通院中のC総合病院は、がん拠点病院なので、がん相談支援センターがあり、患者本人や家族を対象にした「サロンミーティング」を月に4回くらい実施しています。
C総合病院の「サロンミーティング」は、がん体験者のボランティアさんがファシリテーターをしてくださり、病院のスタッフ(臨床心理士や看護師やワーカー等)も毎回1~2人参加します。
私は今まで、病休で長期にお休みさせて頂いていた頃に、1回?2回!?、参加したかな。
今まで参加した回は、60歳以上の方が参加者のほとんどだったり、40歳代の方でも独身の方が多い印象で。
色々なお話を伺えるのは勉強になったのですが、正直なところ、年代や家族構成などが違うためか、あまり共感できない部分が多かったような気がしていました。
また、ボランティアさん以外に参加する病院スタッフ(看護師等)が、きれい事や建て前の話をしたりするのがイヤだと感じていました。
私自身、心に余裕が無いから、共通点を見つけられなかったのかもしれませんし、病院スタッフの発言にもマイナスイメージを抱いてしまったのかも。
少しでも“イヤだなぁ”と感じていたサロンミーティングに出ることは、私には高いハードルでした。
気持ちだけでなく、現実的にもハードルは高くて。
隔週の曜日限定の平日の午後なので、仕事をしていると なかなか出るのが難しいのです。
私が主治医を受診する日とサロンミーティングの日は曜日が異なります。
通院のため月に数回の受診日には病休で仕事を休ませていただいている上に、チビや子どもらの病気だ受診だ学校行事だと休暇をいただいている中。
サロンミーティングに参加するために、さらに仕事を休むのは私には難しいように思えました。
また、ギリギリまで仕事をして、病院のサロンミーティングに行って、帰宅して家事をして、また翌日は仕事へ…というのは今の私の体力的には、しんどいわけで。
それでも、私は最近、「患者会に出てみたい」と思うようになっていました。
まずは病院のサロンミーティングに何回か参加して慣れて、それから地域の患者会を訪ねてみようかと、臆病者の私は1人で手順を考えてみました。
「忙しいから出られない」「疲れちゃうから行けない」「行っても共感できる人がいない」って言ってたら、いつまでたっても出られないし進歩が無いなぁ…と考えて考えて。
なので、先日、思い切って「病院で開催されるサロンミーティングに行くために午後はお休みいただきます!」と上司に伝えて、仕事を半日休んで、行くことにしました。
サロンミーティングに。
すると、上司は笑顔で「そういうのは大切だから、ぜひ行っておいで」と言ってくれました。
理解ある上司に恵まれて、私は幸せだなぁと思いました。
同僚も、毎日、応援してくれていて。
感謝です。本当に有り難い。
職場の最寄り駅から急いでバスに乗り、病院へ。
バスは定刻より少し遅れて到着。
私は10分程の遅刻でサロンミーティングに参加させていただけました。
今回のサロンミーティングはテーマ別で「再発・転移した患者と家族」の集まる回です。
その日の参加者には、「4歳の子がいる」と話される子育て世代の方が いらっしゃいました。
4歳といえば我が家のチビと同い年。
また、その日に参加した病院スタッフの1人は、自分自身の体験を語った後、患者や家族の話しを聴いて涙を流していました。
今までは聞くだけで、あまり話さなかった私でしたが、今回はツラい気持ちや子どもや夫への想いなどを思い切って喋ってみました。
今回のサロンミーティングを終えての私の感想は、「頑張って行って参加して良かったなぁ」でした。
そして更に思ったのです。
子育て世代の進行がん患者と家族を応援する何かが出来ないだろうか?
