋様を初めて撮れた気がする・・

 

チュウガタシロガネグモが、網を張っていた写真でおしまいにします。

このクモはいつも見るけど、地域によっては全くいないらしい。

観察会は、自分では見つけられないクモを見られるのがうれしいけど、自分が探した後から、「○○クモ!」のように見つかるのは悔しい。

もっと、いろんなクモの生態を観察してみたい・・

それにしても、蚊の襲撃はすさまじく、これ以上暑くなったら、どうしたものかと悩む・・・

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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