みーなーさーん! こんにちは
こちら岩手県一関市の呉服店 京呉服すがわら でございます
東北の小さな呉服屋ですが、店内の「工房らくぜんで」
さて、しばし更新が滞っていましたが
工房ではバリバリ作業していましたよ
では早速いくつか作品をご紹介しますね
まずはこちら、小紋です。
やさしい色使いで淡い綺麗な地色です。
模様は七宝と雪輪をリズミカルに飛ばしてあります
生地の地紋と相まってうまく色が出ましたね
帯も合わせやすく着易いと思います
可愛く出来ました。
さて次は名古屋帯ですよ
葡萄唐草です。
糸目を引かず、白生地にいきなり筆で描く無線描きです。
以前羽織の裏にワンコを描きましたが、あれと同じやり方です
失敗出来ないのですごく緊張しますが、筆の勢いとか表情が出せるので私は好きな描法です。
同じ描き方でもうひとつ
牡丹です。
この名古屋帯二本はまだ途中で、
この後糊伏せ、地染めです
地色は淡いほうがいいでしょうね
綺麗に仕上がると思います。
他にも色々作ったんですが、そのうちご紹介できればと思います。
ところで、
みーなーさーん!
ほら、ほら見て!
ジャーン!!
製図台ですよ
製図台を買っちゃいました!むふふふふ!
すごい仕事しやすいです!
これで仕事捗る事間違いなしですよ
腰痛よさらば!
天板は今まで使っていた作業台の足を外してそのまま使用します
自作の作業台、使いやすいです。
しかも!
壁の凹みに合わせて棚も作っちゃいました。にやり!
ここは私の後ろ側、冷蔵庫なんか置いてたんですが、ごちゃごちゃしてたので
思い切って片付けまして、すっきり!
これで完璧です。ふは、ふはははは!
捗るはかどる仕事捗る!がんばるぞう!
岩手県一関市の京呉服すがわら では、お客様のご要望に合わせて
どんなものでもお誂え致します。
この通り作業環境も改善されましたので今私、気分も乗りに乗っております
カモンですよ!何でもカモンでございますよ!
何でも作りますよー!
おおらかでたっぷりとした塗り!バッチリな構図!迷いのない線!
そんじょそこらの日本画家の巨匠よりよっぽど熟達されてるのでは!?
失敗出来ない一筆描きだなんて、ものすごい緊張感ですね。
私だったら手ぷるぷる震えて絶対貧弱な線になってしまうでしょう。
すごいな~。
製図台とお手製の棚、素敵です!素敵な作業空間ですね。
何かをするために特化された道具って私も大好きです。
これなら腰痛もきっと良くなりますね。
新しい製図台は腰痛から解放されて、仕事が出来そうで良かったですね。
あわわわ、ちょっとかなりほめ過ぎですよ豊島ぴよこ様
そんなにほめられたら嬉しくなっちゃうじゃないですか!ありがとうございます!
しかし私などまだまだ、もっと頑張らないといけないです。
いつかもっと上手になりたいなー。
製図台は素晴らしいですよ
もっと早く導入すれば良かった
専門的な道具ってやっぱ機能美みたいのが洗練されてて見てても使ってても快適です。
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ともちゃん様、先日はご来店ありがとうございました!
その通り完成品も未完成品も臆面も無く店先に並べておりました
その時々で色々ありますのでちょくちょくいらして見て下さいね~
高校時代から完璧なデッサン力を巧みに生かした表現の凄さをしっているので、流石です。これから、もっと表現の幅が広がっていくのが楽しみです。
ときどき覗きに来ますね~。
こんな時は家でじっとしてるしかないですね。じっとしながらぼやきます。
ご存じでしょうか。
NHKの「カーネーション」…時々観てるのですが、いいドラマですね~。主人公の糸子がお客の洋服を縫いながら、自分はいつも着物姿(今は回が進み、時代も進んで洋服ですが)…その自然にさらりと着ている着物姿が何とも素敵でした。
ところが戦後、新しい文化が外国からどんどん入ってきて、着物離れしていく日本人…時代の流れを見せつけられるような内容で…胸がキューンと切なくなります。
やっぱり日本人には洋服より着物の方が似合うじゃない?
それなのに、若い時に着ると成人式?と聞かれ、歳がいくとお見合い?結婚式?お茶会それとも歌舞伎?…特別な時しか着ちゃいけないような風潮…なんでこんな国になっちゃったんでしょう!
…とぼやいていたら、
「だって、着物に草履だと津波のような急な災害の時、早く逃げられないじゃん」
…ん~ん(汗)
誰か…反論ないですか。
因みに私はいつも洋服です(汗)
ややや、佐々木君じゃないですか!
久しぶりだなあ、お元気そうで何より何より
今度こちらに来たら寄ってください、久しぶりに飲もうぜい!
幸せの文様さま、雪かきお疲れ様でございます
腰を大事に作業なさってくださいね
今年は久々の大雪ですが、もうすぐ春が来ますのでその喜びもひとしおというものです。
ところで
きものは確かに近頃は着る方が激減しまして、私も残念に思っておりますが、それはまあ時世なのかなぁ、と割り切っております
しかし、きものが価値ある衣装に変わりはないので
お好きな方々は以前にも増して愛着をもってお召しになっていらっしゃるようです。
日本人の体形にきものが合うのはもう至極もっともで、晴れの会場などでどんなに高価なドレスよりも着物姿の方が私は美しく思います。
また昔と違い、今は本当に好きできものをお召しになっている方が多いように感じます。特におしゃれを楽しむように着ると、きものは奥が深く、「おしゃれ道」と言っても差し支えないほどの深遠さがあります。
それはやはり絵画を羽織るようなこの衣装ですから、文様の意味は自分や相手への無言のメッセージであったり願いであったり、
また、模様だけでなく色で込める願いもあったりします。
現在ほど色彩が自在でなかった昔、色に込める願いも沢山ありました。
ちなみに
色を表現する言語はその文化の深度の物差しになるそうです
日本語で表現できる色彩は世界でもトップレベルらしいですよ。
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私もより多くの方に着物を着てほしいと考えていますが
日常着としてきものをお召しになっている方も確かにいらっしゃいますし、
着方が難しいと言っても昔の方は毎日来てたわけですから要は慣れの問題かと思います。
私としては、いつでも「きものが着たい」と思った方のお手伝いが出来るように準備を怠らないように腕を磨いておこうと思います。
きものって素敵なんですよ~。
文様や色で思いを伝えるなんて…なんて素敵な文化でしょう!
しかも日本語で表現できる色彩が世界でトップレベルとは…嬉しいですね。
この先、日本人なら誰でもいつでも自然にさらりと着こなせるようになれば、もっと心豊かな国になっていくと思います。
…今はどちらかといえば、着物を着ようか迷ってる人より、スマホを買おうか迷ってる人の方が多いような……。
私ももっと早く気づくべきでした…文様の世界も知れば知る程面白くて…有り難い事です。幸せな事です。
この幸せの輪が少しずつ広がって…先生のブログにも投稿が殺到すればいいですね。
先生!…頑張りましょう!
余談ですが、結局あれからカラオケ付き合わされまして…お陰でなんと肩こりと偏頭痛が治っちゃいました!
たまには歌って発散するのもい~ですね。
先生は歌はお好きですか?
それではオヤスミなさい…zzz