２回目２日目。

　二人ともが微熱あるような、無いような…。

　きっぱりニンニンしながら学校休みました。

　ゆうバクダンは薬が切れたらそれなりに微熱出る感じ。

　

　するとそれまで元気だったこうバクダンが部屋から

「ママー。」

「どうした？」

「急に身体が重い…しんどいー…」

熱計ったら7度1分。

？？？

20分前には6度3分だったのに。

お薬飲ませて

「横になっとけ。」

30分くらいしたら出てきて熱下がってる。

「7度1分ってあんなにしんどいの？オレ初めて知ったわぁ…」

「ママは7度2分がマックスしんどい。」

「マジで？」

血は争えないな。

「明日は学校行けるだろ？」

「いや。朝起きて7度あったら休むわ。たぶんあると思う。」

「あたしもまだ微熱だしねー。」

なんだかんだ言いながら、二人とも、明日も休むつもりらしい。

「じゃあこう、釣り行こうよ。」

「釣りは行かない。山の方に行きたい。美味しいお店調べとくわ。」

……大掃除でもさせようかな。

高熱出すかな。

あさっても休むと言い出しかねない。

ロキソニンばくばく飲ませてやる！

バクダンワクチン！

書くの忘れてたけど、今日はバクダン達のワクチン２回目。

ワクチンの時間、副作用などがあったら忌引き扱い。

午後４時の予約だったから３時半に帰ってきたら充分間に合うのに、２時に帰ったら、こうバクダンの自転車がある…。

じいちゃんの家に行ったらニンっ！と笑ってご飯食べてゆっくりしてた。

「ワクチンじゃーん！みんなで昼ごはん食べて帰ってきたぁっ！ウヒッ！」

「…骨までブッ刺してもらえ。」

４時前にちゃんと最後まで学校にいたゆうバクダンも帰ってきて

いざっ！！！

「えっ？こっこ、もう帰って来てるの？」

「ゆうちゃーん！オレ昼休み終わって帰ってきたよー！」

「えーーーっ！あたしもそうすればよかったぁっ！！！！！」

歩いて３分の病院に車で15秒で運ばされる。

二人ともがあっという間に終わった。

「心構えもできてなかったのにぃ…」

「痛いかも。」

30分様子見してたら

「スーパー行こう！熱出るかもしれないからジュースとゼリー欲しい！」

「オレもコーラとアイス！」

「ロキソニン飲めっ！熱は出ないっ！！！」

二人ともが熱も出てないのに明日は学校休むつもり。

薬飲んでるので今のところは熱発なし。

「テーブルの上に体温計ある！薬は6時間あけて！しんどかったらすぐにママ起こして！」

いつもなら三本の酎ハイの後にジンライムソーダ割り飲むけど、今日は寝ますー。

何もありませんように。

おやすみなさいませー。

大変！！！

　ボウズに疲れてお昼寝しようかなぁ？と思ってたら、14時くらいにテストだったこうバクダンが帰ってきた。

「ママー？今日来るー。」

「はっ？誰が？」

　

「…。へへ…」

「えっ？？？よしこ？」

「へへ…」

キャーキャー言いながら部屋の片付け始めた。

「ルンバっ！！！働けっ！！！」

異常なテンション。

うれしくて仕方ないのがうるさいほど分かるわい。

マジで可愛い元カノは、ケーキをお土産に持ってきてくれました。

…こっちはビミョーに緊張してるんだけど、廊下に二人のベラベラ喋ってギャーギャー笑ってる声が響いております。

…喜んでいいのやら、なんやら…。

ヨリ戻したのかなぁ…？

楽しく幸せになってくれたらいいなぁ。

はっぴばっせっ！！！

　今日はゆうバクダンの18歳の誕生日！

　おめでとう！

　18歳かぁ…。

　18年前のあの日の事は凄く覚えてる。

凄いなぁ…。

おめでとうねー。

頼まれてもないカニを全て茹でてやった。

誰も１つも食べてくれなかったのでカニ出汁を取ったり、また冷凍に入れてみたり。

これから毎日出してやろうか。

夢のように幸せな月日を！

読書感想文。

こうバクダンが夏休み課題の読書感想文を書いてた。

たまたまお昼ごはん食べるついでに本屋さんに寄り、

「ママ？、これは？」

「へっ？あんたが読みたい物だろ？」

「じゃあこれはっ？」

「知らない。自分が読みたい物を選べ。」

あたしは離れて大好きな絵本のコーナーやら、椎名誠やら探してたら

「ママ！これ読みたい」

「はーい。…へぇ…面白そう…」

題名だけしか見てないけどねー。

「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない

という本。

はっ？当たり前だ。

親は迷惑掛けられるのはテメェのバクダンなので踏ん張るけど、人に迷惑掛けるのはマジで許さない。

…あたし、そう言ってバクダン達を育てて来たけど何か？？？でも

やっと今日、書き始め、仕事から帰ったあたしに

「ママ？最初に書いたやつ、見てみてー。俺こっちに書き直してるからー。」

「……。……。赤ペン先生していいー？」

「…いいよー…」

　

遠い昔、実習生の日誌を見る気分だ。

…………………。

「…。…。…。ほぅ…。あーねー。でも、それはママもそうやってあんたに言ってきたし、あんたもそう思ってるだろ？」

「そうなんだ。だけど、これで萎縮する子供もいるんだって気付いた…」

　

「？じゃあそれを書けよ。あんたが初めて気付いて思ったことだろ？？？」

ワイワイ３時間、色々話して、更にもう一回、原稿用紙に書き起こしたけど、お風呂上がりにもう一度赤ペン先生やったけど、あたしもジンライムソーダいーーーっぱい飲んで、最近、ズーーーッと昼夜逆転のこうバクダンも「今日は寝る…」とヘタばったのでまた明日。