乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

あらためて。

2016-04-07 22:10:55 | 日記
ちょっと長いです。

東京は今日の雨で桜が散ってしまったようです。
皆さんのお住まいの地域は、いかがですか?

さて。私、今年で48歳。
そんな歳になって、子どもの看病だからと徹夜の日々を繰り返したからか?!
はたまた歳とは関係なく、乳がん多発骨転移の身の上だから、今日が雨だからか?!

うぅっ。
数日前から、カラダが痛い私なのです…。

特に骨転移の部位が、痛いです(泣)。
他にも、あちこちスジが痛かったり、新たな骨(!?)の痛みも有り…。
痛み止めを飲まなくても大丈夫になってから、久々に、痛~い。

おばさんだから、いい歳だから、筋肉痛じゃない痛みも、徹夜の影響は遅れて やって来るのか?などと思いつつ。

いや、だからと言って仕事は休めない。転勤したばかりの職場だし、有給休暇も残り少ないし(汗)。

今日は目覚めたら、雨。
雨の朝はタクシーがつかまらず、夫が車で最寄り駅まで送ってくれました。
ありがたい。

職場に着いたらカロナール飲んで、仕事仕事!

やっと勤務時間が終わり職場を出て帰りの電車に乗って少しホッとした、その時。

夫から「帰りもT駅で待ってます」とメールが。

T駅は途中下車になるけれど、車で迎えに来てくれるなら、すごく助かる。
何しろ今日はカラダが痛い、朝からずっと痛いから、駅から家まで歩かずに帰ることが出来るのは本当にありがたい!

そう考えながらT駅で下車。
T駅は そこそこ大きな駅なので、ホーム→改札→駅の出口までの距離が結構あり、出口に向かって歩く私の足取りはヨタヨタのノロノロ。
それでも、夫が車で迎えに来てくれているからと、頑張って歩き、エスカレーターに乗り、出口へ。

「…あぁ、やっと着いた」と思わず声が出てしまった、次の瞬間。
なぜか、夫が目の前に立っていたのです。

あれ?
なんで夫が ここに立っているの?車に乗って近くで待ってるんじゃなかったの?
と不思議に思いましたが、この時点では、

あ、そうか。
近くに車を停めて迎えに来てくれたのか。車は、どこ? 早く車に戻らないとダメなんじゃない?駅前だし。急がなきゃ。

と思った私。

が、夫は私を見つけると、急ぐ様子もなく歩き始めました。
そして、そのまま歩くこと500メートル。
そう、駅から500メートル離れた駐車場に車を停めていたのです。

元気な時の500メートル歩くのなんて、どうってこと ありません。
でも、カラダが痛くてヨタヨタのノロノロな今日の私には、この500メートルが とてもツラいものでした。

夫に全く悪気が無いのは分かっています。
今朝だって駅まで送ってくれたのです。優しい人なんだと思います。
少なくとも、心が狭くて怒りんぼの私よりは 夫の方が寛容で優しい人だと分かっています。

でも。元気な夫が、私の骨転移や治療の副作用の痛みとか体調の様々なツラさとかダルさとか、そういうのを思い図るのは難しいことなんだな。
そうだよ。仕方ないことなんだ。
と、今日は改めて気づいたように思いました。

夫を責めているのでは ないのです。
毎日の生活を一所懸命に頑張ってくれている夫には感謝しています。

がんになった人にしか分からない。
再発・転移した人にしか分からない。
完治は望めないステージ4だと言われた人にしか分からない。

そういうものなのかなぁ…と、今日は歩いている間、考えていました。

反対に、毎日一緒にいる家族のツラさを、私は分かってあげられていないのかも。

夫や子どもには、がんになって欲しくないし。
がんにならずに夫や子どもが元気に幸せに生きていてくれるなら、がんになった私のツラさは分かってくれなくていい。
そうも思いました。

私は、皆さんが繋がっていてくださるので、孤独感に押し潰されずに今日も前向いていられます。
皆さんのおかげです。
ありがとうございます。

今日より明日が佳い日になりますように。
明日の朝に目が覚めたら、痛くないといいなぁ。

皆さんの明日も、佳い日でありますように♪祈っています。

不安定な天候だったりします。
体調第一!家族大切!無理は禁物!で、皆さんご自愛くださいませ。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。