「よかろうパーク」というキャンプ場でトリさん講師による採蜜の見学会に行ったのですが、その道すがら、玖珠町から院内町へ、トリさんの設置した日本蜜蜂の巣箱を巡りました。
「トリさん、こと吉武琢磨氏。養蜂家。福⑧堂 店主」
彼の縄張りは広い。それは「縄張り」などと言って何かを限定するスケールではない。
日本蜜蜂の養蜂は、セイヨウミツバチのように「プラント」で飼う事が出来ず、物凄い広範囲に渡り、ひと箱ひと箱置いて行かなきゃならない。
その点在する巣箱点検に随行した、というわけです。
圧倒的されるロケーション。
決して「秘境」ではなく、人間の生活の吐息の聞こえる大自然。
「釣瓶が落ちるように紅葉が景色を変えるでしょう」
10月も終わろうとする九州大分、遠い空に種をまく緑の底力。