もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

ミツカンミュージアム

2023-07-26 21:43:39 | おすすめ?

ミツカンミュージアムへ行った。

 

本社の横、その昔の工場跡に建てられたとか・・

 

ミュージアム横の運河

かつては、ここから江戸へ、酢が運ばれていたらしい・・

 

ミュージアムの入口付近・・入口正面に立つガードマンに、「入口どこですか?」と聞いてしまった。

 

これが入り口。

 

専属ガイドによる90分コースに予約して参加した。

 

スゴイ・・の一言だった。

 

雰囲気のある展示・・

 

近代的な設備の一端・・・

 

キレイな展示・・

 

分かりやすい説明・・

 

これでもかの演出・・

荒海を乗り越える中、三日月に向かって、ザトウクジラが飛ぶ・・・この映像には息を呑んだ。

 

江戸・・・実に華やかな映像だった。。

 

地域文化の紹介・・・

 

いろんな体験等々・・・

 

企業のイメージVみたいなのは最小限にとどめ・・

 

入館料の安さや土産コーナーの質素さといい、正に創業の地への貢献のための施設と感じた。

 

一番良かったのは、かつて、酢を江戸に運んだ「弁才船」の再現展示。

江戸時代の造船技術と操船術の高さには感嘆した。

何より舵の大きさに驚いた。舵の構造と操作方法はどうなっていたのだろうか・・?

 

まさか・・この甲板に乗れるとは思わなかった。

 

あっという間の90分だった。

酢の製造や会社の沿革系で覚えているのは・・・

酢の製造に3年半。

江戸まで、動力のない1本帆の木造船(弁才船)で乗組員は数人で運んだ。

ここの地下工場では機械化が進み一人で管理している・・ということくらい。

 

いやいや・・琴線に触れる企業ミュージアムだった。

 

ちなみにこのあと、メロンとスイカの産地の海岸へ行き、大量に買った。

この金色ラオウスイカと、赤肉系のメロンの「レノン」は、お値打ちで、食べ応えもあって、大満足だった。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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アカウミガメ・・

2023-07-18 21:39:19 | 

夏は、空に雲があるとホッとする。

広い砂浜はほぼ無人。見かけた人影も3人ほど・・ほとんど砂漠か?

 

随分と久しぶりに鯨類の椎骨の破片に出会う。

全ての突起が折れ、どんな仲間のどれくらいの位置かも不明。椎孔がスナメリより大きく感じる程度・・

 

ウミガメの上陸あとに、初めて出会った!!

その昔、ウミガメ保護のために、このあたり一帯の広い砂浜を毎朝確認していた方のブログを見ていた。

ウミガメが上陸した痕跡を見てみたいと、ランニングの練習として、梅雨の晴れ間に通って以来、10年超・・

この日、ようやく見ることができた。

 

ウミガメが通ったあとに沿って(写真では左)、食肉目(タヌキ?)らしき足跡が気になった・・(あたりに人の足跡は自分だけなので犬の散歩ではない)

 

産卵場所らしきあたりには、食肉目の足跡が増え、薄くて白い、ウミガメの卵の殻の破片のようなものがチラホラあった。

 

一番大きな卵の破片。

殻の感じは以前水族館で見せてもらった、アカウミガメの卵の殻にそっくりだった・・・

殻は少なく、周辺にはカラスやカモメの足跡もなく、卵が大量に掘り返されたようには感じなかった。

 

無事に生まれて海へ出て、25年後に戻ってくるウミガメがいたらいいなぁ・・・(自分は生きてないか・・笑)

 

で、更に・・

アカウミガメの亡骸・・・噂通り臭かった。。

 

頭部の表皮には、小さなフジツボが付いていた。

死体の漂流中にその辺のフジツボが付着したんだろうと思うも、あまり見たことが無い、厚みが少ない平たい形状だった。

カメフジツボだとしたら、それこそ、いったい、いつ、どうやって、幼生はウミガメの体に付着するのだろうか・・?

異臭の中、座り込んで考え込んでしまった・・(笑)

 

亡骸の劣化(表皮の収縮?)過程で剥がれたのか・・・近くの砂の上に、少し大きいカメフジツボらしきフジツボが落ちてた。

フジツボの幼生は小さなプランクトン。甲殻類のノープリウス型で浮遊生活し、付着直前にキプリス型に変わる。

ザトウクジラの頭につく大きなフジツボといい、ウミガメやクジラの方から、フジツボが付いてくれるような行動をしなきゃ、特定の少数派のフジツボが、数の少ないウミガメやクジラに付着することなんてできない気がする・・・

更に、甲長20cm程のリクガメの亡骸も・・

 

この日のウミガメの上陸あとや亡骸は、砂漠のような危険な砂浜だからの出会いだったような気がする・・・

走っていた昔とは違い、この日は歩いてただけなのに、腰が痛くなってしまった・・

船、欲しいなぁ~(船酔いが酷いのですが・・笑)

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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たんぼ・・

2023-07-17 12:32:12 | 日記

水辺でも・・暑い。。

大きさはチュウサギくらいに感じた。識別できるような写真を撮る気力もなく・・・

 

エノコログサを撮る・・

 

サボテンの密生する細い棘は、荒野に降り注ぐ強い日差しを錯乱して、茎の温度が上がらないように進化したとか・・

エノコログサも似たような役割なのか・・?

