やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

マチャメルートのキリマンジャロ〜2、と蜘蛛問題

2016-09-30 15:33:13 | キリマンジャロ


今朝から家で旅日記をパソコンに向かってずーっと作ってる
写真見てたら鮮やかに思い出される、
つい数日前までのトレッキング。
皆さんとの楽しい瞬間、瞬間。

いま、登頂の日が終わったところ、8ページ目。
いい写真が多すぎて、選ぶのに悩むし、
毎回作るのが大変だけど
楽しい。でも時間かかる。


たくさん見せたいのがあるんだけど、
いまは、携帯に入ってる方からみせるね〜
そしてわたしも写真に写ってるもの。
現地のガイドさんが撮ってくれたもの。


ジャイアントセネシオの前で。
ガイドのエマニュエルが、
『ここに座ってみて!撮ってあげる』
って撮ってくれたもの。埃まみれ。

仕事なので自分で集合写真に
お客さんが一緒に入って〜と言ってくださったときしか
自分の写真てない。
なので自分ひとりのは今回はこの一枚。笑
でも十分なの❤️

これは、トレッキング3日目のバランコキャンプに向かう途中で
ジャイアントセネシオの群落のとこ。

このマチャメルートはざっくりいうと、
4000メートル付近、富士山よりずっと上、をなんどもアップダウンする。
高度順応に適してるし
景観の変化があって、すごく素晴らしい。

テント6泊だけど、ガイド陣がよく動いてくれて
至れり尽くせりで、こんな登山は日本にはありえない。
そして、最高峰のウフルピーク5895メートル目指していく
その過程すべてが喜び。


埃よけのマスクしてる。マスク、サングラス、目出し帽、必須。


ラヴァタワー前 4642m
この日もここまで3900くらいから登ってきて、また
降りるの。



写真はクリックしたら拡大になるよ♪

また風景の美しいのも
選んでみるね〜♪




ところで、

うちの家の屋上に大問題が発生していて困ってる。

それは

大きな

蜘蛛と蜘蛛の巣。一箇所なんだけども
わたしは、虫を捕まえることはできない。
気持ち悪いし、こわいし動いて欲しくない。
さっき親友が、それはなんとかいう季節の風物詩の
蜘蛛だとか言うてた。
蜘蛛が風物詩?

マイルぜー。

ほうきとかで取って投げてもどうせまた壁を登ってくるとか
戻ってくるに違いない。
もっともっと遠くに行ってほしいんだけど。100メートルくらい。

屋上のロウバイたちをチェックに行ったんだけど
いちお、成長してて。花の芽?みたいなのが
気のせいかついていたような。

旅日記が終わったら
屋上でワインを飲みながらウクレレしたいなあ。

なので、どっかいってほしい、蜘蛛。

蜘蛛問題はうちのことでした、







昨夜タンザニアから帰国しました

2016-09-29 14:54:09 | おもう。

I've got home from far away TANZANIA,last night.

昨夜遅くにタンザニアから家に帰ってきたの。
いつも成田空港で解散して、電車の中では
高揚感と達成感と解放感と疲労感のミックスフィーリング。

窓から見る景色のあまりの違いに
まだ頭が日本の現実モードにならない。

けど、帰ったら23時過ぎなのにはーたんも起きて
待ってくれてた。

そして、
『明日の朝はこれとこれと、これがいるから用意してね
ママは何班でなになにで、これこれ』と、
翌朝の社会見学の段取りを教えてくれた。
しっかりしてきたなあとおもうの。

で、わたしはそのまま家事をして
寝たのは3時だった。まあ、ずーーーっと飲みながらね

今朝、はーたんの小学校の社会見学の商店街に見学のボランティアは
はーたんの希望だったのでどうしても行こうと思ってた。
昨夜は飛行機が遅れて帰れなかったらどうしようかと
ヒヤヒヤしたわ。

