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心が動いた事を気ままに…RAINがいつでもここに…

Rain 記事 「私の彼女」16話…

2014-11-06 23:36:32 | Rain
「私の彼女」チョン·ジフンクリスタル、心を確認して再会...愛獲得した
SBS「私の彼女」



チョン·ジフンとクリスタルがお互いの心を確認して再会した。

6日放送されたSBS水木ドラマ「ラースと、その彼女」の最終回はソウル駅で再び会うイ·ヒョンオク(チョン·ジフン)とユンセや(クリスタル)の姿が描かれて終わりにした。

互いに愛する心を知ったヒョンウクとセナは本気を確認したがセナは短い手紙を残したままヒョンウクを去る。それから1年後ヒョンウクは作曲家として常勝疾走しますが、セナの空席を感じる。小さな食堂で働き、生きていたセナは、友人朱(このチョフイ)の出産の知らせに1年ぶりに現れヒョンウクと出会う。セナに名残惜しい気持ちがいっぱいヒョンウクは冷たくセナ対してセナは再び田舎に下がる準備をする。

しかし、セナのために自分の率直な愛を伝えなかったヒョンウクは、最終的に放送を介して心を告白する。「あなたなしで得チョトドン過去1年の私は、あまりにもひどいし、苦情張ったかったみたい。私はあなたを握っていました。そして、私のそばにいてもらう話したかった」と伝えたこと。

離れようとはセナに走って行ったヒョンウクは「遅すぎるか?見たかった」とセナを抱擁する。

ハッピーエンドで幕を下ろした作品は、二人のバラ色の未来を予感させた。

文。ザングソユンciel@tenasia.co.kr 写真。SBS
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Rain 「僕にはとても愛しい彼女」第15話日本語訳&ストーリー by norinoriさん

2014-11-06 23:35:01 | Rain
最終回の前に訳しました
Rainがとても素敵で不思議と出来てしまいました
今日で最終回なんて寂しいですね(T_T)
ネタバレです

「僕にはとても愛しい彼女」第15話日本語訳&ストーリー


タルボンが死に、哀しむヒョンウクを慰めに来たセナ

セナ:もう泣かないで

セナはヒョンウクの頬の涙を拭う

ヒョンウクはセナを抱きしめる

ヒョンウク:ああ会いたかった
会いたくて死にそうだった
どうしたらいいかわからない

セナ:今は何も考えないで

顔を触るセナ

セナ:おじさん辛そうだわ 中に入りましょう

家の中で

セナ:コーヒー以外は何かある?
温かいお茶を飲めばよくなると思うけど
あったわ
ローズマリーがいい?アップルミントがいい?
カモミールがいいわね よく眠れるように

ヒョンウク:セナ

セナ:大変ね
図体は大きいのにまた具合悪くなって
これ飲んで早く寝て 
横になってから話して

ヒョンウクはベッドに横になる

セナ:よく休んで
今日はおじさんをひとり置いて行けない
寝るのを見届けて行くわ 早く寝て
言う事聞いてくれないと徹夜する事になるけれど?
はやく治ってね


セナは帰りヒョンウクはまた起きて考える


セナはソウンのお墓に来る

セナ:タルボンに会った?
しばらく遊べなかったでしょ
沢山遊んであげて
姉さんごめんね
私おじさんが好きなの
好きな気持はどうしようもないの
姉さんわかってくれる?
私をわかってもらえない?
ほんとにごめんなさい


ヒョンウクは電話をする

セナ:具合は治った?

ヒョンウク:うん

セナ:良かったわ

ヒョンウク:お前は良く寝られた?

セナ:ええ 
朝ちゃんと食べて会社に行ってね

ヒョンウク:少し会おうか?

セナ:今日は無理と思うわ ちょっと出てるの

ヒョンウク:そうか 気を付けてな

社長室での会議

理事:こりゃあ音源収入凄そうだな
シウのイメージも思ったほど打撃を受けてない
新人作曲家のユン・セナの経歴が好感を買ったみたい
この際有名作曲家になるのも悪くないだろう

ヒョンウク:それはあくまでも実力の問題でしょう
悪い記事が出ないように特に気をつけて下さい


シウは仕事が忙しくセナになかなか会えない

セナに電話をする

シウ:ひょっとしてすねてるか?

セナ:私がなぜ?

シウ:会ってやれないからさ
忙しすぎてお前に会いに行く時間がない
 
セナ:いつか時間できる?

シウ:しばらく待ってろ
時間が出来たらすぐ走っていくよ


社長室にソンジンとヘユンが来る

ソンジン:ヒョンウク
外で晩ごはん食べて映画みて一杯ひっかけ
クラブに行って家に遊びに行こう
俺が予約は全部済ませたよ

ヒョンウク:相談もなくなんでそんな事したんだ?

ソンジン:ところでタルボンの事聞いたぞ
こんな時は一人で家にいたら落ち込むだろ

ヒョンウク:悪いが俺は行くところがあるんだ


セナに電話するヒョンウク

ヒョンウク:お前の家に向かってる
ちょっと会おうか?

セナ:私は今おじさんの家の前だけど

ヒョンウク:じゃあそこにいて

お互いに会いに行き橋の上で出会う

ヒョンウク:俺達 やり直さないか
俺はお前を手放せないよ

セナ:私もおじさんを手放せないわ

二人は抱きしめ合う


ふたりはセナの家の前まで来る

ヒョンウク:中に入れ

セナ:先に行って

ヒョンウク:先に行けよ

セナ:大丈夫よ 先に行って

ヒョンウク:ちょっと歩こうか?


アイスを買った店の前で

ヒョンウク:アイス買うか?

セナ:もう寒いのにアイスなんて
肉まんならいいけど

ヒョンウク:そうか?なら肉まん食おう

セナ:私 野菜肉まん

ヒョンウク:俺も!

セナ:野菜のはひとつしかないわ

ヒョンウク:おい、あんまん食えよ あんまん

セナ:それならおじさんが食べれば良いじゃない

ヒョンウク:おい、お前譲る事を知らないのか?

セナ:お金あるでしょうね?
前のチューチューアイス100ウォン、まだ貸してるわよ

ヒョンウク:あれはうっかりして
俺は金なら沢山あるぞ
知ってるだろ?
ほら...

探すと持っていない

ヒョンウク:あ、財布!ったく!
車に置いて来た ひとつ買ってくれ

セナ:お金ないわ

ヒョンウク:買ってくれって


二人は屋台のおでんを食べる

セナが間違ってヒョンウクのコートを汚す

ヒョンウク:おい!