雑草のように強くたくましく・・ではなく、

雑草は植物学的には、強い植物が育たない場所でしか生きられない弱い植物・・は腑に落ちた。

稲垣栄洋著「たたかう植物 -仁義なき生存戦略」は良い本だった。

 

稲間の水面は涼しげ・・生き物が多い水辺には、単純に癒される。。

 

ハンター発見・・

 

ツチガエルか・・?←ヌマガエルのようです。gaiさん、コメントいただき、大変にありがとうございます。

 

正面からも撮れた・・

 

同じ間合いで逃げられ、常に背面からの写真になってしまった・・アマガエル、シュレーゲルアオガエル、それとも別種?

 

コバネイナゴの幼虫か・・?

 

正面・・その昔の仮面ライダーに似ているように感じる。。

 

金色の小魚らしき群れ。目の位置や群れでの泳ぎ方から・・オタマジャクシのような気もする・・何だろう???

➡カムルチーの稚魚のようです。こちらも、gaiさん、ありがとうございました。

 

拡大・・日陰では地味な泥色だった。

 

近くの水面にも、ツチガエル・・←ヌマガエルのようです。

 

アメリカザリガニ・・今年は少ないか?

 

真ん中の小さなミドリガメ・・

 

拡大したら、しっかりと見られていた・・・

 

道中の切り株のサトユミアシゴミムシダマシが・・

 

増えていた・・(汗)

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (2)
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深海魚・・

2023-07-13 22:10:06 | おすすめ?

フウセンキンメ・・体長14cmほど

 

耳石(平衡石)・・約8mmもあった。

 

金目・・・?

 

名古屋大学博物館の「深海魚の観察と耳石標本作りワークショップ」へ参加させてもらえた。

素晴らしいイベントだった。

形や色など、様々な深海魚を見ているだけで楽しかった。

志摩半島沖合、水深180-350mで先月採れた26種・・

意外と綺麗な色が多かった。

 

アズマハナダイ・・一人2種類を選んで、鰭立てをして写真撮影ののち、耳石の取り出し。

 

自分が選んだのは、先のフウセンキンメとこのアズマハナダイ。ハナダイの仲間通り、とてもきれいな体色だった。

 

牙状の長い歯が、下顎の中間にあった。きれいな小魚だけど、深海魚らしい不思議さがあった。

 

耳石はこちら・・米粒型。尖っている方が前で、溝のような部分を「サルカス」と言い、識別の重要ポイントらしい。

 

とても見やすく、わかりやすい解説用紙も頂けた。

耳石の取り出し安さの目安が書かれた資料や、図鑑と言えるような濃密な冊子までも貰えた。

 

発光器が化石になる仕組みを研究されている院生など・・先生だけでなく、スタッフも凄い方たちだった。

 

更に、3時間に及ぶ充実したイベント終了後・・余った深海魚がもらえた。

キホウボウは、残っていたので、では・・と手を伸ばそうとしたら、少年が「欲しい」と声をあげたので、見送った。

頭をアップで見ると、魚というより、甲殻類、エビに近く感じた・・

 

貰った残り物その1、ツボダイ・・

 

凄く立派な棘鰭・・

 

顔の・・涙骨(目と上顎の間)や、上頭骨(目の上)あたりの花びら状の凹凸は、感丘のような感覚器か? 

背ビレの前には神経棘があるタイプらしい。

 

残り物その2.シマベニカワムキ・・

 

腹鰭部にある棘は出し入れ可能で、取り出すと、ギマのように立てることができる。

名前の通り、皮も簡単に剥がせたので、さかなクンの紙粘土内張式剥製づくりにチャレンジしたものの・・・余計なことをしてしまい、悲しい結果になってしまった。

更に、耳石の取り出しも失敗・・2mmの耳石は老眼では見えなかった(泣)

 

貰い物その3. リュウグウハダカ・・・

 

大きく開く顎に鋭い歯、下側一面に発光器が並び、鱗がない体表。実に深海魚らしい魚体。

 

上顎のほぼ付け根まで、鋭い歯がある。

 

発光器は下顎の下面にもびっしりと並んでいた。

 

発光器を顕微鏡で見てみた・・

懐中電灯のように、レンズや反射板のような構造か・・?