古い下町雰囲気の商店街でさらに、昨日までいたタンザニアとの
ギャップにぼんやりしてたけど。眠くもあったけど。楽しくもあり。
子供達がかわいかった。







そして、料理も大好き親友の刺激で、
(うまそうな料理の写真を送ってくるものだから)
わたしも早く料理したい、今夜は魚の煮付けだ、とか思いつつ。笑

魚の煮付けと日本酒ですかね。

でも脂ギトギトの肉も食べたい。

さて。
いま、会社についた。笑

これからのことは、また考えるとして
やることが山のようにあり忙しいわ❤️




キャンプサイトからのキボ峰








キリマンジャロより〜1

2016-09-26 23:36:54 | 山旅(国内)
今年3回目のキリマンジャロ。

変化に富んだ美しい、厳しくもある、キリマンジャロ登頂ルート、マチャメ
を無事登ってきた!6泊7日のテント泊。
11人中10人ウフル登頂。



ご参加のみなさんとのいろんなドラマを
タンザニアの素晴らしいガイド陣と共に織り上げて
創り上げていく感じが、わたしの仕事。
たまらんわ。緊張感と喜びと、
共にする苦労と、まだまだという思いや、達成感。





さっき、1週間ぶりのシャワーをしてきた。
というか、水道水がひさしぶりで
爪の間の黒いものやホコリだらけのもつれた髪を
洗い流した。
オー、ホットシャワー makes me happy.


あと、ボブマーリーってやはり、
苦難には最高だね。
音楽は励ましてくれるものだと
改めて思ったし、お客さんも言ってらした❤️

登頂までは濃い緑色の空気の樹林帯
4,000メートルで岩登りや
火星の上のような大平原や
涙ぐみたくなる雲海や太陽や空の色や
何度も色を変えるキボ峰や氷河
満点の星空や




今日1週間ぶりにWi-Fi通じたら、
日本でいつも親しくしてくださるお客さんから
来年の1月か2月にわたしとキリマンジャロに登りたいって
書いてあった!下山した直後に!!
ひとみ、嬉しい。ありがたい。燃える。もちろん行きたい。
そして心揺れる。
許されるなら行きたいんだけど、これ以上仕事を
増やさない(しない?)んじゃ?
ちょっと現実に考えれないほど
遠い場所で、この目の前のお客さんたちに
心を向けていた。
日本からも遠いけど、このタンザニアの街のホテルからも遠い
キリマンジャロの山中。
いま、ホテルの部屋でしばし、悶々。
1週間、
目指していたのは全員無事登頂だけだった。


まだ写真も
つづく。

From Moshi,Tanzania
Wi-Fi弱い。。



出発飛行機が遅れてるのでもう一本

2016-09-18 21:46:54 | おもう。


出発時間過ぎたけどまだ搭乗始まらないので。





昨日と今日の朝、ホットヨガしてきた。
始めて8ヶ月、行ける時は多くないけど、
とてもその時間好き。
ありえない量の汗かいて
体すっきりする。
体も心もすっきりする。

体の変化より、心の変化のほうを強く感じる。

内面とか自分の状態を
よーく見れるようになった。

山のポーズっていうのもある。
まっすぐ立って手を合わす、目を閉じる
内面を観察する。自分の状態を観察する。

そして、瞑想みたいな境地も自分で作れるようになった。

とりあえずいまは、
湧き上がってくる不安も怒りも脇に置いといて
ただただ自分を見つめる
今の自分を見つめる
浮かんでくる全ての思考も手放す

てかんじで

気持ちの切り替えも。

でっきるかなー???

あー、でもうまくいまはまとめきれないわ。笑

ホットヨガおすすめ。





一昨日のはーたんとホワイト


ホワイト、真剣?それとも?












Leaving for Tanzania to climb Mt.kili again

2016-09-18 20:14:29 | おもう。
Leaving Narita airport



via Ethiopia to kilimanjaro in Tanzania!



いってきます!気持ち切り替え
元気に。元気だよーー

Thanks for my family and my friends.