でも嬉しそうな二人

セナ:あー 私かまぼこ食べよう


セナは屋台の大きなぬいぐるみを持ち

セナ:この子タルボンに似てるわ
この子の名前はタルボンにしてね
いくらですか?

-2万ウォンです

セナ:行きましょう
今日は私が送って行くわ


ヒョンウクの家の前

セナ:落ち込んだ時はタルボン見てね
大人しい子だから話はあまりしないけど

ヒョンウク:ありがとう 電話するよ

セナはヒョンウクの頬にキスをする

セナ:帰るわね


部屋にぬいぐるみを置くヒョンウク

ヒョンウク:でもお前がいるからずっとましだな


セナは友達にやはり引越しはしないと生活費を渡す

ジュホン:セナもしかしてケミナムとやり直す事にしたの?

セナ:うん

コンチョル:何の話だ?シウはどうするんだ


宅配でシウのCDが届く


シウの宿舎に来たセナ

シウ:どうしたんだ?
お前から会おうと連絡くれるなんて

セナ:あげたい物があって 話もあるし

セナはCDを差し出す

セナ:友達がインターネトで見つけたの
中国でも大ヒットだって
あなたもうワールドスターになったわね

シウ:なんでこんな可愛い事をするんだ?
入れよ
話ってなんだ?
照れくさい話か?
告白するつもりとか

セナ:そう告白よ
ごめんなさい
私あなたの気持ち受け取れないわ

シウ:......

セナ:あなたが良い人だって事はわかるわ
でも友達以上は難しいの

シウ:俺はお前と友達にはなりたくないよ

セナ:どのみち私の返事は同じよ

プレゼントの箱を返す

シウ:お前残酷な事するな
何日かで急に態度が変わった理由は何だ?
ひょっとして社長とやり直すことにしたのか?

セナ:......
別れの記事は予定通り1か月後でもいいわ
気にしなくて大丈夫だから

シウ:お前から電話が来て喜んだのに逆か
帰れ
今日はお前の顔をもう見たくない


セナは帰る


ヒョンウクは電話をする

ヒョンウク:ありがとうございます
チャン会長が投資の回収を撤回したよ

理事:今度はソ・ジェヨンPDが青くなる番だな
噂によると支払いがめちゃくちゃ増えてるらしい


セナに新人歌手の作曲の依頼が来る

ヒョンウクに電話をする

セナ:今スウィートエンターから連絡来たんだけど
タイトル曲を書いて欲しいって

ヒョンウク:お祝の言葉が言えないな
そこはうちの競争相手だ

セナ:悔しかったら社長も私に依頼してよ
比べてみてより条件の良い方で働くわ

ヒョンウク:俺が前言った時お前が断っただろ

セナ:仕事は何時に終わるの?

ヒョンウク:そうだな ちょっと遅くなりそうだけど
ここのとこ仕事が多くて

セナ:えー 無職の時が懐かしいわ


ヘユンはヒョンウクの父親に会いに来る

父親:投資の問題は解決したんだって
これからもヒョンウクを助けてやってくれ
お前の父さんとヒョンウクも呼んで4人で食事に行こう

ヘユン:片思いももう12年目です もうくたびれました
彼はタルボンの事で落ち込んでいるかと思ったけど結構元気です

父親:タルボンがどうした?


ヒョンウクの家で食事を作ろうとするセナ

ヒョンウク:どうしたんだ?
お前仕事は?
作曲の依頼を受けたんだろ?

セナ:昨日徹夜したのよ
今日おじさんと過ごそうと思って
座ってて
今日は私がお料理するわ

ヒョンウク:セナ お前は作曲だけ頑張れ
料理なんかしなくていいよ


二人でキッチンに向かう事に

ヒョンウク:お前はこねるのだけ責任持て
後は全部俺がやるから

セナ:私の料理そんなにひどかった?

ヒョンウク:人は何もかもはできないんだよ

セナ:おじさんは何でも上手いじゃない
料理も上手いし作曲もできるし

ヒョンウク:今は違うだろ?

セナがふざけてヒョンウクの顔に粉を付ける

ヒョンウク:お前幼稚だな 本当幼稚だ ったく!

二人仲良くふざけ合う

誰かが来る

ピンポーン!

ヒョンウクの父親が家に来る

父親:あれ、タルボンのペットシッターのお嬢さんだろ?

ヒョンウク:はいそうです

セナ:お元気でしたか?

父親:で、お前顔になに沢山付けてんだ?

ヒョンウク:料理してたんです

父親:飯時は過ぎたのに今頃料理か?

ヒョンウク:(セナに)もう帰れ

父親:俺があのお嬢さんを取って食うとでも思うのか?
しばらくしたら帰るから お前も入れ

セナ:私なら大丈夫よ

父親:タルボンの話を聞いた
心配で来たんだが元気そうで良かった
でもこのお嬢さんはペットシッターなんだろ?
タルボンのいない家に来て何してるんだ?
俺の目にはふたりがかなり親しく見えるんだが?

ヒョンウク:作曲家だよ
今回シウの新曲を担当した

父親:会社で働く作曲家と家で料理して食べるのか?
二人は個人的関係だと考えていいんだな?
お前が会社に来た日にコネで入社させたお嬢さんだろ?

ヒョンウク:何を一々気にしてるんですか?
僕はただ実力のある作曲家を推薦したまでです

父親:お嬢さん
いや違った
人気の作曲家先生にこんな呼び方は失礼だ
お名前は?

セナ:ユン・セナです

父親:年はいくつだ?作曲は専攻か?

ヒョンウク:父さん

父親:あーわかったわかった
じきにわかる事だ
シウに作った曲、相当良かったよ
感性が光ってた
良い作曲家になるとすぐ思ったよ

セナ:ありがとうございます

父親:この際、ふたりで曲を作ったらどうだ?
こいつが昔名の知れた作曲家だったの知ってるか?

セナ:はい

父親:俺の息子だからじゃないが
こいつは本当に才能あるぞ
腹減ったろ?
料理していた物を沢山食べろ
父さんはこれで失礼しますよ
上手くやれよ

ヒョンウク:気を付けて
大丈夫か?
面食らったろ?

セナ:いいえ おじさんと似てて良さそうな方だったわ

ヒョンウク:そうか?
そう見えたんならいいが


ヘユンがボーっとしているシウに話す

もうすぐ海外ツアー入れるわ
半月の予定で

シウ:俺は今喜ばなきゃいけないんですよね?
また人気が上がってるから

ヘユン:なのに何がそんなに深刻なの?

