Zen lecture 'Buddhist faith'
苦、思うようにならない
・四苦=生老病死。サンスクリット語はドゥッカー、思うようにならない。
・高神覚昇(1894~1948)は真言宗の僧侶で仏教学者。『般若心経講義』は昭和9年に発刊され、長年ベストセラーでした。当時12回に分けてラジオ放送された講話記録。
・苦の自覚をもたない人は、人生の見方が浅薄です。皮相的です。「最も苦しんだ人のみ人の子を教える資格がある」というのはそれです。お坊ちゃん育ちは、とかく何事も見るにつけするにつけ、みんな浅薄です。浅はかです。子どもを育てる場合でも、この「こつ」が必要です。
・Aさんの手術に際して家族が医大の先生に呼ばれた。
大手術でした。手術の前に先生が「命の保証はありません」とおっしゃいました。私は「80年も生きてきましたので、この後の人生はおまけです。ですから存分にやってください」と申しました。手術は成功して命拾いをしました。今はこんなに元気です。ありがたいことです。
・思うようにならない、その先に仏の世界がある
人の最期はそれぞれ違うが、信仰に篤い方は安らかな最期を迎えられるに違いない。
Buddhism and Zen lecture 'Buddha taught Karma' by Giken oshyo
動画
Zen lecture