いつも支えてくれる家族とお友達ありがとう!
ラブ
ラブ

そして。

なんでも聞いてくれる優しい
わたしの岩星くんありがとう。一緒にいてくれてありがとう。
(岩星くんはわたしの豚の人形)笑


最高のツアーになりますように。







槍ヶ岳 北鎌尾根テント泊登頂 The Japan's most beautiful and difficult route♪

2016-09-17 15:50:05 | 山旅(国内)
写真のダウンロードのとき、縮小するの忘れたから
いくつか、写真がでかすぎた!でもなおすのも大変なので
このままみてね・・・


The beautiful mountain in North Alps Japan
Mt.Yari 3180m (a spearhead) 's north ridge is so craggy and steep
that is not easy to climb. You have to find the way on your own.
That sharpness standout among thousands of mountains.
We did climb from North ridge and down to east normal route.
It was impressive.



2016年9月7日~10日

8日の大雨以外はお天気に恵まれ
厳しくも楽しい登頂になった♪






北アルプスを代表する、というか、日本を代表する
美しい槍ヶ岳3180m

↓北鎌平あたりからの槍ヶ岳  Mt.Yari(a spearhead)

その槍ヶ岳に登る、
最も険しくて厳しいルートが、
北鎌尾根。標識もはっきりした道も、鎖もなんもないんだ~。



9月7日上高地を出発(標高1,500m)


テント泊1日目は余裕。料理も豪華。

(防水カメラで遊んでもみた)

これはね、しずくにピントを合わせたかったの!惜しい!




完全に水中!防水カメラ、いいね。次回は魚もねらおう。
→クリック拡大


2日目








一度2600mくらいまで登って1900mくらいまで下る。

水俣乗越(この先地図上のルートない)~北鎌沢出会いまでは
予報通りの厳しい雨に遭う。雷鳴も聞こえた。
でも、大雨の中を歩くのも久々なので楽しむ。
いや、怖かった。雷の音が。
でもわたしたちは遠い谷間でそれを聞いていた感じ。

水俣乗越からの急な下りはガレバとか注意。
完全に道はない。へんなとこに行きかけて
岩ごと滑り落ちるかと思うとこあった。体が
ずりずりって下がって焦った。


こんな大変な歩きはほんとひっさしぶり。
生きてるってかんじ。


びっしょびっしょでテント張って、
すべてびっしょぬれ。
でも気合は中心に守ってる。

夜中星空になっていた。すごかった風の音も止んだ。




3日目
靴の中も水槽の中並みな濡れのまま出発。
長い1日だった、11時間。いや、13時間かなあ。


近づいてくる青空


北鎌のコル2470mまで激しい直登。
登って登って登って・・・で、最後のほうは足場も安定しないので
とってもがんばる登り。







振り返ると数日前に子供たちと登った燕岳も見えて
懐かしんだ♡


後ろに見えてるのは独標


ちょっと這いつくばりながら進むとこ。落ちたら死ぬ。



独標のてっぺんに座ったとき、いい気分だった。
ほんと岩の上って感じの小さなピークにしばらく座ってた。
でも本当の山頂はまだまだ先。



アップダウンを繰り返していく。


槍ヶ岳が
雲の間からチラチラ見えてた。こっち(北)から見る槍ヶ岳
激しく美しい。




高度感つたわるかな?
















後ろに影槍うつってる、山頂直下。

午後遅く。

山頂は拍手で迎えられる。みんなが私たちの登ってくるところ
見つめてくれてる。笑

360度の景色も待っている。


祠の右側から山頂に到着するよ。






後ろには登ってきた険しい尾根を見下ろせる。


ブロッケン現象も二回みた。

アタック日、お天気は計算してその予定でいたんだけど・・・
なんだか最高のお天気だった。さわやかで
美しくて、澄んでいて、祝福されていた。

自然が祝福してくれる日もある。


その日のうちに最初にテント張った下までおりて、またテント張った。
(場所は省略)


4日目
そしてね、テントの中にアートを発見!










