1人で釣りに行ってたツレから電話。
「今すぐ魚とりにこい!」
「えーっ?今から行くのしんどいー。あなた食べれば?」
「いいからこい!」
「えーっ…リリースすればいいじゃんー…」
釣りに行く行かないの一悶着があり私は不機嫌だった。
「いいからこいっ!デカイビニール袋持ってこいよっ!」
何だろ…ダルいー。
いつもの港に。
ニンニンしてる。
「二重にしろよ。」
「どうした?1人で揚げたのー?」
ビニール袋ガシャガシャ用意してたらストリンガーで港にぶら下げてたの持ってきた。
…。…?????!!!!!
「すごいーーーっ!!!揚げたっ???」
ずっとニヤニヤしてる。
?大きな傷がある。
「何?このキズ…サメにでもかじられた???いや、アカメ???これに食い付いた???
」
「モリ…」
「モリっ???どこにあるのっ?あなたモリまで買ったのっ???」
タモ係のあたしがいない時の為に???
「いや…港の兄ちゃん達が…」
話によると。
その港で働いてる若いお兄ちゃん2人がモリを持ってきて、遠くでチヌを突いてワーワー楽しんでた。そうこうしてると釣りしてるツレのすぐ、背後で何かをバッシャーンと突いた。
ロープが手から外れたけど、もう1人の兄ちゃんがどうにか取り上げてバッシャーンッって引き揚げた!ランカーだった!まるでジャングルの原住民みたいだった。凄かった。
あまりの大きさに3人でワイワイ話してて「俺なんか、ロクに釣れないのにー!」って言ってたら「いりますか?」と言われて頂いた、と。
「ってか、この前見た集団のボスなんじゃない?」
「いや、これよりまだデカイのいたぞ。」
「そっか。ってか、釣るより間違いないじゃん!あたしもモリやってみたい!」
「あれは若くないと無理だ。」
「はぁ?あなたならできるでしょ?ってか、あたしもやりたい!」
頂いてきました。
ってか、軍艦じゃん…。マジでデカイ。
家に持って帰って、じぃちゃんまぁちゃん、こうに披露。
「すっげぇっ!」
「どしたこりゃあっ???」
「何これぇっ???」
「まぁちゃん、誕生日おめでとう!明日は炙りと煮付けとムニエルでパーティーね!」
家に帰ってフィッシュグリップでシンクへやっとこさで放り込む。
あら?うちのシンク80センチあるはずなのに入らない。
しゃーなしに斜め!

部屋にいるゆうバクダンに
「いいもの見せてやる!」
キッチンに呼びつけたら
「何これっ!!!すごいっ!!!写真とるっ!!!」
珍しくコーフン。
「もっと全体撮ってっ!」
「ママ後ろ下がってっ!」
「重いっ!!!」
体重計にシーバスぶら下げて乗りました。
5キロ!!!
捌くのも大変。
シンクの中で出来るだけやって、
やっとのことで半分ずつ捌いてシーバスの山ができました。
早速煮付けに。
ムニエル用と炙り用、塩焼き用にキッチンペーパーでぐるぐる巻き。
デカ過ぎるので明日ツレに持っていく分、家族で食べる分以外にもまだまだ寝かせておけるな。
週末556一家にも食べていただこう。
捌くのは肩凝るのよねぇ。
でも楽しかったぁ。
明日は美味しく頂きます!