乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

家族旅行に行きました~その3

2014-10-16 17:26:18 | 日記
随分と久しぶり(1ヶ月ぶり!?)になってしまいますが、沖縄家族旅行記の続きです。


カラダが痛くて目覚める、沖縄本島3日目の朝。

痛いときにはガマンせず、レスキュー!
オキノームをのんで、さぁ、今日も頑張って楽しもう!(笑)

沖縄3日目も、やっぱり青空!

ホテルの窓から伊江島を眺めたら、海から大きな虹が出ているのを発見!
俄然、気分が盛り上がります。

家族全員で虹を見ながらの朝食を終えたら、快晴の中、まずは朝8時半、ホテルから徒歩で美ら海水族館へ!

朝イチの美ら海水族館は、夏休みでも お客さんは少なめで、ゆっくり見て回ることができました。

「混んでる美ら海水族館って、あんまり好きじゃないんだよね~。今日は空いててイイネ!」なんて贅沢なことを言う我が家の大学生。

そりゃぁね、小さな頃から10回以上来てるから、まぁ、そんな風に思うのも無理はないか?!
親が甘やかし過ぎ?!ってか、沖縄ばっかり旅行し過ぎかも(笑)。

ジンベイザメやマンタが悠々と泳ぐ大水槽を上から眺められる「黒潮探検」も満喫し、水族館内を一通り見終わったら、いったんホテルに戻ります。

そして、レンタカーで長距離ドライブへ!
目指すは沖縄本島最北端の辺戸岬。

オキシコンチン服用中の私は運転できないので、ハンドルを握ってくれるのはダンナさま。

快晴の下、「パパ!頑張って~っ!」と子ども達が声援をおくり、ドライブがスタート。

本部から今帰仁へ走り、ワルミ大橋を渡って屋我地島から古宇利大橋へ。

古宇利大橋の景色の素晴らしさは橋が出来た頃と変わりませんが、古宇利大橋の周りと古宇利島の様子の変貌ぶりには、そりゃぁ、驚きました。

オシャレなカフェやレストランが建ち、整地された駐車場が目立ちます。

“素朴な感じが魅力だなぁ”と感じていた島は、すっかり観光地化されていました。

10年余も経てば、当たり前か…。

観光で訪れる人が増えて島が活性化して、島が潤って、島の人の暮らしが便利になって良くなって、島の人が幸せになってくれたら嬉しいのですが。

そして、綺麗な海が綺麗なままでいてくれたら。

…などと、もっともらしいことを言っても、私も所詮は通りすがりの観光客。
なんとなく申し訳ない気持ちになります。

古宇利島と古宇利大橋で昼ドラのロケ地を車窓から眺めて家族で盛り上がったら、次は早めの昼食を食べに『前田食堂』へ。

まだお昼前だというのに、前田食堂は満席。さらに並んでいる人が!

真っ青な空と海を眺めながら順番待ちです。

奥の座敷のテーブルが空いたら、急いで注文します。
「肉そば!」

ボリューム満点の肉そばをペロリとと平らげて、次に目指すは辺戸岬。

真っ青な空と海を見ながら海岸線の道を北上します。

ここらへんまで来ると、すれ違うクルマも少ない。ってか、ほとんど無い。
真夏の観光シーズン真っ只中の沖縄なのに。

昔に来た時には無かった真新しいトンネルや道路を走り抜け、やってきました辺戸岬!

快晴の辺戸岬からは、ハッキリと与論島が見えました。

青い空と碧の海の向こうに見える与論島は白く輝く真珠色。
素敵な景色でした。

休憩所や遊歩道は近年に整備されたようで、新しい感じが。
駐車場もキレイに整地され広~い!

我が家が行った日は、ちょうど岬のパーラーが新しく開店した日のようで。

かき氷やアイスクリームや ぜんざいなどの甘味・デザート系や焼きそばやシュウマイやオニギリなどの軽食も販売している、頑張ってるパーラー。
値段設定も お高くない感じ。嬉しい。

我が家の子どもたちもテンション高く(笑)喜んで ぜんざいや かき氷を食べました。
風がとても強くて、なぜだか子どもたちはケラケラと楽しそうに笑っていました。

沖縄最北端、辺戸岬。

沖縄には何度も行く我が家ですが、辺戸岬は、よほど気合いを入れないと、なかなか行ける場所ではありません。

那覇からはモチロン、リゾートホテルの建ち並ぶ恩納村や名護市からだって、むっちゃ遠い!
美ら海水族館からだって、かなり遠い。

なので、「今回が、私の 人生最後の辺戸岬かなぁ」などと思いながら、風景を目に焼き付けて。

真夏の沖縄の絶景の中、カラダのあちこちに痛みを感じながら、何度か呟いてみました。
「なんくるないさぁ~」と。

さぁ、帰りは東海岸~山道をクルマ走らせて帰るよ!
「パパ、運転、頑張って~!」
《続きます》

読んでいただき、ありがとうございます。