早朝に目覚めて、テントの外に出たときも
心地よかった。誰もいなくて、自然しかなくて、水の音も聞こえて
体を伸ばしたら
筋肉痛が治った。笑
沢の水で顔洗ったら心の中まで透き通った。

喜びと感謝はセットだね。








歩み寄りを

2016-09-16 11:58:40 | おもう。


コーヒーを飲みながら、音楽を聞きながら
タンザニア出発準備中。午後、スーツケースを成田に送る。

For Kilimanjaro tour from 18th to 28th.

前回の記事に対して、フェイスブックでも
個人メールでもコメントでも、みんな
あったかいメッセージをたくさんありがとう♪

ちょっとすぐに決めれないことなので
時間をかけて歩み寄っていけたらと思う。
国レベル外交でも「歩み寄り」って大切
そして一対一の個人でも。

なのでわたしも、たくさんの見直しと
改革をしていこうと思ってる。家のことも。

でも、まずはキリマンジャロツアだ。

*

昨日、モンチュラのショップでバイトしてた。
告知忘れてた。まだ慣れてないので
夢中になって一日あっというまに終わった。
ショツプは来月から駒込に移転だよ~

今回、キリマンジャロに一緒に行く親しいお客さんから電話あって、
「なんでモンチュラに出てる日を教えてくれないのよっ」って
言われた。笑
「今日はミウラドルフィンズの最終高所トレーニングしてきたの」
っていう、お電話で。
「ひとみは次はどこに行くの?わたし、どこにいったらいいとおもう?」
と聞かれたので
「来年の春にカラパタールに行きませんか?」
とお答えしたら
「じゃ、そうする」って。笑

「もうすぐまた会えるね。がんばろうね~よろしくぅ~」

って明るく

言われた

他にも、来年の夏もなんとなく一緒にいこうって言ってくださってるお話がある。
アバチャ山やドロミテや。
いくつかあるので、その方々のお顔を思い出し、
まじやめるなんていやだなあって思ってる。

Never give up.

*

そんで昨夜は
バイトが終わって帰るまでご近所に住む、シルバーサポートの
いつもの方が家ではーたんとお留守番してくれてて。

「今日はごはんのあと、自分でお皿を洗ったのよ。
はーたんが洗ってわたしがすすぎで」って
伝えてくださった。

「この一年でずいぶん成長したわね」

って。

ほらね、みんなが成長を見守ってくれてる。ありがたいでしょ。



*





仲良しのピレネー犬「ホワイト」と勉強してた。
漢字も教えてた。

この子、どっから来たんだっけ?
て聞いたら、
「うーんと、スペイン?アルプス山脈?」って言ってた。笑
でも地球儀ではわかるみたい。

もちろんタンザニアがどこにあるかも。


*




半年前、花屋さんの前に「460円」ってもう枯れかけて
みすぼらしくなった姿で売られていたので
はーたんと買って帰ってきた。

こんなにりっぱに復活した



そうそう、いまさらだけど、
このブログ、一年以上休んでいたけど、また復活していこうと
思ってる。(すでに復活スタートをしてる…)

よろしくお願いします。

ちょっとずつ。








山あり谷あり

2016-09-13 14:42:16 | おもう。

土曜日の夜、上高地から新宿駅に帰ってきて、
カープ優勝を聞いて
大喜びの絶頂、おうちでニュース見ながら
ビールで祝杯しながら
感激にむせび泣いて・・・


一夜明け。


ガーン
と、奈落の底に突き落とされた私。

夫も夫の両親も、わたしの仕事は応援していないし、
子供のことも考えてないわたしは、それ以上仕事を
続けるならもう鹿児島にも帰ってこなくていいという
厳しい言葉をいただいたのだった。
(書いてないいろんな事情もあるが)


(ちょっと唐突のようだけど、これまでもそういう話もあったし
何度も仕事存続の危機はあった)



