四つの誕生日
〇亀井勝一郎(1907~1966)全集(講談社1972)との出会い
・ 高校生のとき現代国語の教科書に「黄金の言葉」がのっていた。
・ 久留米市内の古本屋で8冊購入。友人に頼んで弘前の古本屋を紹介
して もらい残り16冊を購入。
・ 女性の味方、社会啓蒙家、執筆のバックグラウンドは仏教、親鸞。
・ こころの救いを仏教にもとめた。
〇四つの誕生日全集第8巻123~124p.
・ 母親から生まれる
・ 青春時代。疑問をいだく。如何にこたえるか。
・ もう一度自分に念をおしてみる。宗教的誕生日。邂逅による開眼
・ 死んで思いでとして生まれる
〇最も重要なのは第三の誕生日
・ 親鸞聖人『教行信証』序に「遇い難くして遇うことを得たり、
聞き難くして已に聞く」
・ 法然上人が念仏易行の門に達するまでに、比叡山に入ってから30年。 親鸞が法然上人に出会うまで20年
〇最大の幸福は宗教的誕生日をもつことだ。
今まで見えなかったことが見え てくる。
本との出会いの影響は大きい。邂逅は本との出会いもある。