バクダン4つ!

難病患者の日記です。

趣味は釣り!!!

家!

2019年06月28日 20時58分11秒 | 他いろいろ
そういうと家を建てなくちゃいけないんだった。


あたしの今住んでるビルのオーナー親戚の兄ちゃんのお知り合いの建築屋さんを紹介してもらった。



……。……。……。


とりあえずの図面作ってくれたが、まーーーったく意味が分からん。


紙の物をせめて画面上でも立体にしてくれたらいいが、如何せん大手ではないのでやってはくれない。


それでも見た限りでいろいろ言ってみた。


「リビング狭すぎます。隣のあたしの部屋は壁じゃなくて開けれるように。普段は広く使いたい。」


「このクローゼットは飛び出すもんですかねぇ?」


「ここは車イス通れるんですか?」


等々。



次の打ち合わせで出来た図面。


……。何でこんな所に戸袋が???



「わざわざリビング広く使いたいからここ引き戸にするのに、なんで南のこんな所にまとめるんですか???」

「あっ、そうですねー。」



……。……。……。


センスないっ!!!!!




「これが最後じゃなくてこれからどんどん変えてもいいんですよねっ?!」

「まだまだ大丈夫です!好きなように変えていただいてー」


当たり前だ。


こんな普通の家、いらない。


3年前に家を建てた556と旦那ルイに図面見せた。


「はぁっ???何これー???何でこんな間取りーーー???」


二人からのダメ出しが止まらない。


仕舞いには図面持ち帰って話し合ってくれた。


そして明日、クソ忙しい556付き添ってもらって間取りの打ち合わせに。



外観はこんな家にーってのはかっちり決まってるけど中は本当に実感持てないというか、何というか……。


明日は学級会で、うしろで


「そーだそーだー!」


っていう感じの子になってみようと思います。


よろしく556!






釣果

2019年06月19日 20時33分09秒 | 他いろいろ
最近、時間があれば竿を持っているけど、釣れない。

本当に釣れない。




元々釣れない場所で釣ってる訳ではなく、今までいっぱい釣れてた所。


釣れないからいろいろな所に行っても釣れない。



腕が悪いのか?エサが悪いのか???と考えてみても、周りの友達たちも釣れないとぼやいてる。


潮の関係だという話ではあるが、それにしても釣れない。



仕方ないので海を諦めて川に行ってみた。


すると……???!!!

一投目から凄い引き!!!


ブラックバスか???と思って必死で引き上げたら……

うなぎ!!!


天然モノですわ!


同じフォルムでも今までの大アナゴや大ウツボとは訳が違う!!!

キャーキャー言いながら喜んで、ちっさいバスも釣れたりして、短時間だけど満足して、さぁ帰ろうと片付けて最後のロッドを上げようとするとグイーン!!!


???!!!

何か掛かった!!!


必死で巻き上げたら……

スッポン!!!


気持ち悪いーーーっ!!!

でも手足短くて愛嬌があるー!


でもやっぱり気持ち悪いし、料理もできないのでリリース。


うなぎはツレが泥吐かせるために連れて帰ったので蒲焼きを楽しみにしてたら、2日くらいでかわいそうになり近所の川に放したと……。


くっそう……。


釣れないのは分かっているが、諦められず、朝まづめ、昼、夕まづめ、夜釣り、と時間を見つけては釣り糸を垂らす毎日……。


おっきいの釣りたいなぁ。

ガシラでもいいのになぁ。


潮どうにかならないかなぁ。











ブーブー!