頭が真っ白になって
そこから昨日までほとんど
自分の芯を失ったようになっていた。

そんなに積極的に応援されてないことはわかっていたけど、
やっぱりそうだよね、って感じ。


衝撃を受けてこなごなになってしまったわたしの
思考のかけらを集めながら、いろいろ考えて省みてみた。

だいたい、ここまでこれたことは
いろんなラッキーの重なりの上でのこと。健康とかね。出会いとね。
そのうえで、

家事育児をしながら女性がこういう仕事をする意味。
本当に大切なことってなに?・・・家族と仕事両方大切だった。
生き方を選ぶということ。
相手と折り合いをつけるということ。
少しは我慢もするということ。
幸せってなんだろう。
結婚生活ってなんだろう。
わたしって、やはり、わがままで勝手すぎなんだ。好きなことができて
幸せすぎた、贅沢すぎた。大変だったしたくさん泣いても、へこむことがあっても、
負けないくらい力がわいてきてた。
でも子供のことはめっさ考えてるつもりだったけど足りなかったのか。



大好きすぎる仕事と、
大切な家族。なんとかやってるつもりだった。

はっきりいって、世界は多様だし、
いろんな生き方があり、これもひとつの生き方で、
わたしは自分の信じるやり方を貫き通してみたい、みたいなところが
あったの。
で、一度たりとも、それは自分だけでできることと思ったことはない。
いつも周りに感謝してるつもりだった。


とりあえず来年三月のカラパタールまでは
誘ったお客さんたちがツアに入っているのでそこまではさせてほしいと
お願いしたけど

あとのことはもう自分一人では決められない。

*


人生って
これまでもいろんな転機があった。

先のことはまったく見えない日々もあった。

ただ思うのは、

いつも順風満帆なんてありえないし、

誰だって、突然の病気や突然の出来事で
したいようにできなくなることだってある。


そういうとき、柔軟な気持ちで
その変化に寄り添うっていうか、別の方法、別の進み方を
考えてみる。希望は失わない。
自分の夢も捨てない。なおかつ、
周りの意見も周りの人も大切にする・・・

登山で身についた考え方。

急な天候の変化の中、難しい判断が求められるとき
前向きな気持ちで計画を変え、乗り切っていく。

*


はあ、でも、途方に暮れている。

昨日から今週末に出発のキリマンジャロの準備を始めた。

自分の事情は置いといて、気が引き締まる。
この方たちと、全員で山頂を目指そう。楽しいツアにしよう。

はあ、この仕事、好きすぎる。いろんな大変なことがあっても
負けないって気持ちが常に自分の中で勝っていた。

それは周りで支えてくれていた人がいたからなのだった。


*

このことがあった日曜日の午後、
はーたんと昼ごはんを食べながら聞いてみたの。

母「ママがこの仕事していることどう思う?
いないとき寂しいよね?海外の仕事、やめたほうがいいと思う?」

はーたん、淡々と食べながら
はーたん「別にやめてほしくない。好きな仕事をしているママのほうが好き。
海外に行っていることも慣れてるし」

母(慣れているってところに苦笑しつつ)「そうなの?」

はーたん「うん。続けたほうがいいよ。山をやってるママがいい」
 
 「パパはなんて言ってるの?」

母「やめたほうがいいって」

はーたん もぐもぐ食べながら「・・・ほっとけば?」

母「でも鹿児島のばあちゃんももう帰ってこなくていいって」

はーたん「来年には忘れてるんじゃない?」
  
    「絶対仕事はつづけてほしい」


涙があふれてきたわ。
 涙。涙。

驚いたわ、はーたん、大人になってた・・・。



好きなことをしているあなたが好き

だなんて、8歳のわたしが言えただろうか????



そうして、間違いなく、はーたんがこういうふうに言ってくるのは
留守中のはーたんを、まわりのみんなが大切にしてくれて
しっかり支えてくれているからなのだと思ったの。


*


二日間、わたし、死んだようになってて、
(反応のうすい漂う死にかけたお魚みたいな・・・)
そんな中で考えたんだけど、
夫の理解なしではもう続けるのは難しいと思ってる。

来年の三月までってひっぱりつつ、
自分の天職とまで思う、大好きな仕事を失ったあとの自分は
どうなるわけ?もっと勉強して、もっともっとこれからなのに。


こういう仕事のない
わたしって何者じゃ?