シウ:頭から離れない誰かのせいで
女からみると社長はどうですか?

ヘユン:え?

シウ:俺の方が良くないですか?
何ですその表情は?
まさかシン理事も社長を好きとか?
わー一体どこが良いんだ
よく見たらすごくウケる顔だけど?

ヘユン:どうしてそんな事気にするの?
セナと上手くいってるんじゃないの?

シウ:変わらずに社長が好きだって
でも女の人は言い続けたら落ちるんじゃないかな?
それも俺みたいな格好いい男だったら

ヘユン:ダメだったわ 私みたいに素敵な女でも
止めましょう
傷つくだけだわ

シウ:止めたって傷つかないですか?
どうせダメならとりあえず行くだけでしょ
イ社長がいつも言ってたじゃないですか
途中であきらめたら絶対ダメだって


シウは自分写真を加工してセナに送る

-ありがとうセナ-

電話が来る

シウ:お前のお陰で売れたから一回奢るよ


シウはラーメンを作ってくれる

シウ:さあ

セナ:一回奢るって

シウ:世界にひとつしかないシウラーメンだ
麺一本一本に愛情と真心が込めてある

セナ:あんたが込めたんじゃなくてラーメン会社が込めたんでしょ?

シウ:早く食べろよ
俺はこれからもお前が好きだ
いくら考えても社長とお前は幸せになれそうもない

セナ:なぜ?

シウ:一緒にいたら笑顔になる事が増えるのが愛だと思うんだ
なのにお前と社長はふたり一緒にいると
うーん
笑顔でいる事より暗くなる事が増えそうな気がする
まあ俺の勘だけだけど


社長室で

カン理事:ソ・ジェヨンは投資者たちからずいぶん突き上げられてるようだ
シウを引き抜いて無限動力のツアーをすると言ってるようだがどう対応しますか?

ヒョンウク:放っておきましょう
どうせそんな事起きるはずないんだから

ヒョンウク:ジェヨンの事気になるか?

ヘユン:ちょっと気の毒ではあるわ
どうしてあなたをそんなに恨むのか

セナとまたつき合い出したんでしょ?

ヒョンウク:なんで知ってる?

ヘユン:シウが言ってた
ふたりが付き合うのを気になってる人が多いわね


ジェヨンはヒョンウクの父親を呼び出す

ジェヨン:ちょっと僕を助けて下さい
シウを何カ月か貸して下さい

父親:資金繰りが大変だと聞いてはいたが

ジェヨン:だからシウを下さいよ

父親:お前の過去を色々知ってるが
ヒョンウクがそんな事黙っていろと言ったんだ
だがこんな事してると俺も黙っていないぞ

ジェヨン:まず息子の調査からしないと
ヒョンウクが付き合っている子がどんな子か知ってますか?


父親はセナを呼び出す

セナ:私をお呼びですか?

父親:俺は少し前に決心したんだ
ヒョンウクが誰と付き合おうと口は出さないと
だがお前はダメだ
ソウンの妹だそうだな?

セナ:その事でとても悩みました
でも別れたくありません

父親:俺がお前の姉の事を反対したんだ
だからこそもっとダメなんだ
ありったけの力でヒョンウクとお前の姉を別れさせようとしたのが俺だ
そのせいで息子と背を向けて5年が経つ
ソウンが死んでからヒョンウクも俺も苦しんだ
ヒョンウクはヒョンウクで 俺は俺で
大変な罪悪感に苛まれた
それなのにお前を見てそんな記憶を振り払えるか?
もしお前に何の問題もなかったとしてもヒョンウクはどうだ?
ヒョンウクとお前が付き合ってると知られたら
どんな噂が流れると思うか?
他の誰でも良いがお前だけはダメだ
お前が本当にヒョンウクを想うなら別れてくれ
ソウンの事で息子に会えなかったのが
やっと和解したんだ
ヒョンウクもやっと気持ちを取り戻したのに
お前のために壊す事はできない
俺は息子に過去を振り払いちゃんと生きて欲しいんだ
お前には悪いが
お願いだ


呆然とするセナ

父親はヒョンウクにも会いに来る

ヒョンウク:どうしたんですか?連絡もなしに
座って下さい

父親:お前どうしてわざわざ苦労するんだ
世の中に女がそんなにいないか!
何であの子なんだ?
よりによって何でソウンの妹なんだ!!

ヒョンウク:セナに会ったんですか?

父親:ああ会ったよ

ヒョンウク:どんな話をしたんですか?
あの子に一体何を言ったんですか?!

父親:どんな話をしたと思う?!

ヒョンウク:父さん

父親:俺はお前が誰と付き合おうが何をしようが
何も言わないつもりだった

ヒョンウク:じゃあ何も言わないで下さい
僕が誰と付き合おうと何しようと

父親:全てお前のためだ
お前のためなのになぜ聞かない
この辺でやめておけ
お前のためにもあの子のためにも
それが最善なんだ!

父親は倒れる

ヒョンウク:父さん!父さん!

セナが力なく寝ていると電話が来る

ヘユン:ちょっと会社に来てもらえる?


ヘユンに会いに来たセナ

ヘユン:社長はまだ病院よ

セナ:どうして?どこか悪いんですか?

ヘユン:彼が言ってないのね
お父さんが倒れたの
昨日会社に来て
何の話だか社長と言い争っていたらしいの
最近は仲直りしてたのに
大丈夫?
セナさん 寂しいの?

セナ:え?いいえ

ヘユン:また心配するかと思ったのよ
そうだ ふたりはやり直す事にしたと聞いたわ
じゃあAnAでまた働くのはどう?
その話をしようと呼んだのよ
専属作曲家を探してるんだけどセナさん程の人はいないの
シウも一緒に仕事したがってるし

セナ:すみません、その病院はどこですか?


セナは遠くから項垂れるヒョンウクを見つめる

父親の声:他の誰でも良いがお前はダメだ
お前が本当にヒョンウクを想うなら別れてくれ
ソウンの事で息子に会えなかったのが
やっと和解したのに
ヒョンウクもやっと気持ちを取り戻したのに
お前のために壊す事はできない
俺は息子に過去を振り払いちゃんと生きて欲しいんだ


ヒョンウクから電話が来る

家の前で会う二人

セナ:おじさん
忙しいんじゃないの?
ヒョンウク:忙しいよ
でも顔を見せに来たんだ
お前が会いたいかと思って
沢山見とけ

ヒョンウクに抱きつくセナ

ヒョンウク:おいよほど会いたかったんだな
来てよかった

セナ:ありがとう
こうして会いに来てくれて 本当に会いたかったの 

ヒョンウク:どうしようか?俺また会社に戻らなきゃならないんだが

セナ:会社に?