2019年06月14日 21時49分00秒 | 他いろいろ
用がありじいちゃん所へ。



「こうは毎日来てくれるぞー。あの子はホントに優しいというかなんというかー。それに比べてゆうは……学校からすぐなのに一度も来ない……」


「しゃーないわ。そんな子よ。」


あんな子、そんな子、対極の人間のハハは胸を張っていいのか、肩身が狭いのかなんなのか……。



「ゆうべも夜中ロクに寝てない……。考えてしまうしなぁ。暑いし……」


「エアコン付けたら?」

「もったいないとか何とかってエアコン使おうとしないのよー。エアコン我慢して、考えても仕方ないこと考えて寝れんじゃあ、なんじゃゆって……」


「手術したらオシッコが洩れるってゆってただろ?」

「?洩れるモンしゃーないじゃん。」

「そんな……おじいみたいな……」

「?ゆうが生まれた時からお父さんはおじいちゃんじゃんか。」



「ICUに入らんといかんだなんて、重病人みたいな……」

「手術してお腹に穴開いてるんだから重病人じゃあっ!!!」


「トイレにも行かず洩らすのか…」

「管入ってるんだから洩れるも何も分からないって!」



「動けんのか……おならが出そうになったら……」


「我慢せずブーブーすりゃあいいっ!!!!!」


心配は絶えないらしい。




来月早々、オペが決まりました。


個室があればいいんだけどなぁ……。


おならもブーブーできますように。










悪性、悪性、悪性……続き

2019年06月07日 10時47分00秒 | 他いろいろ
命には関わらない、手術したら終わりと知り、安心して

「よかった、よかった!」

と喜ぶ母娘。


その横でCTの順番を待ちながら

「何が良かっただ。悪性だぞ……」

とうなだれ続けるお父さん。



「?手術して取っちゃえばそれでいいんだよ?それだけだよ?」

「でも悪性だぞ……」


「悪性って……。当たり前じゃん!ガンなんだし!良性のガンなんてないよ!!!」

ウダウダ言う父親にキレる娘。


「そうよー。切ってのけたらそれで終わりなのよ?切ればいいじゃない!」

追い討ちをかける嫁。


ガンの宣告受けた人間に対する優しさは全く持ち合わせておらず。


「夜も寝れん……。余計な事ばっかり考えて……」


「考えて治るなら考えてもいいけど、考えても仕方ないでしょっ?お酒も飲んでいいって先生も言ってるんだからザブザブ飲んでガーガー寝たらいいっ!」

「そうよー。自分で別の病気作るわ!」

「おいといても仕方ないでしょっ?ピャッと切ったらいいのよ!」

「そうよー。手術したら終わりよー。」

「……。……。……。」


爆笑!


隣のソファで待ってるおばさんの患者さんでした……。


あたし達のやり取りは丸聞こえだったろうし、どうしても我慢できなかったらしく、爆笑!


「大変ですよねぇ。女は強いから……」

涙流して笑ってる……。


「そうなんですー。普段からそんなに飲む方じゃないんだけど、ビールのひと口も飲まなくなって寝れない寝れないってー。当たり前よぉ!」

「でも私も同じ立場なら同じことを言うかもー!」


女三人爆笑。


更に形勢不利になりうなだれるお父さん。



先日、骨シンチという、造影剤みたいなのを入れてMRIを撮り、無事に転移のないことを確認。


またまた先生からの説明を三人で聞き、


「まぁ、ホルモン治療や放射線治療よりも手術したらそれで大丈夫な状態です。またどうするか考えてみて下さい。」

という先生に、


「とにかく個室の空いてる時に手術して下さい!個室じゃないと寝れないって言うんでー。」

「えっ?まぁ、ゆっくり考えて……」

「えっ?考えることなんてないですよ!手術したらいいんだったらー。とにかく個室でー。」

「この前の一泊も全然寝れなかったってそればっかりでー。とにかく個室じゃないとー」


本人そっちのけで段取る母娘に先生も引き気味で、


「まぁ、急がないんで次の時まで考えて……」

「考える……???」



無理矢理、考えさせられることになりました。



結局、診察室を出た瞬間


「良かったね。手術で済んで。」

とお父さんを振り返るだけだったけど。



ってか、凄いのが、こうバクダン。


じぃちゃんのガンが確定した時にバクダン二人を並べて話しました。


その次の日から、試合の日以外は、クラブが終わり、学校から帰って荷物を置き、ご飯も食べずに20分くらい離れたじぃちゃん所にチャリで飛んで行きます。


毎日、毎日、毎日、毎日。


何をしてる、ともないらしいが、行って疲れて30分くらい寝て、起きてご飯食べてゴロゴロしながら話してるだけらしいけど、まぁ本当に毎日毎日。


そんな子だ。


逆にゆう。


家に帰ってくるよりじぃちゃんちの方が学校から5分くらいの近さなのに、一度も寄りもせず真っ直ぐ帰ってくる。


性格の違い、というか、気持ちの違いというか……。


「こうは毎日来て顔見せてくれる。あの子は本当に優しい。それに引き換え、ゆうはあんなに学校近いのになぁ……」


まぁ、こうが行くだけでも全然気分が紛れてるようで、こうはしんどいかもしれないが、有難いよ。


まぁ、じぃちゃんはこうバクダンに支えられながら7月に手術することになりそうです。