コスモス畑が寂しい

この季節になると毎年楽しみにしてきた　コスモス

去年も何か変だと感じていたが

今年は去年に増して寂しいコスモス街道になっていた

2～3年前までは一面コスモスが咲きほこっていた

四方八方に広がる農道を自転車で走りながら

スマホで写真を撮る場所を探したり

コスモスごえに走る電車をボーっと眺めたり

ちょっとコスモスを拝借？して家に持って帰り花瓶にいけたり

私の中では手軽に秋を感じる行事になっていた

農作業をされている人がおられたので声を掛けてみた

すると

「毎年咲かせるために種を蒔いたり　花後のコスモスは硬くて刈り取りも大変で手で刈ってから機械で根っこを掘り起こして耕す　年がいったらなかなか・・・」

と話してくださった

何も知らず休耕田に勝手に毎年種が落ちて咲いているものだと思っていた

コスモスが少なくなった寂しさよりも　人の手が入ってこそコスモス街道が成り立っていたことを知らなかったことへの申し訳ない気持ちでいっぱいだった

今　咲いているコスモスが愛しくさえ思えてきた