でも
決して、これは、誰かのために自分を殺すのではなく、
大切なもののために少し生き方を変えるだけのことなのかなあって

新しい自分の姿を考えてみたり、
(あまり見えない)
大切なものに歩み寄ったりしないといけないなあって思ったり、

山をやめるわけでもないし。
やめるわけないし。


でも時間は待ってくれないし、
やるべきこともどんどんやっていかないといけないし、
なかなか、進んでいくには力がいるなあって
溜息をついたりするのだった。


知っている。昔の人たちは
生きるのに精一杯で、子育てや仕事で精一杯で、
そんな自分のやりがいなんて求めることさえ
許されなかった時代もある。


じゃあ、今の時代の、そしてこれからの、
幸せな生き方を考えてみてる。


女性だけでない、男性もだ。

有給さえ取れない忙しい夫の仕事ぶりもどうかと思うの。
わたしは夫にも自由に幸せに人生を楽しんでほしいと思っている。

有給がもっととれて、帰るのも早ければ
もっと楽に子育てもできるんじゃないかと思ったりするの。

(と、いうことでこの問題はいろんな考えるべき要素を含んでいると思われる)

逆に、男性も女性も
仕事をはじめれば、妥協したくないことがたくさんある。
仕事中はみんな命がけだと思うの。おおげさにいえば。必死だし、
弱音がはけないこともあるし、
育児があるんで五時にかえりまーす
なんて言えない人のほうがほとんどにきまってる。


心やわらかく、
おだやかに、誰のことを恨むことなく、やさしくいける
そういう道を選ぼう。


わたしが大切にしているのは
常識よりも感覚、かな。自分の感覚。



槍ヶ岳 登頂/北鎌尾根&カープ優勝

2016-09-10 21:44:37 | 山旅(国内)

3泊4日の北鎌尾根登頂(テント泊)終えて
新宿駅に着いたら
カープが優勝してた!!!

もう大混乱?パニック?笑
感涙

きゃーー

また、北鎌尾根のこともアップするね。
北鎌尾根は、北アルプス、槍ヶ岳3180mに登る
バリエーションルート。登山道がないんだよ〜

つづく

今夜は祝杯だ。
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つづき ☆ 小3ガールズ 燕岳登頂

2016-09-07 08:46:01 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記
この登頂を語るのにほとんど言葉はいらない。笑


9月5日日曜午前4時起床
4:30燕山荘を出発して山頂をめざす。

子供達も初のヘッデン出発だけど、
結構さっさと準備してた!



どうなるのかと思うくらいガスってて
何にも見えないのだけど、それこそモクモクと歩く。




コマクサも発見



山頂が近づくにつれ

だんだんとガスが動いてきて振り返ると幻想的に
燕山荘の明かりも見えたの。


そして、みるみる周りも明るくなってきて
山々も姿を現してきた。

→クリック拡大してみて!綺麗よ








山頂に到着!



槍ヶ岳方面





山頂に着いた喜びをしばしそれぞれ味わい、かみしめ、
色を変えてく周りの景色を見つつ、
山頂で、
ご来光を待った。






→クリック拡大。神がかってる





立山、剱岳方面





子供達に
見せたかった景色がそこにあった。
登ってこないと見れない景色。
今回は自分の喜びより、みんなに見せれた喜びが
大きい。だって!時間をかけて
子供達に山のルールとか教えてきて、ちゃんとみんな
身につけてるし、こうしてとうとう
アルプスに登ってこれた。



メガネ岩


イルカと子供達


イルカと槍ヶ岳


コマクサ





燕山荘前で燕岳とともに。



下山の時には八ヶ岳、富士山、南アルプスも見えた。









振り向いて、燕山荘にもサヨナラ



帰りはサクサク歩ける子、痛いのをこらえて
頑張り通した子、いつもの定位置でマイペースに歩く子、
それぞれ頑張り、怪我もなく予定通りに下山して
中房温泉にみんなで入った♪




また行こうね!