ヒョンウク:俺がいないと会社が回らないんだ
俺がめちゃくちゃ有能だから
...そんな笑顔見たら行きたくなくなるな

セナ:早く戻って
仕事多いんでしょ?

ヒョンウク:あー後悔するよ
こんなことならずっと無職のケミナムでいたのに

ヒョンウク:家に入れ
よく休んで
じゃあな


セナは姉の遺品のギターに話しかける

セナ:私がおじさんを悩ませてるのよね?
こんな時はどうしたらいいの?姉さん
私がいなくなれば全て良くなるのかな?


セナはジュホン達の所に来る

セナ:ふたりとも、お願いがあるんだけど


病院に父親の面倒見ている女がお見舞いに来る

女:お酒の席に呼ばれて行ったんです
気を引こうとした私のあやまちなんです
その席をセッティングしたという理由で
社長は自分を責めていました
結局は私が悪いのに
一人で子どもを育てるのがとても大変で
恥かしげもなく社長に助けてもらいました

ヒョンウク:父さんがそれを隠していた理由があるんですか?

女:子どもの父親が
名を知られた人なので
外に子どもがいると明らかになると
どんな迷惑がかかるのかわからないので
私も社長も秘密にして来たんです
すみません


ヒョンウクが家に帰るとセナと友達が音楽機材を山積みにして待っている

ヒョンウク:どうしたんだ?

コンチョル:これをくれた人が責任取って下さい
うちにはもう置く場がありません

ヒョンウク:今までは場所あったじゃないか

ジュホン:この子が最近曲作るのに徹夜でドンチャンやって
私たち衝突寸前なんです
我慢しようとしたけど これはないわ

セナ:曲作らなきゃならないのにこの子達に追い出されたの
どうしたらいいかしら?

コンチョル:このくらいのスペースを下さいよ
曲作るために
家もこんなに大きいんだから!


機材を家の中にセットする

コンチョル:じゃあ俺達はこれで

ジュホン:私達を恨まないでね


ジュホン達は家に帰る

ジュホン:完全にだまされたわね
セナにはあの家でずっと住んで欲しいわ 


ヒョンウクの家の二人

セナ:あー早く曲作らなきゃならないのに
本当に大変だったわ
仕方がないからここででも曲作らないと
いや、曲の期限を守らなかったと
新人の分際で生意気だと言われたらどうしたらいいの?
私の事は気にせずおじさんは自分の仕事して

ヒョンウク:どうやって気にしないんだよ?
部屋の真ん中を占領してるのに

セナ:じゃあどうせなら気にするとか
ここに座って

ヒョンウク:いいよ 俺は寝るよ

セナ懇願の表情

ヒョンウク:あー

ヒョンウクはセナの横に座る

セナ:あ、メロディがちょうど浮かんだわ


セナが作曲しているうちにヒョンウクは眠り込む

セナはヒョンウクの顔を撫でる


セナ:良い夢見てね おじさん

カン理事はヒョンウクの父親の見舞いに来る

カン理事:今まで社長を誤解していて誠に申し訳ないです
これで奥様の気持ちも元通りですね


ヒョンウクはセナのいない間
ピアノを弾いてみようと試みる

セナが戻って来る

セナ:出かけましょうよ

街中をデートする二人

セナ:今日は一日中一緒よ
一瞬たりとも離れずに

ヒョンウク:どうしよう?
俺いまコーヒーがものすごい飲みたいんだけど

セナ:バック開けて
そこにコーヒーあるでしょ?
何でもバックよ
今日必要な物はここに全部入ってるから
ずっと手を離さないでね

ヒョンウク:この方が離れないよ

ジャケットを選ぶ二人

セナ:これどう?

ヒョンウク:俺はこれだ

セナ:同じ物じゃない

店員:ペアで着たらお似合いですよ

会計で

セナ:あー私が払うって
ずっともらってばっかりだから

ヒョンウク:心配するな
俺はお前の分だけ買うよ
お前は俺のを買えばいい


外でセナを待つヒョンウク

セナ:なんでひとりで笑ってるの?

ヒョンウク:別に セナが大人になったと思って
だけど一瞬も離れないって言ってたのにどこ行ってたんだ?

セナ:ジャーン!
ペアのスニーカー
これどんなに可愛いか見てみる?

ヒョンウク:なんかお前変だな
なんでこんなにくれるんだ?

セナ:私稼いだのよ
作曲代に著作権料もでる出るらしいわ
初月給もらったからおじさんに何かしたいと思って
服もペア 靴もペアよ

ヒョンウク:俺はお前が着ろって服着て
靴もはけって靴だけはくのか?

セナ:いや?

ヒョンウク:そうじゃない いいよ
言われた通りにするよ
だけどずっと一緒にいるんだぞ
離れずに
こっちくれ 俺が持つよ


ヒョンウクの電話が鳴る

ヒョンウク:はい 本当ですか?
わかりました すぐ行きます

セナ:どこか行くの?

ヒョンウク:病院だ
父さんが具合悪いんだが 今気がついたそうだ

セナ:よかったわ
早く行って

急いで病院に来たヒョンウク

ヒョンウク:父さん...

ヒョンウクは手を握る


シウがセナに会いに来る

シウ:別れのあいさつに来た
半月の間、海外ツアーに行くんだ
日程が詰まってて
その間、連絡出来ないかも知れない

メールを送る

シウ:俺に会いたい時に見ろ

セナの写真を撮る

シウ:これは俺の
俺もお前にメチャ会いたくなるだろうから

セナ:気を付けてね
それから今までありがとう
私、作曲の仕事始めて辛い事多かったのに
シウと一緒にいれて楽しかったわ
考えてみたらあなたかなり良い人だったわ

シウ:どうしたんだ急に?

セナ:別れのあいさつするんでしょ?

シウ:俺じゃなくてお前がどっか行く人みたいじゃないか

セナ:良い人だって言ったのになによ
ねえこの写真気に入らないわ
もう一度撮りましょ 今度はふたりで

セナ:笑ってよ
撮るわよ イチニのサン

シウはセナの頬にキスをする

シウ:この写真気に入るといいけど
帰って来たら会おう


カフェでジュホンと彼にご馳走するセナ

セナ:ふたりともずっと仲良くね
本当にお似合いだから


ヒョンウクの家を眺めるセナ

ヒョンウク:何してた?

