十勝の活性化を考える会

     
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海外移住の日

2020-07-10 05:00:00 | 投稿

 

令和2615日、NHK第一放送「今日は何の日」を聞いていたら、その日は海外移住の日であった。

 

 海外移住の日は、1906618日にブラジル第1回移民団として、日本から初めての海外移住者781人を乗せた笠戸丸が、ブラジルのサントス港に到着した日である。

 

日本人がどこの国に多く住んでいるのかを、外務省「海外在留脳人数調査統計」で調べてみると135万人で、201710月末現在、以下のとおりブラジルは入っていない。

 

・第1位:アメリカ

・第2位:中国

・第3位:オーストラリア

・第4位:タイ

・第5位:カナダ

 

一方、法務省の統計によると、201712月末現在の在留外国人は、273万人である。(永住者77万人、日系の外国人、技能実習生、留学生などを含む)

 

・第1位:中国

・第2位:韓国・朝鮮

・第3位:ベトナム

・第4位:フィリピン

・第5位:ブラジル

 

なお、在留資格別では、「永住者」77万人、「留学」34万人、「技能実習」が33万人となっている。

 

また、国連の『国際移民ストック2019年』によると、移民を最も多く受け入れているのはヨーロッパ(8,200万人)で、これに続いて北アメリカ(5,900万人)、北アフリカ・西アジア(4,900万人)となっており、国別で見ると、アメリカが全世界の19%に相当する5,100万人を受け入れている。

 

移民で思い出すのは、昨年9月、ホンジェラス人がアメリカを目指して歩き出したことである。その距離は4千キロで、札幌東京間の直線距離が832キロだから、5倍の長い距離である。その原因は、食糧難や貧困などにあったらしい。

 

 

「十勝の活性化を考える会」会長

 

 

注) 移民

 

移民(いみん)とは、異なる国家へ移り住む事象、また出生国や育った国といった居住国を離れて、12ヶ月以上、当該国へ移住して居住している人々を指す。

移住は長期にわたる居住を意味しており、観光旅行は通常含まない。ただし、通常1年以内の居住を指す季節労働者は移民として扱う場合が多い。

国際的に合意された「移民」の定義はまだ無い。最も引用されている定義は、国際連合UN)の国連統計委員会への国連事務総長報告書(1997年)に記載されているもので、「通常の居住地以外の国に移動し、少なくとも12ヶ月間当該国に居住する人のこと(長期の移民)」を言う。この定義によると長期留学生、仕事での長期赴任者、長期旅行者も「移民」である。また、国籍に関する要件が含まれていないため、日本で出生した外国籍の保持者は通常の居住国は日本であるため、移民ではない。

国際移住機関は「国内移動を含め、自発的に他の居住地に移動すること」と定義している。「非自発的な移住」として自分の意思に反して強制的に移動を余儀なくされる場合で戦争や内乱・武力紛争、人権侵害自然災害などによって起こる難民、あるいは避難民、また人身取引の被害者、研修生や留学生で搾取を受けている人、自分の意思で移動してもその後に紛争に巻き込まれてしまったというケースなどを国際的な人道支援の対象としている。 出ていった移民を移出民、入ってきた移民を移入民と呼ぶ。受け入れ国の法的手続きによらず移入した人々を不法移民と呼ぶ。

通常、統計上の移民は、外国からの(外国への)移住者と同義だが、社会的問題としての「移民」には、文字どおり「民」すなわち特定の出身国から来る「大勢の人々」という意味合いが含まれている。そのため、一般的に移民は、巨視的な移住現象(社会全体に影響しうる程度のもの)、又はそれを構成する個々の移住者を意味している(場合によってその子孫が含まれることもある)。

一方、相対的に移住者数が少数である国籍等の場合、移民ではなく、単なる移住者とみられる。例えば、日本には欧州諸国からの移住者が多少居住するが、日本の人口に比してその規模が非常に小さく、通常の社会・政治論ではこれを移民現象として捉えない。なお、より経済力のある豊かな国へ裕福な生活を求めることが多数の移民の動機になっていることから、移民が「経済的移民」を指すことも少なくない。

 

(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

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