小3ガールズ 北アルプス・つばくろ岳へ

2016-09-06 10:32:14 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記
はーたんもあまりにも楽しかったと言ってくれたので
嬉しかった北アルプスデビュー。写真もたくさんでうれしくて
たくさんご紹介するね♪♡


2016年9月2日夜~9月4日

小3のお友達4人とママ4人とで、北アルプス
燕岳2,763mに登ってきた。
わたしが東京に引っ越してきて
保育園のときから仲良くなったお友達たちと
ママたち。
ありちゃん(高校のワンダーフォーゲル部時代より去年から、●●年ぶりの登山再会。笑)
と、あとのメンバーは、日曜登山部ではーたんと歩いてきた。
(初のアルプス!)
(でもママたちは明らかに回数は少ない、今回ひさしぶりの歩きだった)

金曜日の小学校の授業を終え、
夜行バスで東京を出発し、
翌朝、長野県安曇野の燕岳登山口の「中房温泉」へ。


まいたび担当者のTさんに撮影させてって頼まれる。
ランドネとまいたびとガーナチョコ企画。あたしたち雑誌に出るのかしら♡


もう子供たちの楽しみでしょうがない様子といったらなくて、
見てるだけで楽しくて幸せだった。

*

9月3日AM6:20 登山開始。
標高差1200m~1300って、山をやっている方なら
かなり大変ってわかるよね。

子供たちは樹林の登りが好きでないので
休憩ごとにおやつと、何人に「こんにちは」のあいさつをしたかの
カウントと、
途中の合戦小屋のスイカを励みにがんばった。笑






●●年ぶり去年から、登山にはまりすぎてるありちゃん。笑


数日前まで風邪ひいてた、まりちゃん。


親子でノースフェイスの、のりちゃんとゆうほちゃんの親子。
(蓼科に登ったそうしくんのママでもある)


小さいしゃくとり虫を撮影中。


おやつはたくさん食べてもらう。















かっせん小屋はスイカが名物なの!
(この時点で子供たちよりヨロヨロだったママまりちゃん、よくがんばった。笑)

もちろんスイカはみんなに大好評だった。山中で食べれる至福感・・


合戦小屋を過ぎたら、ダケカンバとかハイマツとか、だんだん植生変わってくるの
みんなも見て感じてた。展望はもっといいはずなんだけど、真っ白だった。




けど・・・



目の前の雲がさーーーって動きながら
天空の城みたいに「燕山荘」(宿泊のえんざんそう)が見えたときは
きゃーー♡ってときめいた。

↑山のてっぺんに山荘。

こういった、自然の作り出す美しさを
たくさん、たくさん、たくさん、たくさん、
子供たちに見せたい。

そして厳しさと、そのあとの達成感を・・・
体感してほしい。

*

14:00過ぎ、燕山荘に到着。


みんな「あー、足痛い」って。
でも、すぐに元気になる。

まずは小屋で表彰していただく。子供たちは登頂証明をいただけるの。
(わたしはこの日をずっと前から夢みていた。笑)(なのでちょっとマジで泣くかとおもった)





それから、(私たちがこの日のぼってきて燕山荘に宿泊することを知っていた)
親愛なる方より
全員分のビール券とケーキセット券をサプライズで用意してくださっていて、いただいた。
一同感動。ありがとう!!!