セナ:帰ったの?晩ごはん食べる?

ヒョンウク:ユン・セナ
そんな事は気にせず曲を書け
お前はそんな事しにうちに来たわけじゃないだろ?

セナ:引越しはしないの?
ここは思い出があまりに多いじゃない
タルボンとも 私とも

ヒョンウク:お前のためにここに来たんだ
お前との思い出も詰まってるし
これからもまた出来るだろう
なのにどうして引越すんだ?
俺にはこの家がお前そのものなのに


二人でベットで話をする

セナ:全て私のためだったの?
ソウルに来たのも
社長職を引き受けてのも?

ヒョンウク:うん

セナ:もう私のために頑張らないで
私はおじさんがしたい事をしてほしい
音楽聴いたり 作曲ももう一度して
おじさんは何もなかったように
元のおじさんに戻ってほしいの


ヒョンウクはピアノの前に来て浮かんだ音を弾いてみる

セナはその音に気付き目が覚める

セナ:続けて
私 おじさんの作った曲を聴きたいわ
それがおじさんの本来の姿だから

ヒョンウクは作曲を続ける

セナはこれまでの事を回想する

ヒョンウク:お前のために曲を作りたくなったんだ
俺がまた音楽を出来るとは思いもしなかった

ヒョンウクはセナに優しくキスをする

セナ:...愛してるわ

ヒョンウク:俺も愛してるよ
お前よりももっとずっと


第15話 終



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Rain 「僕にはとても愛しい彼女」第14話 日本語訳&ストーリー by norinoriさん

2014-11-06 09:45:37 | Rain
norinoriさん、ありがとうございます~


先ずは14話を訳しました
最後のヒョンウクが…(涙)

「僕にはとても愛しい彼女」第14話 日本語訳&ストーリー by norinori


セナ:こんな事しないで
こうやって始まったんじゃないですか
私に優しくしないで
構いもしないで
助けもしないで

ヒョンウク:悪かった
社長としてこの位しても良いんじゃないかと思ったんだ

セナ:私の事は私が解決するから社長は社長の仕事をして下さい

ヒョンウク:心配で
もしかして俺のせいじゃないかって

セナ:だからもう何もしないで
あー本当に私がどんなに必死に耐えてるか
このまま放っておいて


二人の様子を見ていたシウが来てセナの手を握る

シウ:もう放っておいて下さい

シウはセナの連れて行く

シウ:乗れよ

セナ:どこ行くの?

シウ:会社じゃないとこへ
今は俺の言うとおりにしろ

セナ:私は大丈夫よ

シウ:どこが大丈夫なんだ
曲が書けない理由が分かったよ
忘れているようだけど
お前が書けないと俺も曲がなくて困るんだ
早く乗れ
セナとシウは映画を見に行くがセナは上の空

シウ:他に何がしたい?

セナ:もう大丈夫よ
映画面白かった
気分良くなったわ

シウ:お前、映画の間中
他の事考えてただろ
行こう近くで展示会あるらしい

セナ:ううん 私このまま帰るわ

シウ:社長のせいか?
ふたりに何があったのか分からないが もう忘れろ
じゃなきゃ仕事もできないだろ

セナ:もう少し時間をちょうだい

シウ:俺は助けにならないんだな

セナ:早く元通りになるようにするから
今日はありがとう


ソンジンとヒョンウクはビリヤードをしながら話す

ソンジン:こんな時間にどうしたんだ?

ヒョンウク:今日は家に一人でいたくなくて
お前AnAで働いてどの位になる?

ソンジン:5年かな?

ヒョンウク:じゃあ、うちの子達について俺よりもよく知ってるな

ソンジン:どの子が気になるんだ?

ヒョンウク:シウ

ソンジン:シウ...
シウは音域が低いな 
テクニックもちょうと足りないし
でも何となく人を引き付ける魅力がある
そんなとこかな?

ヒョンウク:そんな事じゃなくてさあ

ソンジン:そんな事じゃなかったら
うーん、
あの子は考えもあるし良い奴だと思うよ

ヒョンウク:そうか

ソンジン:なんで
なんか気になる事でもあるのか?

ヒョンウク:今うちの会社の重要商品だろ?

ソンジン:セナと一緒に曲作ってんのが気になるんじゃなくて?

ヒョンウク:そんなことあるか


AnAの会議室

理事:セナが曲が書けないなら他の作曲家を探すか?

ヒョンウク:曲が浮かぶのは一瞬だから彼女を信じて待ってみよう

理事:でも出来なかったら会社にとって致命的だ

ヒョンウク:この件には僕が直接当たります

理事:こんな時は社長が一曲書いてくれればいいのにな


ヒョンウクはシウに話しに来る

ヒョンウク:悩み事が多そうに見えるな
上手く進んでるのか?

シウ:もちろんです


ヒョンウク:信じて待ってるよ
その代わりAnAのスタッフが新しい作曲家を探し出す前に曲を作れ
セナの状態はどうだ?

シウ:良いですよ
社長のお陰で

ヒョンウク:悪いと言ってるように聞こえるな

シウ:心配しないで下さい 自分達で考えますから

ヒョンウク:もしちゃんと書けなかったらお前が側で手伝ってやらないと
元々作曲は心の中から引き出すものだが
心のドアを閉じると曲は書けないんだ
そんな時は自然に出て来るのを待つか
誰かが助けてやるしかない
今その役をできるのはお前だけだ
上手く行く事を祈るよ

シウ:社長
どうやったらいいんです?


編集者とセナが話す所にシウが来る

シウ:ユン・セナ
出掛けよう
一緒に行いたいところがあるんだ


漢江沿いを歩く二人

セナ:なんでここに?

シウ:なぜかお前がここに来たいような気がして
外に出ると気分がちょっと良くならないか?

セナ:ここは辛い時に良く来ていたの

シウ:何がそんなに辛かったんだ?