子育て世代の進行がん患者や家族のために、何か、今の私に出来ることは ないだろうか?と。
私は、ただの弱虫な一人の進行がん患者でしかないけれど。
何か、出来ることがないかなぁ…。
まずは地元でも開催されているという患者と家族の会に、参加するところから初めてみよう。
サロンミーティングの帰りに院内の情報センターに寄って、患者会の会報やチラシをいただきました。
仕事を休まなくても出られる、土曜日や日曜日に開催される患者会に出てみよう。
1人で行くのはドキドキするけれど、ちょっと勇気を出して行ってみよう。
そんなふうに少し前向きな のぴりぃなのでございます。
いつまで前向きな気持ちが続くかは…自信ないのですが(笑)。
あと、のぴりぃの夫はサロンミーティングとか患者家族会とかに自ら参加しようとするタイプでは無く。
まぁ、人それぞれっていうことで(笑)。
読んでいただき、ありがとうございます。
C総合病院の「サロンミーティング」は、がん体験者のボランティアさんがファシリテーターをしてくださり、病院のスタッフ(臨床心理士や看護師やワーカー等)も毎回1~2人参加します。
私は今まで、病休で長期にお休みさせて頂いていた頃に、1回?2回!?、参加したかな。
今まで参加した回は、60歳以上の方が参加者のほとんどだったり、40歳代の方でも独身の方が多い印象で。
色々なお話を伺えるのは勉強になったのですが、正直なところ、年代や家族構成などが違うためか、あまり共感できない部分が多かったような気がしていました。
また、ボランティアさん以外に参加する病院スタッフ(看護師等)が、きれい事や建て前の話をしたりするのがイヤだと感じていました。
私自身、心に余裕が無いから、共通点を見つけられなかったのかもしれませんし、病院スタッフの発言にもマイナスイメージを抱いてしまったのかも。
少しでも“イヤだなぁ”と感じていたサロンミーティングに出ることは、私には高いハードルでした。
気持ちだけでなく、現実的にもハードルは高くて。
隔週の曜日限定の平日の午後なので、仕事をしていると なかなか出るのが難しいのです。
私が主治医を受診する日とサロンミーティングの日は曜日が異なります。
通院のため月に数回の受診日には病休で仕事を休ませていただいている上に、チビや子どもらの病気だ受診だ学校行事だと休暇をいただいている中。
サロンミーティングに参加するために、さらに仕事を休むのは私には難しいように思えました。
また、ギリギリまで仕事をして、病院のサロンミーティングに行って、帰宅して家事をして、また翌日は仕事へ…というのは今の私の体力的には、しんどいわけで。
それでも、私は最近、「患者会に出てみたい」と思うようになっていました。
まずは病院のサロンミーティングに何回か参加して慣れて、それから地域の患者会を訪ねてみようかと、臆病者の私は1人で手順を考えてみました。
「忙しいから出られない」「疲れちゃうから行けない」「行っても共感できる人がいない」って言ってたら、いつまでたっても出られないし進歩が無いなぁ…と考えて考えて。
なので、先日、思い切って「病院で開催されるサロンミーティングに行くために午後はお休みいただきます!」と上司に伝えて、仕事を半日休んで、行くことにしました。
サロンミーティングに。
すると、上司は笑顔で「そういうのは大切だから、ぜひ行っておいで」と言ってくれました。
理解ある上司に恵まれて、私は幸せだなぁと思いました。
同僚も、毎日、応援してくれていて。
感謝です。本当に有り難い。
職場の最寄り駅から急いでバスに乗り、病院へ。
バスは定刻より少し遅れて到着。
私は10分程の遅刻でサロンミーティングに参加させていただけました。
今回のサロンミーティングはテーマ別で「再発・転移した患者と家族」の集まる回です。
その日の参加者には、「4歳の子がいる」と話される子育て世代の方が いらっしゃいました。
4歳といえば我が家のチビと同い年。
また、その日に参加した病院スタッフの1人は、自分自身の体験を語った後、患者や家族の話しを聴いて涙を流していました。
今までは聞くだけで、あまり話さなかった私でしたが、今回はツラい気持ちや子どもや夫への想いなどを思い切って喋ってみました。
今回のサロンミーティングを終えての私の感想は、「頑張って行って参加して良かったなぁ」でした。
そして更に思ったのです。
子育て世代の進行がん患者と家族を応援する何かが出来ないだろうか?
子育て世代の進行がん患者や家族のために、何か、今の私に出来ることは ないだろうか?と。
私は、ただの弱虫な一人の進行がん患者でしかないけれど。
何か、出来ることがないかなぁ…。
まずは地元でも開催されているという患者と家族の会に、参加するところから初めてみよう。
サロンミーティングの帰りに院内の情報センターに寄って、患者会の会報やチラシをいただきました。
仕事を休まなくても出られる、土曜日や日曜日に開催される患者会に出てみよう。
1人で行くのはドキドキするけれど、ちょっと勇気を出して行ってみよう。
そんなふうに少し前向きな のぴりぃなのでございます。
いつまで前向きな気持ちが続くかは…自信ないのですが(笑)。
あと、のぴりぃの夫はサロンミーティングとか患者家族会とかに自ら参加しようとするタイプでは無く。
まぁ、人それぞれっていうことで(笑)。
読んでいただき、ありがとうございます。