小屋のワインもすごいおいしかった~ので、グラスも一緒に。笑


なんか親ばかなだけなのかもしれないけど、
子供たちってすごい山の中で絵になるんだよね・・・大人よりも。笑





後ろは燕岳。

この日はでもほとんどガスで真っ白だったので
山頂アタックは翌朝にいくことにしたの。

Dinner time


恒例の山小屋オーナーの赤沼さんのお話しもいつも素晴らしいと思う。
伝えたいものが強くてポリシーもってるひとは、どの分野でもかっこいい。




なにもかも初めて。楽しいよね。


*

翌朝は4:00起床。
ガスってたからどうなるかと思ってたけど、
想像以上の絶景に出会えたの・・・・♡



つづく













蓼科山登頂☆子供達頑張った編

2016-09-02 12:05:28 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

つづき


8月31日の朝は快晴だけど風が強かった。
子供達(5歳と小3)テントの中で爆睡。早々と起きてくるかと思ってたんだけど。笑

朝ごはんもたくさん食べて
登山口へ!



はじめは樹林帯。
私は仕事で何度か来たことあるこのルート。
子供達と歩ける日がきたこと、
心の中でとても嬉しかった!!!







でも、樹林の登りはみんな好きでなくて
すぐ立ち止まる。笑

まだー?あと何分?
て言い続け、すぐに座ろうとしてた。


そうし君は(西上州の鹿岳の難関ロング周回コースをすでに歩ききっている子)
今回もスリングでつないで歩いた。

このこ、ほんとに元気で、
小さくて細いのにどこに力があるんだろうとおもう。
歩きはめちやくちゃだけど
大胆でよろしい、と、一緒に行った友達も言ってた。

みんなでクイズとか
英語の勉強とかしながら、途中の山小屋に到着。




ここのアイスシャーベット/300円を、
山頂から下りてきたら買う約束!笑

ここからは大好きな急な岩場の登り。


不思議なものでこうなると、
休むことなく、向かっていく子供達。




出会う人たちには励まされるし
樹林も抜けて空が近くなっていく。


帰ってパパとママに自慢していいよ!
学校でも自慢していいよ!
って、言うと、ますます頑張ってた。


はーたんと、ソウシ君はだいぶ前に
行ってしまった、ので写真がない。


ユウホちゃんが
振り返って景色を眺め

わあ!すごい!綺麗!
やまって楽しい!
って叫んでた。

この子達みんな、最近一年の登山はかなり
キツイとこに連れてってて(ふつうの小学生は歩かないようなところ)も
たくさん経験してきた。(その日記もちゃんと残しとけば良かった)

嫌になってもおかしくないのに
やめないし、
この日も頻繁に休みたがったり、足が痛いとか言うので
やめておりる?
て聞くと、
やだっっ!!!

て!❤️




山頂に到着。2530メートルからは
360度の展望。

蓼科山のひろーい岩ゴロゴロの中でおひるごはん。







そして下山。




約束のアイスシャーベット







みんなよく頑張った!!




あーあ
昨日に戻りたい
明日からやだなあ学校

と、ため息をついてた女子たち。笑

子供達自分で湿布して
帰りのサービスエリアでストレッチのところ⬇︎笑


明日は車椅子で登校するとか言ってたけど
次の日、夏休み開けも、全員元気に登校した。



次は初の北アルプスへ。






夏休み最終日は蓼科山へ!

2016-09-01 10:24:32 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記
夏休み、鹿児島からはーたんも帰ってきて、
最終日は、
日曜登山部の子供達をつれて
蓼科山(たてしなやま)、八ヶ岳の北端にある標高2530メートル
に登ってきたよ♪
(行く前にみんな宿題とか準備も終わらせてきた)

前泊でテントに寝て
昨日、31日に、5歳から8歳の4人全員登頂!

こっちはiフォンの写真
またあとで、カメラの方ものせて
ご紹介するね。大変だったし弱音も聞かれたけど
諦めずにがんばった!

はーたんは、モンチュラ上下と、マムートのザックで
本格山ガールに一歩近づいたかなあ。


黄色のシャツと緑のパンツはモンチュラ。





30日東京出発!関越道〜上信越道をとおって長野県へ。
みんなのテンション高いよ♪


テント場はわたしたちだけ、貸切!誰もいなかったよ。













もちろんテントの中で大騒ぎ。

登山の様子はカメラで撮ってるので写真と合わせて
また書くね。

つづく。