セナ:私は音楽やりたくてソウルに来たの
でもただ食べて行くだけで精いっぱいだったわ
一日一日を耐えるのが本当に辛くて
私の人生はどうしてこうなんだろってよく思ってたの
その度にここに来て泣いたわ

シウ: 今はじゃあ夢が叶ったんだな
作曲家としてデビューして
シウと一緒に仕事もして

セナ:そうね
考えてみたらちょっとの間にすごく色んなことが変わったな

シウ:これからももっと沢山の事が変わるさ
次に来る時には楽しい記憶だけ残ってるといいな
ちょっと待ってろ


セナは漢江でヒョンウクに抱きしめられた事を思い出す


シウ:次来る時はこの瞬間を必ず思い出せよ
辛い事や悲しい事じゃなくて


ヒョンウクはセナとシウが仲良さそうに仕事をしているのを見る

ヘユン:上手く行ってるようね

ヒョンウク:そうだな

ヘユン:もう平気なの?
あんな姿見て

ヒョンウク:曲作らせるのが俺の仕事なんだから
もちろん平気だよ
行こう

ガールズ・グループをデビューさせるためにチェックする

ショーケースをするとの話にメンバーは喜ぶ

ヘユンに衣装を頼む

カン理事と義母

義母:ありがとう
カン理事がいなかったら私は鬱病になっていたかも知れないわ


家で一人寂しくご飯を食べる父親

父親:一体あいつはどこに行ってるんだ

義母が帰って来る

父親:どこいってたんだ!!
辛くて仕方ないのに


セナとシウはカフェに来る

セナ:昨日イントロが浮かんでさっと作ってみたんだけど

ふたりでイヤホンで聴く

セナ:どう?

シウ:自分が誇らしいよ
お前にこんなインスピレーションを与えて

セナ:ちょっと!

シウ:やっと戻ったな
前のセナに

シウ:何にせよ俺は良いよ
お前が作るならどんな曲でも


ジェヨンと理事の一人が来る

理事:二度とこんな話で呼び出さないで下さい
ジェヨンはふたりの席に座る

ジェヨン:ところでこれからもAnAで仕事しても良いのかなあ

セナ:あなたには関係ないじゃないですか

ジェヨン:お前はそうだとしよう
だけどヒョンウクは一体何を考えてるんだかな
自分のせいで姉さんがああなったのに
その妹をいつまでも側に置くのは全く理解ができない
ヒョンウクがあの時、新人歌手と浮気をしなかったら
ソウンがあんな風に死ななかったかも知れないのに
その事実を知る俺としては...

セナ:聞いてもいないのになんでそんな話をするんですか?
ソ・ジェヨンPDの口から姉さんの話が出るのは良い気がしません

ジェヨン:じゃあ勝手にしろ

シウ:一体どういう事だ?

セナ:聞かなかった事にして
これは個人的な事だから

シウ:お前の姉さんと社長が知り合いだったのか?

セナ:今日の仕事はここまでにしましょう
私帰るわ


AnAの前でセナはヒョンウクに会い黙って見つめる

ヒョンウク:どうした?
俺に話があるのか?

セナは何も言わずに立ち去る


ジュホン:直接ケミナムに聞いたらダメなの?
私、正直ケミナムが葬式に顔も見せない程悪い奴だとは思えないの
私が聞いてあげようか?
でも付き合えるわけでもないんだから
聞いても何も変わらないわね


セナはヒョンウクのくれたネックレスを見つめる


ヒョンウクはセナの書いた新曲を聴く

編集者:ユン・セナ!
この子を専属にしちゃいましょう

ヒョンウク:俺の考えも同じだ

編集者:セナ
この際、契約金をどっさりもらえ
くれなかったら契約するな

ヒョンウク:いくら欲しいか一度聞いてみようか?

セナ:申し訳ありませんが今回の仕事が最後になると思います

編集者:何で?

ヒョンウク:ユン・セナ
ちょっと話そうか?

社長室に来る

ヒョンウク:座れ
シウと息があってたんじゃないのか?
まあ途中でスランプはあったがちゃんと克服したし
シウとこれからも仕事をするのも悪くないと思うが

セナ:おじさんがどんな人なのか分からなくなったの
私はおじさんが少なくとも姉さんをとても愛してたと思ってたの
だから私を助けてくれたんだと
でももう分からなくなったわ
姉さんと何があったんですか?
一体何があったら葬儀場に来もしないの?
おじさんと一緒じゃなかったら
うちの姉さんが死ななかったかも知れないって
そんな話信じても良いんですか?

ヒョンウク:ああそうだ

セナ:姉さんがおじさんのせいですごく苦しんだんなら
私がおじさんに会うのも姉さんに申し訳ないわ
でも今の仕事はちゃんと終わらせます
シウとの約束もあるから


セナが練習室にいるのは見るシウ

シウの回想

ジェヨン:あー、なんとなく気の毒だな

シウ:さっきの話は何なんですか?

ジェヨン:ヒョンウクのせいで今すごく辛いはずだ
姉さんと妹だなんて
本当に驚いてるだろう

練習室に入るシウ

シウ:社長は何だって?

セナ:え?あー、良いって
あとはシウが上手く歌えばいいと思うわ

シウ:今までもずっと上手かったけど
今回は特に上手ければいいんだな?

セナ:そうよ
あんたのナルシストぶりも今回は頼もしいわ

シウ:万が一1位になったらお前にサプライズのプレゼントをやるよ
そしたらお前も俺の望む物をひとつくれ
お前が返事しないなら俺は1位になれないかもしれないぞ
それでもいいのか?

セナ:わかったわ


録音室にて

セナ:最大限素朴な感じで心を込めて歌って

シウ:そんな事言われなくても
俺はいつも心を込めてるさ

セナ:録音スタート!

ヒョンウクはその様子を見る


街の大型スクリーン

-音楽チャート1位-

-1位 シウ/恋しいよ-
-シウのソロ活動遂に成功-
-シウのバラードが女心を盗む-

AnAの会議室

シウの曲が「人気歌謡」で1位を取る

喜びに湧くスタッフ達

理事:これで会社の危機はとりあえず回避出来たでしょう

シウのこれからの活動の話が次々と出る

理事:これを機にユン・セナとも正式に契約しましょう

ヒョンウク:それは難しいだろう
この仕事が最後だ
個人的な事情のため

理事:シウががっかりするだろうな
シウもその事知ってるんですか?

シウは1位になり貰った花束を持ち戻る

スタッフ:シウ、おめでとう!!

シウ:セナはどこにいる?

スタッフ:楽屋にいる

シウ:さっき預けた物をくれ

セナ:シウ、おめでとう!
1位になって...

シウ:言葉だけか?

シウ:受け取れ

トロフィー花を差し出す

セナ:こんな物もらえないわ
ソロデビューして初めてもらったトロフィーなのに

シウ:それがどうした
どうせ来週もまたもらうんだから

セナ:ありがとう

シウ:1位になったらお前にサプライズのプレゼントをやると言ったの
覚えてるか?

セナ:うん もうもらったじゃない?

シウ:いいや

シウは別のプレゼントを取りだす

シウ:俺達これからも一緒に仕事をしよう
何末にシングル出して来年には正規アルバムも出して
2集、3集とずっと

セナ:ごめん

シウ:何が?

