こんにちは
振り袖は順調に進んでいますよ
とこで本日はお久方
会長が織っていた帯
「茶屋辻紋」の袋帯がようやく織り上がりましたよー!
私用で多忙な会長は毎日は機に座れません
今回のは特に注文でもないので、のんびり織ったようです
とは言え、間を置くと経糸の張りや何やらが狂うので調整も面倒で
それなりに大変だったようです。
何はともあれ、
織り上がった帯を織機から巻き取りますよー
まず織り終わりのトコ、スジが見えますか?
アップで見るとほら
緯糸の間がちょっと開いてるんです
ここにムカデを通します
ムカデというのはこんなの
足がいっぱいあるからムカデなんでしょうね多分
左の針金もセットですよ
これをですね
こんな風に、
下から入れて、
針金を通すと、ほら、止まります。
良く出来てんなー
そしたらほら、
もう鋏を入れても大丈夫。
じょきり、
じょきじょきじょき
じょきーん!、ほら切れた
切れちゃった
あとは巻き取ります
出来はどうかな
おお、良さそうですな
良し、善し、
全部巻き取るとほらムカデさんたちがいた
ここにさっきのムカデを繋げます。
これで経糸が繋がって、次のをまた織るわけですよ
いやー、ホント良く出来てるなー!
さて
肝心の帯ですが、この通り
うん、
あら、きれい
いいじゃない!
イカスじゃない!!
これはこれから裏をつけて仕立てます。仕上がりが楽しみですね
こちら京呉服すがわらは岩手県一関市の呉服店
工房名は
「工房らくぜん」ですよ
工房では色々なものを作っています
だからみんな何でも注文すればイイと思うよ。
僕はそう思うな