 

裏側には光るような部分無・・

 

発光器にもいろんなタイプがあるらしい・・

篠原現人著「深海魚コレクション」によると、①カウンターシェーディング、②サーチライト、③ルアー、④光のアラーム、⑤オスとメスのコミュニケーション等々の用途が紹介されていた。

 

不思議だったのは、この写真上部にうっすらと映る、表皮らしき膜のようなモノ。

ハダカイワシとよく似るけど、鱗が見えるか・・と顕微鏡で見てみた。

 

ティッシュか、薄い紙を見ているみたいだった・・鱗は片りんや痕跡さえも分からなかった。実に不思議だ。。

 

発光器などの軟組織が化石に残るメカニズムのweb講演にも申し込んだ。

いゃぁ・・不思議な世界は、実に楽しい。。

 

ちなみにこのリュウグウハダカの耳石は、先のシマベニカワムキよりも小さく、耳石の取り出し難さは最高難度。

耳石が入るカプセル状の骨までは問題なかったので・・そのまま肉眼でチャレンジして見失った。。

やっぱり、手間を惜しんではダメだった。

 

他にも、取り出した鱗や顎、鰭条などをアルコールに保存。顕微鏡との戦いは長く続きそうだ・・

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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大規模避難訓練・・

2023-07-10 21:20:17 | 日記

名古屋港水族館の大規模避難訓練に参加した。

営業時間終了後、一般公募1500人と近隣の方々が無料で参加されたようで、館内はとても混雑していた。

個人的に職場で消防訓練を何度か開催してきたので、とても興味があって申込んだもの・・

 

訓練開始時間までは普通に館内を観覧・・・アカウミガメの赤ちゃんを水面上から。。

 

水の中・・鼻先だけ水面に出して呼吸しているところか?

 

ちなみに個人的な大規模避難訓練の観察ポイントは・・

①分かりやすい非常放送がされるか?

②平時から薄暗い館内の非常時の誘導灯や避難経路サインはどうか?

③大水槽や配管などの耐震性能などの危険性やそれに対する避難行動は?

④誘導員は少人数で対処できるのか?

⑤けが人等の救急対応は?

といった、(結構マジな)ところ・・

 

いつ始まるかわからないので、なるべく人の少ない所を観覧する。

大きな鱗を見たり・・・バラムンディ?

オーストラリアハイギョ?

 

ハコフグの腹を見たり・・・

もっとも進化したタイプの魚はマンボウで、ハコフグを含むフグ類は、同じく非常に進化したグループらしい。

人間の足にあたる腹鰭がない。

 

ヒレの数は少なくても、胸鰭はデカイ。口を開けて、胸鰭を広げるポーズは定番のような気もする・・

ハコフグの体表にも寄生虫がいるのか気になる・・・皮膚毒に対抗できる最新型の寄生虫だろうか?

 

タイマイ・・・ウロコで気になる。

 

来週から始まる特別展の用意がされていた。

 

ノコギリザメ・・・暇な時によく撮る。

 

オオカミウオ・・体表には、鱗よりも頑強そうな皺が覆っているように感じる。。こいつも魅力的な魚だ。

 

キホウボウ・・・地震訓練を予見したのか、水槽内の壁面に立っていた。

避難が難しそうな深海コーナーにて、大地震発生の訓練放送が入った。

 

参加者は非常放送に従い、全員その場にしゃがみ、カバンを頭の上に載せて頭を守る行動をとる方までいて、ちょっと驚く。

非常放送はとても素晴らしく、5分程の間、必要な情報を繰り返した。

その後、大津波警報が発令されたので、管内の安全な場所へ誘導員の指示に従って避難するようにとの呼びかけになり、誘導員が現れて館内を移動。

どうも避難場所より遠くから順に避難誘導をしたみたいで、近い場所の人たちが座っている横を通してもらった。

 

館内移動中の非常放送では、津波到着予想時間が繰り返し告げられていたのにも感心した。

 

屋外非常階段も広くて屋根があり、非常にきれいに管理されていた。

 

誘導指示は的確で戸惑うことは無かった。

イルカ水槽の横では、「周りの方にぶつからないように、イルカを見ないで、前を見て進んでください。」との呼びかけだった。

 

避難場所のイルカスタジアムは海抜15m。被災時の深海コーナーからの館内移動距離も300mくらいはあったように感じた。

 

避難終了後の所轄消防署 消防司令長の総評では、避難完了時間は24分? 大変に素晴らしい・・と言っていた気がする。

偶に徘徊する、20mの津波が5分後に到達するとされる海岸に比べると、格段に生存の希望が高い場所と感じた。

 

館長の短い挨拶で大規模避難訓練終了。

 

続いて、イルカショー・・・実に大掛かりな訓練だった。

 

個人的な避難訓練の観察ポイントの振り返りでは・・・

①非常放送は「さすが」のレベル。

②非常時の管内照明は平時と同じだった(相当な非常発電量が有るのか?)。

③水槽や配管の耐震性等は不明だが、避難ルート上に大水槽からの破水は少ないと感じた。

非常階段のメンテ状況からの憶測では、設備管理はかなり丁寧にされている気がした。

④誘導員も営業中に想定される人数で対応していたように感じた。

⑤けが人対応や館内安全確認訓練は不明。

 

イルカショー終了後・・

とにかく参加させてもらってよかったと感じた訓練だった。訓練実施の皆様「ありがとうございました」。

 

以上、「本日もご覧いただき、ありがとうございました。」

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