セナ:また今度話そうと思ったんだけど
やっぱり今言わないと
私この先あなたと仕事できないの
会社にはもう話したわ 今回が最後だって

シウ:どうして?

セナ:AnAの仕事はもう受けない事にしたの

シウ:社長のとの事か?
社長の顔が見られないから俺にも会わないっていうのか?

セナ:なんで会わないの?
会社の仕事じゃなくても時々会えば良いじゃない

シウ:時々...
お前は俺に時々会うんでいいんだな

セナ:あなたには本当に有難いと思ってるの
あなたのお陰で1位にもなったんだから
こんなトロフィーのプレゼントももらって

シウ:ユン・セナ

スタッフがシウを呼ぶ

セナ:めちゃくちゃ忙しくなりそうね
早く行って

ヒョンウクは車に乗りながらセナ事を思い出す

セナの声:おじさんを好きなのはもうやめるわ

ヒョンウク:それならこれからは片思いになるんだな
もう構わないよ
お前がユン・セナでも


シウはラジオの生放送で理想の女性像は?と聞かれ

シウ:そうですね
僕は歌が上手くてキーボードも弾けて
でも性格はすごくしっかりしてて...

と具体的に答えてしまう

シウ:僕の方は好きなんだけど
彼女はそうじゃないみたいです

シウの爆弾発言を受けヒョンウクの所にカン理事が走って来る

社長、ラジオ聞きましたか?
シウがある女性を好きだと告白しっちゃったんです
たぶんセナの事です
どうしようか
もうセナの身元まで全部暴かれてるようです
あいつ!


シウは前に激写されたセナとの写真を見る

セナから電話が来る

シウはセナと会う

セナ:どうして話したの?
あんな事、放送で言わなきゃならなかったの?

シウ:ごめん
ここまで大ごとになるとは

セナ:今がどんなに大事な時か
歌の反応良かったじゃない
よりによってこんな時にあんな話するの?

シウ:何で話したと思う?
俺がお前を好きな事
分からないか?
-恋しいよ-
社長を想いながら書いた曲だろ?
その曲を歌う度に俺がどんな気持ちか
考えてみた事あるか?
お前が他の奴のせいで心を痛めるのが嫌だから
こんなに好きなのに
お前が他の奴の事だけ考えてるのが嫌だから
どうしたいって訳じゃない
ただ俺は好きだから
そう言うしかなかった
だけどこんなに大ごとになるとは思わなかったが
初めて自分が芸能人なのを後悔したよ
でも俺が放送で言った言葉に後悔ない
あれは全部俺の本心だから


シウは車に再び乗りAnAへ

理事:どうしてあんな事言ったの?
写真は何だ?
この問題をどう収拾したら良いか?

シウ:全部事実なんだからどうしようもないだろ?
俺がセナを好きなのは本当だ
でもどうすればセナに被害が及ばないかそれを考えて下さい

理事:おいシウ!

ヒョンウク:その位にしましょう
どうせ話は広まるんだ しょうがないでしょう

ジュホン達はセナにシウとの事を聞く

セナ:私達何でもないわ

ジュホンの彼がシウの新曲の発売を見つけ買う

ヒョンウクの所にヘユンが来る

ヘユン:一杯飲みに行かない?
話があるんだけど

ヘユン:シウへの反応は悪くないわ
純情な子だと映ったみたい
でも軽率だとの見方もあるわ
会社の立場として出した結論はこうよ
ユン・セナとは付き合い始めたところだから見守ってくれと認め、
一か月後収まって来た頃に別れたと記事を出すの
そうすればシウのイメージの打撃は少し減るわ
あなたに先ず言わなきゃと思って

ヒョンウク:別れるって記事が出るのは俺達の考えで
本当にそうなるかは分からないさ

ヘユン:あなたの気持ちはどう?
シウとセナの話が出ても大丈夫そう?

ヒョンウク:かえって良かったかもしれない

ヘユン:取り戻したいんじゃないの?

ヒョンウク:それでも仕方がないよ
俺に資格はないだろ
どうしようもなく悪い奴だから

ヒョンウクはセナを呼ぶ

ヒョンウク:座れ
会社の立場から話をするよ
シウのイメージを考えない訳にはいかない
お前とシウは始まったばかりだと説明し
一か月後に別れたと記事を出す
それに関してはお前が了解くれると有難い
スキャンダルが出て全て言い逃れするのは好ましくないという立場だ

セナ:社長の考えはどうですか?
私が会社の立場に従ってシウと始まったふりする事を望みますか?

ヒョンウク:俺は二人が結構お似合いだと思ってる
シウの気持ちは本気だし
お前も嫌いじゃないのなら
敢えて拒む必要はないだろう

セナ:わかりました
これで失礼します


セナが外に出ると記者達に写真を撮られる

ヒョンウクがコートでセナを隠し
AnAから公式に発表があります
彼女は芸能人ではなく作曲家です
プライベートは保護しないとなりません
もし今撮っている写真が出回ったら法的に責任を取らなければなりません


静かな所まで来る

ヒョンウク:大丈夫か?

セナ:ええ ありがとうございます

ヒョンウク:付いて来い
どうやって帰るつもりだ

ヒョンウクの車で帰る二人

セナ:じゃあこれで

ヒョンウク:しばらくの間、外に出る時は気を付けろ

セナ:はい 気を付けて帰って下さい

ヒョンウク:ユン・セナ
シウの件、堪えられそうか?
あんまり辛いなら今からでもやめると言っていい

セナ:いいえ、私は平気です
さっき言ったようにします

ヒョンウク:そうか 分かった

セナは部屋に帰る

セナ:ジュホン、私もう引越ししないと
そうでもしないとおじさんの事、気持ちの整理ができないの


シウとスタッフ

スタッフ:付き合っていると公表する事にした


シウはセナに会いに来る

シウ:明日記事が出るそうだ
俺達付き合ってると

セナ:うん

シウ:なのに肝心な俺達はこんな表情で向かい合ってる
俺をすごく恨むか?

セナ:ううん
考えてみたら私ちゃんと言った事なかったわ
自分の事だけ考えて
でもこれだけは言いたかったの
シウと仕事するのとても楽しかった
息が合う事も多かったし
それと何にせよ-恋しいよ-はあなたと作った曲でしょ
これから歌う時に辛く感じないで欲しいわ

シウ:お前が謝るのを受け入れたら俺の事も許してくれるか?

