道草日記2020

道草大好き 寄り道大好き

新型コロナウイルス元患者インタビュー

2020-05-19 10:25:48 | 日記
     5月18日の神戸新聞より
約1か月の療養生活の体験が綴られていた
 1 検査まで時間がかかったのに陽性の判断後ははやい
   「車がない場合は 救急車で全員防護服で迎えに行く」と言われ
   近所に感染を知られたくなくて 妻の車で病院に行く
 2 初日は 個室 CTの検査で肺に炎症が見られる
 3 2日目に カーテンに仕切られた4人部屋に移る
   通路側で窓もなく閉鎖空間 熱はなかった
   シャワーは 月・水・金 30分 
   マスクは 1週間同じマスクを使用
   電話は 唾が飛ぶからNG
  唯一の心の支えは 病室から往復20歩で行けるトイレへの外出
  トイレの窓で天気を知る
  用を足さない時も トイレに25回も行く時があった
  「動物園のオリでうろうろする獣の気持ちがわかった」と
 4 元気なのに陽性が続く
   入院している病院ではアビガン等の臨床検査はしておらず 
   薬は出なかった
 5 2週間が過ぎ 軽症者の入るホテルに移る
  「窓がわずかに開いたのが幸せだった」
  「雨の香りを感じた」
  「電話で話が出来た」
 6 7回目のPCR検査で退院条件となる2回連続の陰性となる
 7 4週間ぶりにようやく帰宅できる

 この男性は
  「緊急事態宣言がが解除されると 
   差別もあるため検査を敬遠する軽症者も出てくるかもしれない 
   気持ちよく検査でき 療養できる環境に改善されたらいいと思う」 

このまま新型コロナウイルスが終息するとは思えないし
いつ 我が身に襲い掛かるかもしれない
そう思うとネガティブ思考になってしまうが 
せめて 
小さな幸せを見つけるアンテナを 目一杯張って暮らしていくことにしよう

  
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