アカメなくても勝てたらいいんだ、と必死で釣り。
どこで何で釣ってもいいので写真に残して22時に皆で集合!っての。
ツレ、大ちゃんといつもの港で17時30分くらいからロッド並べて後はランガン。
「アカメと撮ったオレの写真皆に送ってるから必死なんじゃないか?」
ほくそ笑むツレ。
普段から釣ってるけど更にデカイから皆驚いただろうなぁ。
128のアカメに勝つ為に!って、計10本並べた。
チヌ、キビレを釣りたい。
どれにも、誰にも、まーーーったくあたらず。
やっとのことであたしがグーフー。
おっ?ちょっとデカイ。

おっ?ちょっとデカイ。
3人バラバラなので、どこで誰が釣れてるのやら。
その後ワニゴチ。
ちっさいけど、計45センチ。

ちっさいけど、計45センチ。
エサ交換して落とした途端、ちっちゃなヨコスジイシモチ。
これも計測よ!

これも計測よ!
計60センチかぁ。
誰かシーバス、チヌ2匹くらい釣ってたら勝てないなぁ。
22時に集合場所へ。
7人の参加者。
あたし達以外の4人大興奮!
「ツレさん!凄いっすねぇ!やりましたねぇっ!」
「あんなデカイ魚見たことない!」
「走ったでしょー???」
「この前に俺の船で揚げたのよりまだまだデカイし!!!」
ニヤニヤしてるツレと大ちゃん、引きつるあたし。
「結果発表ーーー!!!!!まぁ、負けは見えてますけどー」
皆でスマホ見せながら報告。
「033は初参加だから最後な。じゃあ俺から…」
ツレ、こちょこちょ釣ってたらしく、刻んで4匹55センチ!
「僕はキビレ35センチ!これだけっ!!!」
「ツレさんのアカメ見たら勝てない!とは思ったけどテンション上がってそのキビレもらって泳がせしたけど根掛かりして…ボウズです…」
「子サバ…9センチ…のみですっ!!!」
後はキビレ22センチ、ボウズ、と。
「じゃあ、あたし…グーフー25、ワニゴチ20、イシモチ15…」
「60!これだけなら033さん優勝だったのにーーーっ!!!」
「033見せてやれ」
「へへ…これ…」

「…。…。…。えーーーーーっ!!!033さんが釣ったのーーーっ????」
暗い港に皆の声が響く!
「えーとねぇ…釣った、というか、あたしのロッドに掛かって10分くらいは頑張ったんだけど、全く寄ってこなくて…」
「まぁ、これを観ながら説明するわー」
大ちゃんが撮ってくれてた動画をスマホを地面に置き、みんなでソーシャルディスタンスちょっと保ちながらウンコ座り。
「いやだーっ!アカメなんかいらないーっ!メーターシーバスでいいーーーっ!!!巻けないーーーっ!!!!!」
あたしの声が響く。
「うぉー…」
「すごい…動かない…」
「耐えるだけで必死だ…」
「スゴイ!ツレさんでもこれですか???」
「うぉー出る出るー…」
「怖いーーー」
…。…。…。
「見えたっ!!!」
「でかいーーーっ!!!」
「そんで足元まできて、ここでリール根元から折れたんだ。こっちは竿預かってるしバラしたら終わりだとロッド持ってもらってリール巻きながら手で手繰り寄せてー…」
「うわぁっ!!!」
「マジかぁっ!!!デカイーーーっ!!!」
「このデカイタモにも頭しか入らないわ、ギャフも伸びるわ」
「これは俺でも腕入れたら肩持っていかれるなぁ…」
「最後はやりたかったけど、折れたし…あたし、見てただけで…」
「揚がったぁっ!!!」
「デカイーーーっ!!!!!」
「だから、あたしが釣った、というか、掛かって寄せて大の男2人が揚げた、というか…。だから4人で揚げたようなものなのさ。だから1人32センチで…」
「それでも033さん優勝!!!おめでとうございますっ!!!!!」
「えーっ…ありがとうございますー…」
優勝者のタスキ掛けてもらって、賞金の参加費500円総取り3,500円頂きました!
「この賞金でリール買います…」

「この賞金でリール買います…」
「こんなデカイの釣るんだったらもっといいリール買って下さいっ!!!」
それからもアカメ談義は尽きず、
「公認の日本記録が131かなんかだからなぁ!後3センチ!」
「でも絶対に今年1じゃないですか???」
「新聞出しましょうよ!!!」
「俺皆に見せびらかしたい!写真下さい!!!」
大騒ぎ。
「でも揚げきってないからぁ…」
「カジキ釣りでも掛けた人が釣った人だから大丈夫ですって!」
「そう…?」
「これは一生モンですよ!自慢していい!俺らでも死ぬまで会えないかもしれない!」
「そう…?そっかー…」
だそうです。
あたしはアカメ釣りました。
128センチでした。
次はメーターシーバス目指します…。
アカメ揚げれるようにジムでも行くか…。