美濃金山城は、斎藤正義が標高276mの古城山に「烏峰城」として築城(天文6年・1537年)した山城です。
後に織田信長が東美濃を攻略した際、家臣の森可成にこの城を与えた際に金山城と改名、長可、蘭丸、忠政が城主となって、関ヶ原の戦いの後に破城されました。
一説には犬山城に移築されたとの伝承(金山越)もあります。
土木工事の技術、破城の痕跡が見られるのもこの城の特徴。
本丸への登山口がある出丸跡の駐車場までの道が狭いので対向車に注意です!
美濃金山城跡登山口。
ここから本丸まで約10分。
宿場町を散策し2つの山城をめぐり、お蕎麦を食べてからたどり着いた美濃金山城。
時間はすでに4時半を過ぎていました。
ここまで来る途中に午後5時から翌朝8時30分まで通行止めの看板があったので本丸まで登るのは断念しました。
続日本100名城スタンプはここから車で約5分のところにある可児市観光交流館に設置してあります。
登山口からでも数々の遺構を見ることが出来ました。
出丸櫓跡の土の盛
蘭丸ふるさとの森展望台から美濃金山城跡から明智光秀が30年ほど過ごしたといわれる明智荘を望んだところ。
左の高い山が高根山、その左奥が明智荘です。
美濃金山城
岐阜県可児市兼山1418-210
http://kani-sengoku.jp/
TEL : 0574-62-1111(可児市役所)
時間 : 24時間
備考 : 無料駐車場あり
アクセス : 土岐ICから車で約30分
別名 : 兼山城、烏峰城、烏ヶ峰城
城郭構造 : 梯郭式山城
天守 : 複合式層塔型2重2階・非現存
築城主 : 斎藤正義
城主 : 斉藤氏、森氏、石川氏
築城年 : 天文6年(1537年)
廃城年 : 慶長5年(1600年)
遺構 : 移築門、石垣、土塁、堀、井戸跡、石碑
文化財 : 国史跡
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