今日は病院の予約日
検査があるので9時15分までに行かないといけない
アーアー 通勤時間と重なる と 少々憂鬱
案の定 電車は混んでいた
電車に一歩足を踏み入れた途端 いちばん乗車口に近い席に座っていた人と目が合ってしまった
サラリーマン風の男性はすぐさま席を立って 私に席を譲る動作をした
躊躇しながらも開けてもらった席に座った
正直 嬉しかった
立った男性が私の前の床に置いたかばんには 500mlのお茶のペットボトルが2本入っていた
終点駅で「ありがとう」と声を掛けた
男性はチラッとこちらを見て 足早にホームを駆け降りた