セナ:ええ

シウ:1位になった日にあげようとしたのに
渡せなかったから今あげるよ

セナ:シウ

シウ:返事は一カ月後に聞くよ
まだ一カ月も残ってるだろ?
俺にもチャンスをくれよ
結論はその時に出す事にしよう
別れの記事がでるか
じゃなきゃ別の記事が出るか


ヒョンウクとソンジン

ソンジン:セナとシウは何時からそうなったんだ?
シウがセナを好きなのは何となく知ってたけどセナもなのか?
お前二人が上手く行っても本当に構わないのか?

ヒョンウク:ふたりがお似合いで通じ合うなら応援してもいいだろ

ソンジン:おいお前自分の気持ちを誤魔化すな
お前がものすごく苦しそうなのを俺が分からないと思うか?

ヒョンウク:苦しくても仕方がないよ
最初からあの子を好きになる資格さえなかったんだ
ソウンを死なせてしまったから

ソンジン:おい、それがなんでお前のせいなんだ?
誤解があり、 事故が起きた、
それだけだ

ヒョンウク:誤解を生んだのも俺だし
事故に遭わせたのも結局俺だ
どうせあの子を手放すことにしたんだから
俺が悪者になる方がいい

ソンジン:お前まさかその話セナにしたんじゃないよな?


セナとコンチョル

コンチョル:お前本当に引越すのか?

セナ:生活費は必ず返すわ 

コンチョル:本当に行くんだな?
また帰って来るんじゃないんだな?

セナに電話が来る


ソンジンに呼ばれて来たセナ

ソンジン:来たか
急に呼んで驚いたろう?

セナ:近頃よくある事なのでもう慣れました

ソンジン:そうか
シウとの記事見たよ
正直ちょっと驚いたよ
お前はヒョンウクが好きだと思ってたから
俺がヒョンウクとは昔からの友達だと話したろ?

セナ:はい
ならうちの姉とも知り合いですか?

ソンジン:うん
ソウンとヒョンウクの関係も知ってたし
お前とヒョンウクの関係も知ってるが
俺は正直言ってお前達に上手くいって欲しい

セナ:そうできないって事もよくお分かりじゃないですか?

ソンジン:黙って見てようと思ったが誤解は解かないとな

セナ:何が誤解なんですか?
おじさんが姉さんを裏切ったって事ですか?
それで葬儀場にも来なかったって事ですか?

ソンジン:じゃあお前はそれを全部信じてたのか?
ヒョンウクが新人歌手と浮気したと噂になった
でもそれは事実じゃない
ヒョンウクは絶対そんな奴でもないし
葬儀場には入れなかったんだ
お母さんが入れてくれなかったから

セナ:おじさんがうちの母さんに会ったんですか?

ソンジン:俺はその日一緒に行ったよ
でもお母さんはソウンに合わせてくれなかった
一緒に事故に遭ったのに娘は死に 
恋人は生きていたのを受け入れられなかったんだろ
ヒョンウクのせいじゃなかったのも分かっていて
理不尽なのも分かっていても
お母さんはヒョンウクを許せないと言っていた
そしたらソウンの死は誰が責任を持つのかと
ヒョンウクはその話を聞いて引き返すしかなかったんだろう
その気持ちを俺も知ってるから今まで黙って来たが
これ以上は無理だ
ヒョンウクとお前があんまり気の毒で

ソンジン:もうこの位で抜け出せないか?
昔の傷から


ヒョンウクは家で料理をしている

ヒョンウク:タルボン!
タルボン ここんとこどうした?
なんで悪さをするんだ?

タルボン 離せ
お前を叱りたくないよ 病気なのを知ってるから
だが俺もちょっと辛いんだ 
お前まで煩わするな
タルボン!
どうした?外に行きたいのか?
わかった
じゃあ庭だけだぞ

タルボン!!

ヒョンウクは追いかけるが見失う


タルボンはセナの所に走ってくる

セナ:タルボン!
どうしたの?ひとりで来たの?

タルボンは倒れる

セナ:タルボン!


セナはタルボンを病院に連れて行きヒョンウクを呼ぶ

ヒョンウク:どういうことだ?

セナ:タルボンがさっき家の前に来たの
そしたら急に倒れたから連れて来たんだけど
容体がとても悪いらしいの


タルボンを見つめる二人

セナ:子犬の頃していた襟巻きは私が編んだ物なの
姉さんもタルボンをとても可愛がってたんでしょ?

ヒョンウク:ああ

セナ:だからタルボンは最初から私を好きだったのね


医師の診断結果を待つ二人

医師:少し状態は安定しています
自宅に連れて帰るのが良いかと思います
病院で最後を迎えるよりも慣れた所が良いでしょう


車にタルボンを乗せる二人

セナ:家に帰らないで
タルボンが最後かも知れないんでしょ
皆で海に行きましょう


海に着く

ヒョンウク:あいつを連れて来たのはソウンだったんだ
何をするにもタルボンがいつも一緒だった
俺が死にたいくらい苦しかった時も側にいたのはあいつだった

セナ:なぜ何も言わなかったの?
なぜ私がおじさんを誤解するのを放っておいたの?

ヒョンウク:俺が悪かったから
結局ソウンを死なせてしまったのは俺だから

セナ:私がおじさんを恨むのを望むの?

ヒョンウク:ソウンが去った後
俺はすごく辛かった
ピアノも弾けず
作曲する事もできず
音楽も聴けなかった
罰を受けて当然だと思っていたよ
お前に会った時 
俺は罪悪感を減らしたかったのかも知れない
お前のためじゃなく俺のために
だから今お前に恨まれても当然なんだ

セナ:ずいぶん楽ね
全部罪を被って 見ないようにして
このままタルボンまで居なくなったらおじさんはどうするの?


タルボンが倒れこむ
息を引き取るタルボン


ヒョンウクはタルボンの居なくなった家でタルボンを思い出す


庭に出たヒョンウク

セナ:僕また来ました
タルボンの友達タルボクです

タルボンが最後におじさんに伝えたい事があるって
タルボンは姉さんにまた会ってすごく幸せだけど
おじさんが悪い奴、悪い奴と繰り返し言うから
心配してふたりで楽しく遊べないって
タルボンも姉さんももう送ってくれって
そのくらい苦しんだならもう十分だって
そして幸せになって欲しいって
おじさんのせいじゃないから
もう泣かないで


セナはヒョンウクの頬の涙を拭う


ヒョンウクはセナを抱きしめる

ヒョンウク:ああ会いたかった
会いたくて死にそうだった
どうしたらいいかわからない


第14話 終


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